2008年12月25日木曜日

抱っこして!

ぽくこは名前を呼んでもこちらを見ないことが多い。
遊びに夢中の時はなんとなく理解できるけれど、そうでないときも多々ある。
あまりにも無視し続けられるとなんとなく不安になって
どこか異常があるんだろうか。自閉症ってこういう感じなんだろうか。
とあれこれ勘ぐってしまう。
「ぽくこ、おいで」と手のひらを出しても一向にこちらにこようともしなくて本気で心配していた。

そんなぽくこだったが最近覚えたのが「抱っこして」のアピール方法。
飛行機をしていてもさっと方向を変え、こちらに近づいて両手を膝の上にのせて必死によじ登ろうとするのだ。
とても分かり易いのでさっと抱きかかえてあげる。
100%間違えられることのないこのアピールに気をよくしたのか一日中抱っこして、抱っこしてとすり寄ってくる。
ハイハイやつかまり立ちを始めるこの時期にあんまり抱っこばかりしていてはいけないよなぁ、、、と思いつつ
その可愛いアピールにデレデレになりやはり抱き上げてしまう今日この頃・・・。

2008年12月24日水曜日

☆Merry Christmas☆

朝の仕事が一通り済んでから、ぽくこのクリスマスプレゼントをあけた。
木の動物がレールを伝って動くものやそろばんのような物、木琴などがついた木製のおもちゃ。
対象年齢が少し高かったせいでぽくこはややもてあまし気味。
おもちゃの機能と言うより、まだ立てない子にはさわりづらい高さなのだ・・・これは失敗だった。
膝に座らせてみたりしたけれども座るとその分おもちゃが遠のいてしまう。
何でもさわって匂って舐めて確認したいぽくこには近くて遠いじれったい代物となってしまった。残念。

まぁそれでも今あるおもちゃだってついこの間まではただじっと眺めるだけだったのにいつのまにか触れるようになり、あっという間に掴んで舐めて投げとばすようになったのだからこのおもちゃを使いこなすようになるのもきっとそう遠くないに違いない。

そして今年新調したツリーの前で記念撮影をした。
ただでさえぽくこはじっとしていないのに、カメラマン(私)の腕が悪くてこれでもか!というくらい沢山撮影したのにどれもこれもボケている・・。あぁ、、残念。仕方ない、こころのアルバムにしっかり焼き付けておこう。

2008年12月22日月曜日

うんち

離乳食をしっかり食べてくれるようになってから明らかに便通が悪くなった。
育児書には緩くなるタイプの子と出なくなる子といるとの記述がある。
それでもスープ状の離乳食の頃はお腹をマッサージしてあげたらすぐに便通があったものだけれど
ここ最近はマッサージでは音沙汰がない。
この前の時は病院で教わったオリーブオイル綿棒で刺激してあげたらすぐに出たのに・・
3日前から出ない。
心なしかお腹が膨らんでいるような・・・
と心配していたら大量のお通じが!!
明日が祝日で病院が休みだからとりあえずホッとしたけれど
小さなお茶碗一杯程度の食事を2度するだけでこんなにも滞ってしまうことに驚いた。

2008年12月21日日曜日

プレゼント

ぽくこのクリスマスプレゼントを買いにベビざらスへ行ってきた。
同じような親子連れがたくさん。
あぁ、そうだった。子供の頃、こうしてクリスマスや誕生日の頃にデパートのおもちゃ売り場を目を輝かせながら歩いたっけ。
自分が選ぶ立場になってもやはり迷って迷ってなかなか決められない。
ただ可愛いだけじゃだめだし、年齢に合ってなければ楽しめない。
かといって楽しいだけじゃなくてもう少し頭の体操になるような・・・
寝ているぽくこのベビーカーを押しながら夫婦でウロウロ・・。
迷った挙げ句に木のおもちゃを購入した。
まだ何にもわからないぽくこだけれど気持ちだからとラッピングして貰って。
さぁどんな顔をするんだろう。楽しく遊んでくれるだろうか。
プレゼントを開ける日が待ち遠しい。

2008年12月19日金曜日

ちょっと待ってね

朝起きてから寝るまでの間にこの「ちょっと待ってね」を何回言っているだろう。
出来るだけ側にいて遊んであげたいと思っていても、べったりと言うわけにはなかなかいかない。
姿が見えないと「あーん!」とぽくこの声が聞こえてきて
「はーい。ちょっと待ってねー」と返事をする。

朝起こされてあっという間に日が沈み夜になる。
ぽくこが眠りについた後、
今日はいっぱい遊んであげられなかったなぁ。今日はちょっとイライラしていたなぁ。
と、反省する。
日々、反省ばかり。

夕陽がきれいだね

ウチのマンションのリビングは南西を向いている。
このあたりでは比較的高層で前に障害物がなく遠くに山が見えて美しい。
その山の向こうに日が沈む。
この季節は窓一面にそのダイナミックな日没劇が広がり、見放題なのだ。
日が沈み、空がオレンジ色に染まり、山の稜線が青黒く浮かび上がるその光景をぽくこと眺めることが日課となっている。
ぽくこはお腹が空いていてもその日課に泣きもせずつきあってくれる。
綺麗なものをみて「綺麗だね」と思う情緒と気持ちのゆとりのある人になって欲しい。

どこへ行ったの?

ぽくこは「いないいないばぁ」では笑わない。
教え方が悪かったのか、「何が面白いんですか?」といった表情でこちらを見つめるばかり。
その代わり、ぽくこにはお気に入りの遊びがある。
今もってハイハイをしないぽくこは腹這いのまま後ろ向きにぐんぐん進む。
足先で障害物らしき物を察知すると実にアクロバティックな体勢で方向を転換し見事にすり抜けて進んでいく。
おもちゃのプレイマットやソファの陰になり見えづらくなったとき、わざと視線を合わさずに
「あら??ぽくこはどこへ行ったの?どこに行ったの?」と捜す。
大げさに捜した後に「ここにいた!!」と見つけてあげると
大声を上げて喜ぶのだ。
タオルで顔を覆ってから見つけてあげるバージョンなどいくつかバリエーションがあり、これが最近のぽくこのマイブームだ。
しかしぽくこの流行はあっというまに変わってしまうから大変なのだけど。

お菓子

5ヶ月から始めた離乳食。7ヶ月になっても反り返って号泣し、まるで食べない。
なんどか写真を撮ったけれどどれもこの上なくブルーな表情。
本人もブルーだろうけれど、あれこれと試行錯誤して頑張ってみるけれど一向に改善の兆しが見えないこちらにとっても激しくブルー。
さすがに2ヶ月以上もこの状態が続くと気持ちがすっかり滅入ってしまって一度離乳食そのものをしばらくやめようかとさえ思い悩んだ。
たまたまチハルちゃん家に遊びに行ったときその話題になったら
「市販の離乳食は子供好みだから試してみたら?」
「おやつも口の中に固形物をいれる練習になるから試した方がいいよ」
とのアドバイスをもらった。
お菓子・おやつ・・・なんとなく子供の気を引き、食事を邪魔する存在。そんな風に思っていたけれど、、
背に腹は代えられない、とにかく試してみよう。
赤ちゃん用のおせんべい。最初の一口目は「なんだ!!これは!!」と嫌悪感でいっぱいの表情をしたけれど
あっという間に口の中で溶けて案外おいしかったらしく、次の一かけを差し出すと口を開けた。
その次は先に口を開けて待っていた。
そして次の日ぽくこは離乳食を完食した。

おかしの効果は絶大だ。

椅子

お座りが上手にできるようになったのでお下がりでいただいた椅子をテーブルにつけてみた。
まだどうせ前に丸まってしまってそこでご飯なんてムリだろうなぁ。
という心配をよそにぽくこは大人と同じ高さの席がいたく気に入った様子ですっぽりとそこに収まりニッコリと満面の笑みをみせた。
ついこの間まで手足をパタパタ動かすだけだったのに子供の成長って早いんだなぁ。
そういえばお風呂でお湯に入ったときにふぅ〜と言わなくなったし、腕をぐるぐる回すボート漕ぎの動作もしなくなった。
ぽくこからどんどん赤ちゃんぽさが抜けていく・・嬉しくもあり、寂しくもあり。
でも早く「ママ!」とその可愛い声で呼ばれてみたい。

チラ見

ぽくこは遊んでいる途中で時折ふと動きを止め、壁を見上げる。
あ、また見上げた。
なんだろう。子供にだけに見える何かがそこにあるのだろうか。
そんなことが頭をよぎった一瞬、少し背筋が寒くなった。
注意をしてみているといつも同じ方向を見つめる・・その視線の先にあるものは
壁掛けの時計。
次のおっぱいの時間は3時、あと1時間・・・お風呂に入れるまであと30分・・・あと10分したら・・
いちいち時計をみて確認する私の動作をどうやらまねているらしい。
そういえば唇をすぼめてポンと音を出すことや舌をタン(シャレではありません。。)と鳴らす動作もいつの間にか上手にできるようになってたっけ。
こうやって親がすることを真似て、覚えて身につけていくのかぁ。
下手なことはできないなぁ。と思ったのでした。

2008年10月7日火曜日

何がそんなにいやなの?

今日私が何度か発した言葉・・「何がそんなにいやなの?」

今日も一日ぽくこはすこぶる機嫌が悪かった。
つい一昨日喜んだ遊びをしても今日は「わぁぁぁあああん!!」と体を反り返らせて泣く・・。
オムツを取り替えても、オッパイをあげても、ミルクをあげても、、、泣く。
おもちゃで気を引いても、そのおもちゃが手からこぼれ落ちると上手に拾い上げられなくてまた泣く。

日に日に知恵がつき興味があるもの、したいこと、見たい物そういうものが次から次へと頭を駆けめぐるのに
意に反して体をまだ上手に使いこなすことができず寝返りを打っても一方通行、ハイハイもできないから前にも進めない。
行きたいところに辿り着けない、掴みたいものに手が届かない。そういうことに苛立っているようだ。
赤ん坊だから泣いているうちに泣いた理由を忘れてしまい、なんとなく泣きやみそびれてそのまま号泣したりしてぽくこもわたしもぐったり疲れた一日だった。

2008年10月6日月曜日

ジタバタ

ぽくこの最近のおきまりポーズ=飛行機。
お腹をついて両手両足をまっすぐに伸ばしてジタバタしている。
何かに突き動かされるように時間さえあればこの「ジタバタ」を繰り返して汗だくになっている。
名前を呼ぶとこちらを向いてニコリと笑うのだが、
すぐに「ちょっと仕事がありますんで・・」と言っているかのようにすぐに下を向き唇をぎゅっと結んで一心不乱にこのジタバタを再開するのだ。

お風呂に入り、オッパイも済んで眠りにつくまでの穏やかに過ごさせたい時間もやはりこのジタバタをやめることがない。
あんなに一日中やっていたのに、やり残した分があるのか必死に残業していた。
いつまでこのジタバタ熱は続くのだろう・・。

2008年10月5日日曜日

離乳食

めでたくぽくこが生後五ヶ月を迎えた。
もっと昔からいるような気がするけれども・・
5ヶ月ということで今日を節目に離乳食を開始した。
10分粥をつぶしたら洗濯のりみたいになってこんなんでいいの??と思ったけれど本の言うとおりにとりあえず1さじから。
膝にのせてスプーンを口の前に構えて「あーーーーん!」と言うとちゃんと口を開くから不思議だ。どこで習ったのだろう。
そして、、「まずい!!」という表情をして半分ほどを舌で押し返してきた。
まぁ長い人生固形物を食べないのなんてこの数ヶ月だけのこと。
大人になっても哺乳瓶抱えて飲んでる人なんていないんだから気長にやっていればそのうち喜んで食べるようになるさー!
と気楽に構えてこの離乳食時期を楽しむことにした。
お店に行けば手軽にベビーフードが買えるけれど「食育」というし「三つ子の魂・・」とも言うしぽくこの味覚を決定する大切な時期だからがんばろう。

2008年10月4日土曜日

夕さんぽ

涼しくなってきて散歩しやすくなった。
それでも紫外線が気になるので最近は専ら夕方のぽくこのお風呂の前に散歩に出かけている。
ベビーカーだと表情が見えないし、声も遠いので重くて大変だけれども抱っこをして歩いている。
キレイなお花や少し色づき始めた桜の葉、ちょっと素敵なお宅やすれ違うお散歩中のワンちゃん。
なんと言うこともないようなことを話しかけながらてくてくのんびり歩く。
ぽくこがお腹にいたときを思い出して、「ママのお腹にいるときもここ歩いたねぇ」と思わず話しかける。

ぽくこは聞いているんだか聞いていないんだか、顔の横の抱っこ紐をレロレロすることが忙しいらしい。
7kgの負荷は結構しんどくて、まだ慣れず夜は足がダルくてなかなか眠りにつけないのだが
抱っこをして長い距離を歩くことはもうすぐできなくなるだろうから今はこの時間を大切にしたい。

2008年9月26日金曜日

レロレロ

ぽくこが熱をだしてから今日まで辛そうに泣いたら何もしてあげられない変わりに抱いてお話しして歌って・・とにかく少しでも気が紛れるようにと頑張ってきた。
今日は朝からぽくこは機嫌良く笑い、よく遊んだ。
この数日ですっかり抱き癖がついてちょっと顔が見えないだけで「あぁ〜ん」と甘えた声で泣くようになっちゃったけれど、元気になってくれたらそれで十分だ。
病気があけたら、ぽくこの趣向は少し変わっていて今までお気に入りだったカチャカチャと音が鳴るおもちゃからパリパリとさわり心地を楽しむものや、自分が映る鏡のついたおもちゃに興味を示し始めた。どれも最後はかぶりついてレロレロ舐め回してベトベトにするのだけれどいくつかのおもちゃを両手で抱え込んでレロレロしている姿はずーっと眺めていても飽きない。

そして、、予想通りぽくこの風邪が私にやってきた。
明日私もぽくこの病院で一緒に診て貰おうかしら・・

2008年9月25日木曜日

抗生物質はすごい

症状が改善しないどころか微妙に悪化しているようにみえたぽくこの風邪。
あまりミルクものまないために尿が少なくて脱水も心配になってきた。
そう言うわけでもう一度病院に。
あせもかなぁ?と思っていた赤くて小さな斑点は熱による発疹だそうで・・
今回は抗生物質が処方された。
動物なんだから自然治癒力があるだろうし、小さいうちから薬漬けにするのはいかがなものか!と、思うのだけれど・・鼻を詰まらせぐっすり眠ることもできない我が子をみると「薬、下さい!!」になる。
渡された薬は4種類で全て粉。
粉ミルクを飲まないぽくこにとってこの量の粉薬を飲むのは至難の業だ。
まずはぽくこの好きな甜茶に混ぜてみたけれど、、、味がつけれられているためにとても飲めない代物に・・・。
次もぽくこの好きなプルーンを絞ってみたが薬の味を誤魔化すには随分大量のプルーンジュースになってしまった。
当然のことながらぽくこは飲み残してしまった・・。
せっかくの薬も量が足りなければ効かないので最後は結局スポイトで流し込むことに。。
不味くて可哀想だったけれど効果はすぐにあらわれて夜には熱がさがってゆっくり眠れていた。
こんなに効き目がある薬って怖くないのかしら・・と思わなくもないけれど、とにもかくにも「ぽくこが元気になり穏やかな顔をして眠る」という第一の目的は達成されたのだから今は考えないことにしよう。

2008年9月24日水曜日

子守歌

ぽくこの症状は一進一退。
幸い高熱にはならなかったけれど37度5分を維持し続けてなかなか下がらない。
処方されたくすりは当然赤ちゃん用のものなので劇的に症状がなくなるようなものではないらしく悪化しないレベルといった方が正しい感じだ。
熱そのものよりも鼻が詰まって苦しい様子が痛々しい。
大人みたいに物を食べるわけではなくオッパイを口を閉じて吸うわけだから鼻が詰まったら息苦しくて空腹もおちおち満たせないのだ。
その苛立ちは想像でき、その割にぽくこは随分忍耐強くこの苦しい時間と向き合っている。
微熱であっても体がだるくてしんどくて、息が苦しい上に咳き込むと顔が真っ赤になり一瞬のうちに全身が汗だくになる。
可哀想で可哀想で涙が出てくる。
耐え難い苦しさになったときぽくこは泣き出してなかなか泣きやまない。
泣きやまないと体温は更に上昇し、鼻は余計に詰まってしまう。

苦しみをすぐに取り除いてあげることができないことだから、ただ抱いていても当然なかなか泣きやまない。
ところが最近ぽくこがすんなり泣きやんでくれる方法を見いだした。
最近購入したCD(DVD)の中の一曲がいたくお気に入りらしく、それを歌うと必ず泣きやむのだ。
しかし歌い終わった時に気分が治っていなければまた泣き始める。
どういう訳か他の曲では泣きやまないので、ぽくこの機嫌が直るまで壊れたレコードのように同じ曲を何度も何度も歌っている。
赤ん坊とはいえアカペラを聴いてくれる聴衆がいるとだんだんその気になってくるもので、寝かしつけるには大きすぎる声になっていたりして、ふと我に返ると笑ってしまう。

2008年9月22日月曜日

かぜ

昨日から始まった咳が今朝からタン混じりの音。
熱を測ってみると37度5分。乳児としてそう高くないけれどぽくこの平熱は6度4分〜3分だから微熱といったところ。
このままゼーゼーになってまた鼻が詰まったら息が苦しくて可哀想。
そう思って大したことないって笑われてもいいや。と、病院に連れて行くことにした。
ネット上で予約ができるから待ち時間が少なくて本当に便利で有り難い。

風邪だねぇ。との診断。
「お母さんからの免疫がもうなくなるから風邪も引きやすいし、熱が高くなるかもしれないね。」とのこと。
手渡されたプリントには熱が高いときの看護の仕方やどういう状況になったら救急病院に駆け込むか。などが事細かにかかれている。
処方された薬は咳やくしゃみ・鼻水の他に坐薬。
大げさかなぁと思いつつやってきたのに、なんだか事態は深刻な模様・・。
台風が来る直前のような気分になって、不安になった。

しかし赤ちゃんは何もわからないわけだから、「寝ていなさい」と言っても寝ていない。
不機嫌なりに動き、泣く。
熱が上がりきるまでは手足が冷たいから体を温める。との指示通り動くぽくこを追いかけてタオルをかけた。
オッパイは変わらずに飲んでくれたから不安が少しずつ和らいだ。
一時間おきに熱を測ってもあがる気配はなく、夕方には平熱近くまで落ちた。
このまま快方に向かえばいいけれど・・。

2008年9月20日土曜日

おるすばん

とうとう健康診断の日が訪れた。
一日哺乳瓶で過ごしたらまたまた母乳を嫌がるようになるかも・・それが心配の種だったこの日。
早朝、約束通り母が子守に来てくれた。
いつも利用していたすぐ隣のパーキングが数日前に突如閉鎖されてしまい、どこに車を止めるかでアタフタして大した引き継ぎもなく母にぽくこを委ねてあわただしく出かけた。
出かける直前、不穏な空気を察知したのかぽくこが大泣きを始めた。
しかし毎日朝起きてオッパイをのんでひとしきり遊ぶと再びまとめて寝るのが日常なので案外帰ったらまだ寝ていたりして・・なんて思いつつ案外安心して出かけたのだった。

でもでもやっぱり子供を置いてくると気になって仕方がない。
途中で更衣室に戻り母に電話をしてみると・・・ぽくこの泣き声で母の声が聞こえない・・。
どうやら出かけた後、うとうととはしてもすぐに目を覚まして号泣しているらしい。

検診がすんでようやく自宅のドアをあけ、リビングに入るとそこには髪を振り乱し疲れ果てて呆然と座る母の姿が・・。
振り向いてぽくこを探すとしかめ面をしたまま眠っている。
母に「お疲れ様でした。お昼これから?ゆっくり食べて。」と声をかけているとぽくこが「う〜ん」と声を上げた。
目を覚まさなかったが母にゆっくり食事をしてもらうためにぽくこをベッドに連れて行こうと抱き上げると、この上なく不機嫌そうにぽくこが目を開けた。
次の瞬間、「ママだ!!!」とぽくこの目がキラキラと輝いた。
あぁ待っていてくれたんだ。なんって愛おしいんだろう。
それからのぽくこは何をしてもご機嫌でニコニコ幸せいっぱいに笑っていた。
まだ分からないだろうと思って気軽に預けたのだけれどぽくこにも母にも大変な思いをさせてしまったけれどママになった幸せを実感した忘れられない日になった。

2008年9月18日木曜日

子連れランチ

チハルママのお誘いを受けてランチに行ってみた。
お宮参り以来の外食。
子供が泣いても迷惑をかけない個室形式のお店をセレクト。

家から車で5分ほどの場所だけれど山の上なのでベビーカーを押してはとてもムリなので車で登場。
ぽくこは家を出る直前におっぱいを飲んでそこそこご機嫌な状態でお店に入った。
予約をしていったのでお料理はすぐに運ばれてきて最初のうちは普通においしくいただいていたのだけれど・・
すぐにぽくこは最近始まった「キャーッ!」という奇声をあげはじめて止まらなくなった。
膝にのせてみたりおもちゃを持たせてみたりしたけれどあまり効果はなく残っている料理を無理矢理口に押し込んだような格好で
料理の味なんて全然わからなかった。おいしかったような気もするし、大したことなかったような気もする。
そんなだから料理そのものはちっとも楽しめなかったけれど、外の空気を吸ってリフレッシュできた。

ぽくこはその後チハルちゃんの洗礼を再び受け、情緒不安定な状態に陥りしばらく抱っこをしてようやく収まった。
赤ちゃんのすることだからなんの悪気も意図もないのだけれど、何でも舐めるこの時期はおもちゃの共有はやっぱり抵抗がある。
貴方は神経質すぎる!と母によく言われてきたけれど、、
育てるひとの考え方次第だけれどつきあい方が難しいモンだなぁ。

2008年9月10日水曜日

副流煙

エアコンのお世話にならない季節がやってきた。
玄関とベランダの両方を開けると涼しい風が吹き抜けて気持ちいい。
ぽくこもおっぱいの時以外は汗をかかないしようやく電気代が節約できる・・・と思ったのだが。。

マンションのベランダって避難用のうすい衝立を隔ててお隣さんが生活している。
角部屋ではない我が家は当然二軒の家庭に挟まれているのだが・・
どうやら両隣ともご夫婦ともに愛煙家のようなのだ。
昼間は片方の家の奥さんだけだから回数は少ないのだけれど、夜ともなると4人全員集合でひっきりなしにタバコの臭いが入ってくる。
臭うしぽくこに悪影響なので当然窓を閉めるのだけれど、、あまりに頻繁だから窓を開けるとまた誰かが吸ってすぐに閉めてのいたちごっこ。そうなると暑くなってきてエアコンを付ける羽目に。

電気代以前に吸っている人の家はきっとその時窓を閉めているのだろうけれど、ウチには何の申告もなく煙が入ってくるわけで否応なしに煙を吸わされてしまう。
毎日のことだから「もう!!!」と思うのだけれど、、、ベランダでタバコを吸ってはいけないとは契約書にも書いてないだろうし、法律でも問題ないんだろうなぁ。

2008年9月9日火曜日

向かい合わせ

先日全然問題ないBCG痕を診てもらいに病院に行った折りに治験のお誘いを受けた。
治験といっても現在すでに認可がおり、広く集団摂取している三種混合ワクチンの摂取後の経過観察が目的。
治験に参加しなくても受けることになっているワクチンで、普通の子と違うのは摂取後の腫れや体調について観察し、その後きちんと抗体ができたかを確かめる点。
ちょっとばかり手間がかかり、ぽくこは採血が増えてちょっとかわいそうだけれどその間体調が悪いときには優先して診てもらえるし抗体のチェックもできるのだから願ってもないことなので喜んで引き受けることにした。
今日はその説明を受けに病院に再び行ってきた。
昨日と違ってお昼のお散歩は少し暑かったけれど、風を感じながら歩くのはとても気持ちがよかった。
ぽくこはベルトを締められて少し自由を奪われるといつものブーたれた顔になったけれど動き出せば気持ちよさそうにしていた。
私とは向かい合わせにならないベビーカー。どんな顔をしているのか見えなくてちょっぴり残念。やっぱり顔が見える向かい合わせにもできるベビーカーにすればよかったなぁ。と、お散歩の度に思う。
きっとみんな初めての子供の時はこんな風にアレにすればよかった、こうすればよかった。と思うんだろうな。

2008年9月8日月曜日

早朝さんぽ

朝晩はずいぶん過ごしやすくなった。
そうだ。朝なら日差しも柔らかいし、気温もさほど高くない。
朝散歩をしようと思い立ってダンナさんの出勤と一緒にでかけてみた。

すぐ近くの海へとそそぐ川沿いをぽくこと一緒に歩いた。
会社や学校へと急ぐ人たちの波と逆行して歩く。
道沿いには木があって日が当たらないし、風がつめたくて気持ちいい。
「アオサギがいるね」「おじさんはアサリを採ってるんだよ」とぽくこに話しかけながら歩いた。
ふとぽくこに目を落とすとベビーカーの中で寝返りをしようとしている!!
びっくりして車をとめ、ベルトをしめようとするがはじめてなのでなかなか上手くいかない。
ベルトを伸ばしたり縮めたりしながら試行錯誤していると、一人の初老の男性が「どうかしましたか?」と声をかけてくれた。

そう。子供を連れているとドアを開けて待っていてくれたり、道をそっと譲っていただいたり、ぽくこに笑いかけてくれたり人の優しさに触れることが増えた。本当に困っているときは涙が出るほど嬉しい。
自分が子供の頃に比べたら知らない人に手をさしのべたり、子供に話しかけたりするはあまりいなくなった。私も子供を授からなければそうだったのかもしれないけれど。

2008年9月7日日曜日

次は

日曜の朝をのんびり過ごしているとテレビのスポット広告でデパートの「大イタリア展」のCMが流れた。
「ねぇ、行ってみない?」唐突にダンナさんが言った。
んんーーー。と思ったがたまには華やかな場所にも出かけたいかも。と、思い乗り気になった。
パタパタと準備をしていざ☆出発。

デパートのこういう企画展に行ったことが殆どなかったのだが、思いの外大混雑で驚いた。
人のことは言えないが、みなさん案外暇なのね。
試食をしたりジェラートを食べたり。人がごった返しているなかでもそれなりに楽しんでいたのだが・・
「ねぇ、これかわいいね!」と言いつつ振り返るが返事はない。
ダンナさんはベビーカーに首をつっこんでぽくこに話しかけている。
「こういうのが欲しいんだよねぇ。ねぇ」と振り返るが、やっぱり返事はない。
ダンナさんはやっぱりベビーカーに首をつっこんでいる。
なぁんだ。一人で買い物しにきてるのと同じだなぁ。
そのやりとりをお店の人がじぃーっと見ていてなんだかとてもバツが悪くなった。
思い出した。前回来たときもそうだったんだった。
ダンナさんはぽくこの虜なのだ(笑)
今度はダンナさんにぽくこを預けて一人で来よう。と誓ったのだった。

2008年9月6日土曜日

ありがとう

あわただしい一日の始まり。
朝から呼び鈴がしつこく鳴る。返事をしても返答がない・・?
今度は直接玄関の呼び鈴が鳴り、開ける前にガタガタとドアノブを回す音。
こんな早朝からいったい何者?!怖いよぅ!! と思ってそーーーっと覗き窓から外を見るとなんとそこに両手いっぱいに荷物を抱えた母が立っている。
一瞬何事かと思ったが、すぐに勘違いだと判った。
次の次の土曜日の私の健康診断。ダンナさんが急に仕事になってしまい二日ほど前に母にその日の子守をお願いしたのだが、どうやらこの土曜だと勘違いしたらしい。
聞くと朝5時過ぎに起きて来てくれたのだそうで・・・なんともお気の毒。。
ゆっくりして貰いたいのだがこちらはこちらで朝一番にぽくこの病院を予約していて、ドタバタで出かける準備中。
一休みしてもらう隙もなく母にぽくこの面倒を見て貰いつつ準備を急いであわただしく病院へと出かけたのだ。
そう言うわけで病院には子供ひとりに大人三人が大挙していくことになった。
ぽくこの腕をみせると、、、いつか見た先生の「どこが悪いの?」と言わんばかりの苦笑い。
結局先生にぽくこを抱っこして貰って終了。。

せっかく来たのだからと母を引き留めたが、用事があるのを放り出してきたから帰ると言う。
結局お茶を一杯飲んだだけでお土産を置いて母は帰っていった。
こんな風に甘えられるのはここにいる間だけだが、こうして飛んできてくれる人がいるのは本当に有り難いことだ。
・・・本人に面と向かってなかなか言えないのだけれど。

2008年9月5日金曜日

コッホ現象?!

お店には赤ちゃん用のほうじ茶や麦茶を売っている。一度買ったことがあるけれどその頃のぽくこにはまだその新しい飲み物を受け付けることができなかった。
しかし少し経ってから家で煎れた麦茶は少し飲んだ。最近のぽくこのお気に入りは甜茶でパパと好みが似ているらしい。
母乳以外の飲み物を少しずつ飲むようになったので今日は桃をしぼってあげてみた。
お茶のようにゴクゴクとは行かないけれど口に近づけると何度でも口を開くところを見るとまんざらでもなかったようだ。

日が落ちてからチハルちゃんのママからパンのお裾分けをいただいた。
そこで立ち話をしつつぽくこの腕を見せた。
一応注意事項やら渡された冊子やら読んでいたけれど、載ってる写真ほどの赤身はないから平気だろうと思っていたのだが一応赤い点々がはっきりと見える。
チハルちゃんは10日経過するまで何の痕跡も無かったというのだ。
診て貰った方がいいよ。
そう言われて急に青ざめた・・コレがコッホ現象っていうもの???
あぁなんと悠長な私。明日朝一番でぽくこを連れて行こう。

2008年9月4日木曜日

腹ばいが好き

ぽくこの寝返りはすっかり板につき、起きている時間の殆どは腹ばいになって過ごしている。
大人だってその姿勢を長くしていたら腕がぷるぷるしてしまうのにぽくこはどうしてもその姿勢でいたいらしい。疲れては頭を床に付けて休憩してまた頭を持ち上げる。仰向けでいるより視界が広がって面白くてたまらないようだ。ダラダラよだれを流しながらニコニコして楽しそうにしている。
しかしあっという間にマットはぐしょぐしょ。時折そこに寝そべるぽくこの洋服も当然ぐしょぐしょ。
始終水分を放出しているから喉が渇くらしく、オッパイをおくれ!と泣く回数が増えた。
そうして体から排出した水分は当然お腹側に集まり・・抱き上げたぽくこのお腹が黄色の水玉模様になっていて驚いた☆

寝せた場所から動かずに仰向けに寝ていた頃に比べてなんだか急に忙しくなった。
ハイハイをするようになったらもっともっと忙しくなるんだろうけれど、おむつをつけたお尻をふりふりしながらぽくこがハイハイをする姿を想像すると待ち遠しくてたまらない。

2008年9月3日水曜日

BCG

今日ぽくこは予防注射デビューをした。
全国で数少ない出生率が上昇しているこの町。同じ月にうまれた赤ちゃんは予想外に多かった。
人数が多いためにベビーカーは入り口に置いて赤ちゃんを抱いたママの行列。。
こんな風にしないで最初から時間で人数を振り分けておけばいいのに、こんな小さな子供を何時間も拘束するなんて。

ひとり大号泣していた男の子がいてあまりの凄まじさにだんだんとつられ泣きする赤ちゃんが増えて部屋の中は泣き声の大合唱。
その中でぽくこはひとり「あー。あー。あー。」と自分の声を聞いて遊んでいた。
ぽくこの順番がやってきて、あの剣山のような針の固まりがぽくこの腕に押しつけられた。ぐいぐいとこれでもか!という感じで力一杯腕に押しつけている。ぽくこは声もあげなければ嫌がって動いたりもしなかったけれど、あんまり可哀想で私の方が涙ぐんでしまった。
結核になるのはもっと可哀想だけどもっと他に方法はないのかしら・・。

ぽくこは身長63cm、体重6800g。身長に対して体重は若干重め(笑
でもどちらも標準値内。すこぶる健康でした。

そして・・やっぱりうちの子が一番かわいい♪

2008年9月2日火曜日

よいこ

「よい子」と表現するとき、大人にとって都合のよい子・・と思っていないかと自問自答することがある。
ぽくこは家の中で自由に動き、あそび、笑い、怒り、泣いているが一旦外に出るとまるで別の人格になったかのようにおとなしい。
ベビーカーでお散歩をしても、途中でしばらく人と立ち話をしても、そのままお店で買い物をしてもベビーカーのなかでじっとタオルを握りしめて待っている。
ベビーシートに乗せても最初は少し嫌がるけれどもベルトを締められると諦めるのかおとなしくしている。
いつもそんな調子だからぽくこと出かけて困らされたことは有り難いことに一度もない。
出先ではお腹が空いても、オムツが濡れてもなぜか泣かない。

今日は珍しくお客さんが来た。友達でも親類でも親兄弟でもない人間。
あいにく来客直前にぽくこは目を覚ましてしまった。抱っこして立ったまま話をすることになることを覚悟していたけれど、ぽくこは1時間近くの間おもちゃのジムの中で一人で大人しく遊んでくれた。我が子ながらその我慢強さに驚いた。

知らず知らずぽくこに我慢を強いていてそれを「よい子」と評価しているのではないか。可哀想なことをしているのではないかと振り返る。正解ってないのかもしれないけれど、我慢をしてくれたぶん、いっぱい一緒に遊んでお話をして歌を歌ってあげた。
今日のぽくこは随分早く「夜」を迎えてあっけなく眠ってしまった。なんだか手持ちぶさたで何度も何度も寝顔を覗いている。

2008年9月1日月曜日

体のきしみ

妊娠後期から足が痛い。
ヒールのある細身のパンプスに足を押し込んで一日中歩き回った後のような痛み。それに立ち座りの時の膝の関節痛と手の指の関節痛。
特にその症状が強いのは起きてすぐなどしばらく同じ姿勢をとったあと体勢を変えたり動いたりするとき。
妊娠中は急に体重が増加したせいだと思い、産んで落ち着いたら自然に治癒するだろうと思っていた。
ぽくこが生まれた後は日々忙しい中、そのうち、そのうち・・と思って我慢していたけれどふと気づくともう4ヶ月になろうとしている。
足は変わらずに痛むし、手も相変わらず痛くて結婚指輪がはめられない。
試しにネットで検索してみると、リウマチ・脚気・痛風となんだか怖い文字が目に飛び込んできて怖じ気づいてしまった。
いつの間にかこの痛い状態に慣れようとしていたけれど、やっぱり普通じゃないらしい。
お姑さんに背中を押していただいてようやく重い腰があがりそうです。
今度の土曜日にでも病院に行ってみよう。

2008年8月30日土曜日

初めての動物

いつ雨が降り出すともしれないどんよりした天気。
安心してお散歩できないので近くのアウトレットモールにお散歩を兼ねてお出かけした。
お昼は海に突き出したデッキのテーブルでパンを食べた。
するとおこぼれを探しに鳩と雀がたくさん近づいてきて足下に群がった。
あっちに行ってよ!と思う、よくある光景だけれど、、
考えてみればぽくこにとっては初めて見る動物。
とくに驚きも恐がりもしないけれどもその動く物体をジィーっと見つめていた。

ほんの数日前までは体を横にして裏返るためのあともう一ひねりができなくて泣いていたぽくこは今、腹ばいになってさらにもう半周転がろうとふんばって力尽きては泣いている。
ついこの間まで座布団ほどの広さだったぽくこの世界はバスタオル半分から一枚分へと広がってきた。
今日はたまたま一回転に成功してその広さからも飛び出した。なんだかとってもめまぐるしい。

2008年8月29日金曜日

ぽくこの主張

チハルちゃんがあそびに来てくれた。
チハルちゃんは用意したマットの上に収まることなく四方八方に動き回る。
そんなチハルちゃんを目で追いつつ上を向いてじっと寝ているしかできなかったぽくこも今日はくるりと上手に回ってみせた。
しかし数日前に寝返りを完成させたぽくこと違ってチハルちゃんのそれは完成度が高く(笑)、どんな障害物ももろともせずにくるりと回転する。少々どこかにぶつけようと気にしない様子はなんとも力強い限り。。
ぽくこは刺激を受けたらしく、一人であれこれとしゃべり始めた。アーアーといったものではなく明らかに何かを訴えている。その姿はチハルちゃんのママをずいぶんと驚かせた。チハルちゃんはまだそんなにはおしゃべりをしないのだそうだ。
お腹にいるときから一方的に話しかけていたことの効果かしら・・。
最近は一生懸命歌を覚えてはDVDを観ながら一緒に歌って聞かせている。またそのうちちょっとばかり効果が現れると嬉しいなぁ。

2008年8月28日木曜日

雨のせい?

昨日からずっと雨。
ぽくこは朝からなんだか不機嫌。
食欲はいつもと変わらない。試しに熱を測ってみたけれどいたって健康。。
おもちゃもすぐに投げ出しては泣き、おっぱいを飲み終わっては泣く・・
やっとの思いで寝たかと思えばあっという間に目を覚ましてまた泣く・・・
今日は一日中この調子。
昨日は楽しく遊んでいたので、今日はぽくこの隣で寝っ転がって本を読もうと思っていたのに
3行しか読めなかった(笑)
昨日あんなに可愛らしくコロコロと太陽のように笑っていたのに今日は大雨。
まさに秋の空・・。
明日、晴れたらぽくこは可愛い笑顔を見せてくれるといいな。

2008年8月27日水曜日

あはは☆

おっぱいの時間が長くなった。
一度に飲む量が増えたことも理由の一つだけれどそれは2番目。
一番の原因はぽくこがいろんなものに興味を示すようになったこと。
クッションの柄や物音、壁紙の模様、私の顔・・食欲よりそちらが気になっておっぱいは頻繁に中断する。
今日も少し飲んでは何度も私の顔を見上げた。
あんまり何度も繰り返すので「ちゃんと見てるから大丈夫よ。ママの顔はいいからゆっくり飲みなさい」
そう声をかけると、ぽくこは「あはは」と初めて声を出して笑った。
その笑い声があまりに大人びておかしかったので私も思わず声を出して笑ったら
ぽくこがまたまた「あははー」と笑い、それがおかしくってまた私も笑う。
しばらくぽくこと大笑いした。
思いがけず訪れた楽しいおっぱいタイムでした。

2008年8月26日火曜日

ごみ袋事件

私の住むこの街はゴミ袋は可燃ゴミ・ビンとペット・不燃ゴミ の3種類。
ビンと不燃ゴミは月に1度ずつの収集なのでベランダに大容量のゴミ箱を置いて定期的にそこにまとめるようにしている。
先日、思いもよらない事故が起きた。
夜は蚊が入るから明日ベランダに移そうとまとめてキッチンの床に置いた不燃ゴミのゴミ袋。
次の朝持ち上げると な、な、なんとゴミ袋の文字がそのままキッチンの床に転写されている!!
えええーーーー?!予想外の出来事に笑い混じりの驚き。
その時は余裕がったのだけれど、何をつかっても除光液を使ってもびくともしない。
しかたなくビニール袋に記載された販売元に電話。事情を話すとすぐに見に来た・・・3人も。
数日後、清掃業者を伴ってやってきてその場でアレコレと薬品を使って作業をしていたが床の文字は相変わらずしっかりと読み取れる。
もっと強い薬をつかって数日間湿布をしたら薄くなるかも・・なんて悠長なことを言うので
小さい子がいるのだから刺激のある薬品は困ること、何度も何度も大挙してやってきて解決までに時間がかかるのは迷惑であることをハッキリと伝えた。
そして結局キッチンの床のビニールクロスは張り替えられることになった。
そうなると冷蔵庫を動かしたり、誇りが立ったり・・
どっちにしてもやっぱり面倒なんだなぁ。

2008年8月25日月曜日

つまんない・・

ぽくこはどんどん脳が発達し、感情が豊かになってきた。
あやすと喜んで手足を元気よく動かしニッコリと笑う。
泣き方もぐっとバリエーションが増えて、お腹が空いているのか、不快なのか、眠いのかの差が顕著になってきた。
その逆に、見せてくれなくなった表情もいくつかある。
私のお気に入りだった両手をぎゅっと結んで子リスのような目でミルクを飲む姿やお風呂でリラックスしたら「ふぅ〜」っと思わず出ていたため息。この二つはもう見ることができなくなってしまった。
すこし寂しいけれどそれが成長というものなんだろう。

新たに加わった表情は家では見ない「ベビーシートに乗せた時の顔」。
目はうつろになり唇を突き出して、お腹の前で指あそび・・何しろつまらないのだということがよーく伝わってくる。
このブーたれた表情はシートから降りるまで消えることはない。
しかしこの表情を家でも見ることになった。
ぽくこに買ったイス・・当然ベビー用なので自由に身動きはできないのだが自分が動くとイスが揺れる仕組みになっている。
喜ぶだろうなぁ♪と思っていたけれど、、、あの朝青龍顔を見ることとなり最後には泣き出してしまった。
「つまんないんですけど!!!」と全身で訴えている。。
もう少し自分で動かせるようになったら楽しくなるかも・・そう願いたい。

2008年8月24日日曜日

寝返り

ぽくこがようやく寝返りに成功した。
それはぽくこが眠りから覚醒していない夜中のおっぱいの前の出来事で、指しゃぶりをしていなかったから成功したのだ。
もう一週間以上前からぽくこは遺伝子に促されて、勢いをつけて体をよじる仕草をしていた。
ここ数日に到ってはもうほとんど寝返りしていて、指しゃぶりをしているその腕が最後の一ひねりの邪魔をしていたのだ。
もうほとんどできているから、成功してもあんまり感動しないかも・・そう思っていたけれども、、かなり感動した☆
飲む→出す→寝る それだけだったぽくこが喜んだり笑ったりするようになり、私やパパの姿を探すようになり、そしてくるりと体を裏返すことができるまでになった。
入院した時、点滴で不自由になった左手をじーっと眺めては苛立ち怒っていたぽくこを見てつくづく思った。
心配することはできても代わってあげることはできない。頑張って乗り越えるのはぽくこ自身なのだ。
こんなに小さくても生きていくために一つ一つ自分の力で乗り越えていくしかないのだ。
「結局、ぽくこが自分で頑張るしかない。親は見守るしかできないんだね」
そうダンナさんに言うと
「親ができるのは環境を整えてあげることだけだよ」
そう返事が戻ってきた。

ママはいつもあなたを見守っているからね。

2008年8月22日金曜日

いよいよ

4ヶ月検診のお知らせハガキが届いた。
そろそろ来てもいい頃なのに届かないので連絡しようかなと思っていた時だった。
いよいよ予防接種が始まる。ぽくこは大泣きするんだろうか。

おともだち1号になりそこねたぽにょちゃんのママにメールをしてみたらお知らせがやはり届いていた。
一週間早くうまれたぽにょちゃんは5日前に見事寝返りに成功したそうだ。
ぽくこも右手が体の下から抜き出せれば完成なのだが今はまだ首から下だけが裏返っている状態でエクソシストみたいでおっかない。
それでもその姿勢が落ち着くのかここ最近はその首がもげそうなスタイルで眠りにつくのが定番となっている。
もぞもぞと動き始めると「お?!いよいよかっ!!」とカメラを構えるのだけれどもなかなかうまくいかず、ぽくこも奇声を上げながら日夜頑張っている。

今日は激しい雷雨でお散歩に出かけることができなかった。
外に出かけることを覚えたぽくこにはもしかすると一日中おうちにいるのはストレスなのか・・今日はやけに不機嫌でとうとう右のおっぱいをのまないで夜を迎え眠ってしまった。
大人にとっては昨日と変わりばえしない今日なのにぽくこは昨日と全然違う。
毎日毎日変化していく。子育てって面白い。

2008年8月21日木曜日

ぽくこのリベンジ

今日はチハルちゃんのお家に遊びに行った。
ウチから右に3つめのマンション。スープの冷めない距離にチハルちゃんは住んでいる。

初めて訪れる場所だったけれども今度はぽくこは随分落ち着いていた。
ウチにいるのとかわりなく元気よく手足を動かしている。
チハルちゃんのママが話しかけても愛想よく笑い、前回とは違う余裕をみせた。
一方、チハルちゃんは落ち着かずにぐずったり泣いたりしていた。
どうやら遊びに来られる側より行く側のほうが事前に心の準備ができているせいか動揺がないようだ。

ぽくこは睡魔に襲われた時にはウチにいるときと同じようにぐずって大泣きしたけれども、その後よそのお家で1時間以上もぐっすりと眠った。
二度目は落ち着いていたぽくこの姿にほっと胸をなで下ろした。

私は私で二人目を子育て中のチハルちゃんのママから学ぶことはとても多い。
そしてひと月先を行くチハルちゃんはひと月後のぽくこの姿を想像できて参考にもなる。
すぐ近くに相談する相手に恵まれたことはとても心強い。偶然知り合えて良かった、良かった。

2008年8月20日水曜日

まぐまぐ

赤ちゃんの爪はうわさ通り本当に伸びるのが早い。
マメに切ってあげているけれど肉を切りそうでおっかなくて実際はそんなに短くカットできない。
ぽくこは目覚める時、手で激しく顔をこする癖がある。
そのせいで顔が傷だらけになる。ある時血をにじませていたので驚いてそれ以来ずっとミトンをつけていた。
指先を刺激すると頭が良くなるから外したら?
とダンナさんから言われたので、眠るとき以外ミトンを外すことにした。
目が覚めたぽくこの手からミトンを取ると親指以外の指が揃えられていてすぐに離れない。よく観察しているとそのせいかぽくこは物を掴むことを全くしない子になっていた。
新陳代謝が活発な時期なんだから顔の傷なんてすぐになくなる!と意を決してミトンを封印することにした。

そうして迎えた夏休みの間、ダンナさんが団扇を持たせたりしているうちにすっかりものを持つことを覚えてくれた。
哺乳瓶は相変わらず大嫌いなので、趣向を変えて乳首がついたマグを買ってみた。
自分で持つタイプのそれはぽくこの好奇心をおおいに満たしたようで今日はじめて麦茶を飲んだ。

生まれたばかりの頃、おっぱいの位置がわからなくて泣きじゃくっていたぽくこ。
無表情で飲む→寝る→出す だけだったあのぽくこが自分の手でマグを握り支えて笑いながら麦茶を飲んでいる。
もうこんなに成長したんだなぁと思うと胸にぐっときた。
この時点でこんなに感動してるんだから歩いた日には興奮して眠れないかもしれないなぁ(笑)

2008年8月19日火曜日

またひとつ

おばあちゃんから可愛いお洋服が届いた。
さすがのぽくこでも大きめの90cm。
来年の夏に着ることになるのだけれど、スカートとジャンパースカートがあった。
そうか、来年の今頃はぽくこは歩いているのかもしれない。
想像するとワクワクしてきた。

お礼の電話でまだ寝返りをうたないことを話したところ
「うつ伏せにさせてみたら?力がつくから。」
と仰ったので、早速ぽくこを裏返しにしてみた。
そうしたら・・
ぽくこは立派に腕で体を支え、頭を持ち上げた。
どうやら親が気がつかないうちにぽくこの首はしっかり据わっていたらしい。
そうしてそれはそれはこれ以上ないくらいの笑顔をみせた。
ここ数週間、裏返りたくても裏返れなくて体を海老ぞりにしたまま泣いていたぽくこにとって待ちこがれていた姿勢に違いない。

ぽくこはまたひとつできることが増えた。
本当にあっという間におおきくなってしまいそうだ。

2008年8月18日月曜日

パパが恋しくて

夏休みはあっという間に過ぎ去ってしまった。
9日間といえば考えてみると8月の1/3近くがお休みだった訳だからなんだかすごい。
休み明けの今日、朝を迎えたら嫌だろうなぁと思っていたけれど充実した夏休みに満足したせいか今日からがんばろう!というすっきりした気持ちで朝を迎えられた。
過去にも何度か良い巡り合わせで今年並みの連休があったけれどなんだか一番充実した夏休みを過ごした気がする。

一方ぽくこは片時も離れずに可愛がってくれたパパがいなくて寂しいのか、おっぱいを飲むと遊ぶことなく眠っていた。おむつとオッパイの時だけ目を覚まして後はただただ眠るのみ。
私だって可愛がってるのになぁ〜。とちょっぴりヤキモチをやきつつぽくこの寝顔を見つめた。

2008年8月16日土曜日

ママの休日

ダンナさんがいる夏休み中に是非とも髪を切りたい!と思っていたけれど気がつけば夏休みも今日を入れて2日。
今となっては母乳しか飲まないぽくこを置いて遠くの美容室には通えなくなってしまった。
今日こそは!と決心し、起きてからせっせと家事をこなして出かける準備をし、ぽくこにおっぱいをあげてから予約の電話をした。
パーマをかけたいけれどタイムリミットを考えるとムリだなぁ・・。そう思っているとダンナさんが「パーマもしておいで。なんとかするから大丈夫」そう言ってくれた。

初めて行く近くの美容室。着いてすぐに事情を話して相談し、パーマをかけたることにした。
カット以外は全て二人がかり。猛スピードで仕上げてくれた。
久しぶりの一人きりの外出。
時間が経つにつれ、気になって仕方がない。
ぽくこはお腹をすかして泣いてないだろうか。ぽくこが号泣する姿が目に浮かぶともうじっとしてはいられない。
早く帰らなきゃ。早く帰りたい。

家に着くとぽくこはすやすやと穏やかに眠り、ダンナさんが夕飯の支度をして待っていた。
結局この日は夕飯の片付けも全部ダンナさんが引き受けてくれて、待っているうちにあっという間に眠りに落ちた。
丸一日の休暇。なんだか気分がリフレッシュ。すっきりして気持ちが元気になった。
お休みをどうもありがとう☆

2008年8月12日火曜日

美術館デビュー

夏休みにやりたいことの一つ。美術館に行くこと。
ヨーロッパに流出した浮世絵が来ているから是非ともみたい。そう思ってその記事を切り抜いていたけれども眺めるばかり。それがようやく実現したのだ。

ぽくこは寝ずに目をあけてじっとみていた。
途中からキャッキャッと奇声をあげてご機嫌にしていたけれど、最後はやっぱり泣き出してしまった。
美術館という場所がら早く泣きやませなくてはいけないしタイムリミットだなぁ。帰ろう。と思った時ダンナさんが
「いいからゆっくり観ておいで」
とぽくこを連れて行ってくれた。
それでも気になって駆け足になったけれど十分に満足した。

当たり前だったことがそうでなくなったとき、与えれると本当に有り難いと思う。
お休みの日に美術館に行く。
大した変わったことをしたわけではないけれど、帰りの車の中でスヤスヤと眠る娘の寝顔を眺めながら幸せな気持ちに包まれた。

2008年8月8日金曜日

おばあちゃん

実家の母が遊びに来た。
ぽくこを入院させてしまったことが私にはあまりにショックで、その後はしばらくぽくこが日々の生活に慣れて落ち着くまで母には遠慮して貰っていたのだがひと月たち、シビレをきらしてぽくこの顔を見に来てくれたのだ。
ひと月ぶりに会うと成長ぶりがよくわかるようで大きくなったと喜んでくれた。
有り難いことにぽくこはこの夏、アセモといえるようなものはできなかったのだが
「上手に子育てしているのね」
と母は珍しく誉めてくれた。
特に評価のない主婦にとって誉めて貰うことは案外嬉しいものだ。

いつもと変わらない家事も、ぽくこが泣いたときに代わりに抱いてくれる人がいると大助かり。
何でもストップしないで済んでしまうと逆に手持ちぶさたな感さえあったりして。。

ぽくこがスヤスヤと眠る姿を眺めながら母とおしゃべり。
こういう時間をわたしはぽくこと持てるのだろうか。
ぽくこがお嫁さんに行って赤ちゃんを産んで・・
がーっ!そんなことは全く想像できない。
そんな日を迎える前頃、ダンナさんがガックリと肩を落としているだろう。
それは容易に想像できるのだが(笑)

2008年8月7日木曜日

ぽくこの試練

今日初めてぽくこの友達がウチに遊びに来てくれた。
いつかクリーニング屋さんの前でたまたま出会い立ち話をしたチハルちゃんとその後偶然ベビざらスで再開して今日の約束となったのだ。

チハルちゃんは4月生まれでぽくこよりひと月早い。
生まれたときの体重はぽくこと同じ3900gと大きいので大抵の赤ちゃんはぽくこより小さいけれども、このチハルちゃんはぽくこと同じく大きい。
ぽくこと大きく違うのはチハルちゃんにはお姉ちゃんがいること。
その差はすぐに現れた。
日々もまれているチハルちゃんはウチに着くなり、大リラックス☆
我が家にいるが如く楽しくしている。
チハルちゃんは友好的にぽくこに笑いかけたけれども・・・
ぽくこは初めて見る他の赤ちゃんの姿に驚き泣き出してしまった。
その後もチハルちゃんの声や寝返りにいちいち驚いて私の腕にしがみついたまま泣きっぱなし。
ようやく泣きやんだのは泣き疲れて眠ったときだった。

ぽくこが毎日遊ぶプレイマットをチハルちゃんに貸してあげた。
ぽくこはにっこり笑っては手足をパタパタと動かすくらいの反応なのに
チハルちゃんはいろんな物を掴んではひっぱりマットの上の屋根ごと引き倒さんばかりの勢い。
この頃のひと月ってそれはそれは大きな開きがあるのだろうけれど、どうもそれだけじゃないみたい。
兄弟、姉妹の存在の大きさを思い知った。
ぽくこは知らず知らずのうちに温室育ちになっていたらしい。
そんなに逞しくならなくてもいいけれど、、このままというのも問題だ。
どんどん友達と遊ばせて刺激を与えてあげよう。そう誓った、私にとっても衝撃の一日でした。

2008年7月30日水曜日

おともだち1号

妊婦時代、保健所が開催するマタニティスクールでママ友ができた。
出産予定日が一日違いという偶然に話に花が咲き、生まれる前にランチしよう!お互いの家を訪問しよう!などと壮大に計画をたてて楽しみにしていた。
しかしそこは妊婦・・。
体調が悪かったり、都合が悪くなったりでドタキャンを繰り返してしまい結局生まれる前に一度も成立しなかった。。
そして残念なことに彼女は県の東側、ベビーカーでは行けない距離に引っ越してしまったのだ。

彼女から「生まれたよ!」とお知らせのメールが届いたのはぽくこがなかなか出てこなくて焦り始めた頃。
遅れること一週間、ようやく私も「生まれたよ!」のメールを届けることができた。
予定日通り一日違いとはいかなかったけれど彼女の赤ちゃんも3800gとBIG☆だった。
それからも湿疹どう?おっぱいどう?とお互いの娘の心配を話してきた。

今日もまた彼女としばしメールを交換。
同じようにこの暑さでショッピングモールでお散歩しているらしい。
ぽくこは最近おしゃべりが止まってしまったのだけれど、ぽにょちゃん(彼女の赤ちゃんの愛称)があまり泣かないことを彼女はひどく気にしていた。
同じくらいの月齢の赤ちゃんってどんななんだろう・・。
ぽにょちゃんは今日めでたく生後三ヶ月を迎え、あと一週間ほどでぽくこも三ヶ月になり外の社会と接触していく時期にさしかかっている。
そう言うわけで来週あたりぽにょちゃんに会いに出かけることにした。

よく他の赤ちゃんと会うと刺激を受けて、立つようになったり、おしゃべりを始めたりすると聞いたことがある。
ぽくこはどんな変化を見せるのだろう。
ぽにょちゃんははるこのお友達一号になってくれるかなぁ〜
晴れるといいな♪ 楽しみだ☆

2008年7月29日火曜日

完敗・・。

週末に体内時計がくるって明けて火曜日。
ぽくこの時計はまだ正しく動いていないらしい。

今日はお休みの予定だったのだけれど、どうしても外出しなければならなくなりぽくこを乗せて出かけた。
近い場所だったこともあり、昨日に比べるとぽくこの発汗量は少なく済んだようにみえた。
家についてから、全く眠る気配をみせないのでぽくこだけをお風呂に入れた。
・・確かにいつもお風呂のあとは夕焼けが終わる頃までぐずるのだけど・・・。
今日はぐずらない代わりに眠らない。目がランランとして全く睡魔がおそってこないようだ。
いつもならとっくに深い眠りに落ちている午後8時を過ぎてもパタパタと両手を動かしてご機嫌そのもの・・・
こうなると私の入浴はおろか食事の支度さえできない。
もうすっかり暗くなったのでベビーベッドに寝せ、電気を消してみたけれど・・すぐに大声で泣き呼びつけられてしまった。
ライトをつけて顔をのぞくと、満面の笑顔で私を迎えてくれていた。そうなるともうメロメロで抱き上げずにはいられない。
しばしこんなことを繰り返して9時半ごろようやくぽくこは眠りについた。

ロボットじゃないからいつもいつも同じにはいかない。
嘘泣きだってわかっていてもあんなに可愛い笑顔をされると完敗だ。

2008年7月28日月曜日

夕泣き

まいにち毎日本当に暑い。
毎日この夏の最高気温を更新しているかんじだ。
最低気温も28度とか29度とかだから午前中からすでに30度を超えているわけで
その暑さの中ベビーカーでのんきにお出かけはできないので
外の世界と接する機会は専ら車で出かけた先のショッピングモールになっている。
そこを今日は手芸点に出かけてみた。
ぽくこを観察しているとまだ首もすわらぬうちから背中を天井に向け、あと一歩で寝返りが完成しそうなところまできているし、足の動きも活発でどんどん足で床を蹴って上へ上へとずりあがっていくようになったのでベッドの周りをクッションで囲むことが急務となったのだ。

車で出かけてもやはり暑いことに代わりはなく、家に戻るとぽくこは下着も洋服もベビーシートに敷いておいたガーゼのタオルもみんな汗でぐっしょりになる。
ここまで汗をかいたらさすがに疲れてよく眠るだろうと思うけれども、子供の体力は底が知れない。
オッパイを飲んで水分補給をし、ほんの少し睡眠をとるとケロッとしている。
キレイな夕焼け空が広がる夕刻、赤ちゃんも切ない気持ちになるのか夕泣きをする子がいるのだと聞いたことがある。
ぽくこも最近お風呂をあがった後、オレンジ色の光が差し込む時間になるとエンエンと泣き出して止まらない。今日も2時間ほどしっかりグズってようやく眠りについた。
夜中に泣きやまないことはないし、起きたらすぐにニッッコリ笑うほど寝起きも良い。だけど、、寝付きがものすごく悪い。
汗をかいてつかれてもこれは変わらなかったこの寝付きの悪さはなかなか手強いなぁ。

2008年7月26日土曜日

ソフトクリーム

金曜日の夜くらいから明日はいよいよ土曜日だー!と気分が盛り上がる。
とはいえ実際に土曜日を迎えても今は特別なことはできないし平日と何も変わらない。
ただ先週あたりからお買いものに一緒にでかけるようになったので少し気分転換ができるようになった。
ベビーシートは狭くて暑いからぽくこはどうしてもぐずってしまうけれど車が動き出せば落ち着いてくる。
本当にすぐ近くのショッピングモールだけれどそこにたどり着くまでにはぐっすりと眠ってしまう。
お買い物中に目を覚ますことはほとんどない。
今日も例に漏れず目を覚ますことなく買い物が終了した。

今日はレジの向こう側にあるお菓子の専門店でソフトクリームを食べた。
こういうことはものすごく久しぶり。なんだか嬉しくって、とってもおいしかった。

土曜日はダンナさんが家に居るのでいつもと雰囲気も変わるし、時間の使い方が変わる。
そのせいか週末の夕方、ぽくこは決まってぐずる。
慣れたらまた平日がやってくるからまた忘れてしまう。
眠れないでぐずぐず泣きつづけるぽくこはちょっぴり可哀想。

そしてあっという間に陽がが沈んでしまった。
一日が長いようでとても短い。

2008年7月25日金曜日

腰痛

生まれたときから4kg近くあったぽくこは現在すでに6kg。
最初からずっしりと重みがあったけれど、まだ幾分余裕もあった。
しかし赤ちゃんの体重はぐんぐん増えていくんだなぁ。
初めのうちはなんともなかったけれども今はベッドから抱き上げるとき「よいしょ」って力が必要。
昼間は目の届くリビングに寝かせているけれども、もうかなり激しく動くぽくこはソファには危なくて寝せておけないので必然的に床になるのだけれど床から抱き上げるのは更に更に負担が倍増・・。
気がつけば激しい腰痛に苦しんでいた。
今日などは5分と抱いていられなくて、あれこれ話しかけたりして気分をそらしたりおもちゃに頼ったりしながら誤魔化して誤魔化して・・それでもやっぱり赤ちゃんは抱っこして欲しいもの。あのクリクリとした可愛い目で見つめられるとついつい頑張ってしまうのだけれど正直相当つらい。
昨日はダンナさんがずいぶん時間をかけてじっくり揉んでくれた。有り難や・・

先日行ったアウトレットで、赤ちゃんを背中に負ぶって洋服を一心不乱に探している若いママを見かけた。
やっぱり若いママはパワーが違う!
子供は若いウチに・・・とよく言うけれどホントだ・・・つくづく。

2008年7月23日水曜日

挑戦☆

今日は新しいことに挑戦してみた。
いつも夕方の4時か5時にはぽくこをお風呂に入れるのだけれどその前に自分がささっと入ってからぽくこを入れる。
この方法はそもそも大きく生まれたぽくこをベビーバスの中で上手に支えられなかったことから始まった。
自分も裸になって抱いて洗えば危なくないし、じっくりキレイに洗えてなかなか良い☆
しかしこの方法はその4時か5時あたりにぽくこが熟睡してくれている必要があり、日によっては全然眠ってくれなくてお風呂に入れなくなってしまうのだ。
暖かいし(と、いうより暑いし)ぽくこを目の届くお風呂に一緒に置いてみよう!
暴れないようにバスタオルでくるんで風呂の蓋を二重にしてその上に寝かせた状態で私が先にシャワーを浴びてみた。
泣き出したらやめようと思っていたけれど、近くにいるだけで赤ちゃんはこんなにも安心するのか・・と感心するほどぽくこはだまって指をチパチパしながら順番がくるのを大人しく待っていた。
なぁんだ。もっと早くこうすれば良かった。・・・春生まれだからできることだけど。

新しいことついでに今日は果汁をあげてみた。
今頃から果汁や麦茶、おかゆの上澄みなどをあげると好き嫌いが少ない子になる。とものの本に書いてあったのだ。
スイカを絞って3倍に薄めてみたけれど・・
お風呂上がりはいつも喉がかわいて服を着るのも待てないぽくこはやはり今日も耳そうじにさしかかったあたりで号泣し始めた。
そのまま果汁をあげたので号泣しているところに無理矢理流し込む形となり・・ぽくこの素直な感想をみることができなかった。
次は違う場面であげてみよう。
新しい味にどんな顔をするのか楽しみだ。

2008年7月22日火曜日

NKY

KY・・空気が読めない人
ってのが流行ったのは前首相が唐突に辞めたころだけど
ぽくこはNKY。すばらしく嗅覚がよく、空気をかぎ分けているように見える。
病院でもどんなに号泣していても心配して看護婦さんがやってくるとすぐに泣きやむしお買い物やお散歩に出かけてもすぐに眠る。
夜中のミルクも大声で泣くことはなく、なんとなく起きている気配を私が感じて目を覚ましミルクをあげると昼間の半分くらい飲んでさっさと眠りに落ちぐずることは全くない。これは本当に有り難い。
先日のお宮参りの記念撮影でも暑い着物に泣いていたけれど撮影が始まるとニッコリと抜群の笑顔をみせた。
そして今日。
新しい洗濯機が我が家にやってきた。
昔の洗濯機と違って機能がたくさん付いている昨今の洗濯機はかなりの重量。
大人の男性が二人がかりで搬入した。
台車の音や段ボールを片付ける音、話し声・・。普段静かな家の中はいつもと違う音があふれたけれどもやはりぽくこは起きなかった。
設置して業者の人が帰った直後、目を覚まして泣き始めた。
私と二人きりの時はかなりすごい泣きっぷりだったりするのだけれど
いざというときに困らせられることがないからそんなのどうってことないやと思える。

さて、新しい洗濯機。
今までは洗濯機の脱水の音が響くので夜9時までに終わらない洗濯は自粛していた。
ぽくこが寝ている時はドアを全部閉めて響かないように気を遣っていた。
けれど!!今どきの洗濯機はこんなにも静かだなんて!
換気扇をまわしているとそちらの方が響いて洗濯機の音は全く聞こえない。
これなら夜におむつが横漏れしてもシーツやパッドをすぐに洗えるし、雨が続いてもおむつを眺めて心配する必要もなくなった。
あぁ有り難い、有り難い。
お父さん、お母さんありがとうございました。

2008年7月21日月曜日

何とか元通りに・・

久しぶりに食料品以外の買い物に出かけた。
すぐ近くのアウトレット、制限時間は2時間。
出産後、確かに体重は少しずつ減少したけれどもそれでも出産前に比べると+4kg。
これまでの服が入らず未だにマタニティウエアを着ている。
しかしそれも限界があり取り急ぎの洋服を少しだけ買い足すことにしたのだ。

しかしサイズを気にしながら試着をするのはこんなにもつまらないものかと思った。
鏡に映し出された姿がなんとも惨めだ。
あぁ早いところ頑張って痩せなければ。そう思った。
・・・だけどお腹が空くんだなぁ。

2008年7月20日日曜日

寝る子は育つ

ぽくこが来てから朝が早くなった。
朝と言うより夜の延長線上に迎えた朝なので朝のすがすがしさは残念ながらあまり感じなくなった。
それでもやはり朝日が昇り、外が明るくなると気分が一新されて眠気が減退し新たに一日を頑張ろうという気持ちがわき上がってくる。
ぽくこの朝のミルクは6時か7時くらいだけれどもぽくこに朝のお知らせをするのは9時か10時の家事がひとしきり終了した頃にしている。
それでもやっぱり外は明るいし、この時期は暑いせいかぽくこは勝手に朝を迎えて元気にチュパチュパしていることが多い。
今日もやはり早々に覚醒して元気にパタパタしていた。
「洗濯物を干す間、ぽくこと遊んであげて」
そう声をかける人がいる休日は本当に有り難い。

音楽にあわせてパタパタと体を動かしたり、お話をするようになって
ぽくこの泣き方も俄然変化をみせた。
小さい幼児が甘えて泣く時のように「あぁーん、あんあん」と泣き、泣きやんだ後もヒクヒクとしばらくの間しゃくり上げている。
もう、この「あぁーーん」が始まるとこの声のかわいさにしばらく泣いていてもいいやなどと赤ん坊には迷惑なことを考えてしまう。
そして近頃は眠りが深くなったような気がする。

寝る子は育つというけれど元気に遊んでぐっすり眠る度にぽくこはどんどん大きく、賢くなっていっている気がする。

2008年7月19日土曜日

幸せな時間

ベビーカーでお散歩するには暑すぎる気候なので、車で行けば5分とかからないショッピングモールにお散歩がてら出かけることにした。
ベビーシートにも慣れたのか、起きている状態で乗せても泣き出さない。
子供は車が好きだって言うけれど、ぽくこも例に漏れず車が動き出すとないていてもすっと泣きやむ。
ショッピングモールについてベビーカーに乗せた途端、いつものようにぐっすり眠ってしまった。
退院して間もないのでごく短い時間だけの屋内散歩を楽しんだ。

今日、ちょっとした念願がかなった。
ぽくこと一緒にお昼寝がしたかったのだけれど、ぽくこはなかなか昼間寝ないので眠りに落ちるとたまった家事を一気にこなさなければならず隣で一休み・・という余裕が生まれなかったのだ。
今日はダンナさんが夕飯を作ってくれたので、ぽくこの可愛らしいおしゃべりをずぅ〜っと聞いていた。
けれど私自身も外出で疲れて眠りに襲われ・・夢の中。
ふっと気がつくと隣でぽくこもすやすやと眠っていた。

のんびりとした時間。キレイな夕焼けが窓の外に広がっている。
隣にはなんとも可愛らしい寝顔の娘。
幸せってこういうのなんだなぁ。

2008年7月18日金曜日

おしゃべりぽくこ

例のおもちゃの中にいるときなにやら奇声をあげている。
鏡に映った自分に話しかけているのだろうと思っていたら
どうも音楽に合わせて歌っているらしい。
気分が盛り上がると踊りながら歌う。
気分が最高潮に達する頃、突然不機嫌になり泣き出す。
これがいつものパターンになった。

しかしこのおもちゃ、知育玩具と言うだけあってぽくこは目を見張る変化をみせた。
ぽくこがおしゃべりを始めたのだ。
もちろん宇宙後だから@$%A&#・・何を言っているのかさっぱりわからないけれど
私の目を見て明らかに何かを伝えようとしている。
なぁに?ホント?すごいねぇ!と相づちをうつとずぅーっと可愛らしい声で話し続けていた。
知育玩具もそうだけど、人と会うのが一番の刺激になるというのは本当なんだなぁ。
入院はもちろんしないほうがいいに決まっているけれど
あの入院生活で沢山の看護婦さんに接してぽくこは本当に劇的に変化した。

ここへきてぽくこは毎日変化を見せる。
その一瞬一瞬が見逃せない。
今日のこの表情、この笑顔。全部全部見逃さないでいたい。

2008年7月9日水曜日

指しゃぶりの効果

病室にはぽくこのベッドが中央にあり、窓際に付き添い用の簡易ベッドがある。
胃腸に問題があるかもしれないのでできる限り絶食するように言われた。
たとえ点滴があって脱水の心配がなくても胃の中はからっぽ。生まれたばかりのぽくこがお腹を空かして眠れないのは自然なことだ。
あやしてあやして泣き疲れて眠るのを待っていると看護婦さんがきて少しなら授乳してもかまわないと言うので
少しだけオッパイを吸わせてあげると吐き戻すことなくぽくこは眠りについた。

その日、一日中ぽくこは不機嫌だった。
おっぱいも究極にお腹が空くまで飲もうとしない。
焦る私に「点滴があるから心配要らない。無理に飲ませなくても大丈夫」と看護婦さんが何度も声をかけてくれた。
ぽくこは検温や聴診器をあてられても泣くこともなく暴れることもない。
実におとなしくしている。
先天的な疾患を心配してレントゲンやエコーの検査をしたけれどもこのときもじっとこらえていた。

ただ一つ・・
最近覚えた指しゃぶり。それを考えて点滴は左側にしてもらったのだけれど
しゃぶれないとなるとどうにもこうにも左側をしゃぶりたくなったらしく
固定板をつけ包帯をぐるぐる巻きにされた左手をじっと見つめては何度となく口に運ぼうとトライ・・
そのたびに板がおでこをコツンと打った。
この自由にならない左手がどんなにかぽくこのストレスになっているか最初のうちは気づきもしなかった。
しかし家にいるときよりもずっと濃密にぽくこと二人きりの時間を過ごす病院生活でぽくこの不機嫌がどうもこの不自由な左手に起因することがわかってきた。
私が思うよりずっとずっとぽくこは指しゃぶりをすることで精神を安定させていたらしい。
乳児の血管に針を刺すのはとても難しいことなので取り替えて貰うことは叶わなかったけれども
不自由な左手に執着している気持ちをそらし忘れさせるようにすること、それだけで随分ぽくこの気持ちは晴れていった。

一度脱水すると、ミルクを与えても吸収できず吐き出してしまう。そして更に脱水が進むというスパイラルに陥ってしまう。
入院した夜、当直の先生がそう教えてくれた。
丸一日点滴をしたら劇的にぽくこは元気になってきた。
それでもオッパイを飲みたがらず、狂ったように泣きじゃくるから心配は収まらなかった。

エコーやレントゲンの結果に異常はなかった。
あぁよかった。本当に良かった。

2008年7月8日火曜日

大変なことに

お宮参りの後、しばらく続いていたぽくこの嘔吐・・。
それでも機嫌はそんなに悪くないし、おっぱいもしっかり飲むから大丈夫だろうと思っていた。
しかし、今日の午後あたりからその自信が崩れ始めた。
おっぱいを嫌がって飲まない・・飲んでも飲んだだけ吐き戻す。
よく観察しているとどうも泣き方が違う気がする。
・・・もしかしたら深刻な事態なのかも・・。そう思い始めたのは日が傾きかけた夕刻。
ダンナさんが帰ってきてぽくこをあやしてもらっていたら、やっぱり様子がおかしい。
病院に連れて行こう!と言うことになった。
これまで何回かこんな調子で病院に行ったから、行って安心して帰ってくればいいや。
そう思っていた。
しかし、、救急病院では「症状からいって生まれて間もないぽくこに一時的な処置はできない。」と、言われた。
すぐに専門の病院に連絡をしてくれそちらの病院で診て貰うことに。。
診察室でひとしきり問診を受けたところ、「点滴をしながら様子をみます。今日はこのまま入院して下さい」
と言われた。
ほんの少し軽く考えていただけに頭が真っ白になった。
生まれてから一度も離れたことがないぽくこを置いては行けない!どうしよう!!
と、思ったのもつかの間入院は24時間付き添いが必要とのことだった。
廊下に出ているように促され、暗い廊下のベンチに座っているとぽくこが激しく泣き叫ぶ声が響いてきた。
あぁ、、なるほど。点滴を怖がって泣き叫ぶ姿を目の当たりにしたら「もうやめて!!」と言ってしまうに違いない。
あぁそれにしてもなんて可哀想なことになってしまったんだろう。
あのお宮参りの一日がぐるぐると頭を駆けめぐり、後悔と申し訳なさで涙が出た。

2008年7月5日土曜日

お宮参り

昔ながらの風習に従うと女児の場合生後33日目にお宮参りに行くそうだけど
実際問題そんなまだわけの分からない時期に生まれて間もない子供を連れて歩けない・・
てな訳で丁度二ヶ月目のこの日、お宮参りを決行することにした。
梅雨のうちにしておかないと暑くなってからでは大変。そう思ってこの日にしたのに、、

よりによってこの日、梅雨明け。。
例年よりかなり早い梅雨明けで今年一番の暑さとなってしまった。
写真館→お宮参り→お食事。
大したことないと思っていたけれど、、
写真館でこの暑いのに着物を着せられたぽくこは予想通り泣き叫んだけれど
どうゆうわけかカメラが向けられるとニッコリ☆抜群の笑顔で写真におさまってくれた。
お宮参りでは雨上がりの神社はなにしろ湿気で蒸し暑く、山の上にあるその境内は蚊がいっぱい!
何の予防接種もしていないぽくこが刺されたら大変!!祝詞の間も気が気じゃなく、ハンカチぱたぱた。。
・・・何をしに行ったんだか、、罰当たりもいいところ。。
暑さのせいか、ぽくこは一日中なんだか大人しく寝ていた。
静かに寝ているわねぇ♪
なんて微笑ましく思っていたけれど、、全てのスケジュールをこなして家に着いたら
ぽくこはミルクを全く飲まない。。
今日の気候を考えると相当の汗をかいているはず。飲まないうちに寝せるわけにも行かない。
なんとか水分補給をと思って湯冷ましを与えてみた。
なんとか飲んでくれたのでほっとした瞬間、ぽくこが勢いよく湯冷ましを吐き戻した。
それでもかなりの量を飲んでくれたから疲れを取るためにゆっくり寝せてあげよう。

だけど、、お姑さんの言うとおり
私の腕の中が全ての世界だったぽくこにとって世界旅行に匹敵する一日だったに違いない。
オッパイも飲めないくらい疲れ果てて・・
本当に可哀想なことをした。ごめんね、ぽくこ。

2008年7月2日水曜日

お買い物デビュー

松の実がない・・。
どうってことないようで、でも今日の料理には松の実が欲しいなぁ。
そうだ、買いに行こう!
雨も降っていないし、お散歩代わりだ!
そう思い立ち、ぽくこをお買い物に連れて行くことにした。
オッパイとオッパイの間隔が昼間は長くて3時間。往復の時間を考えるとお店にいられるタイムリミットはとても短い。
動きにロスがないように買う物をメモしていざ出発。

スーパーは寒いからと心配していたけれど思ったほどではなかった。
私自身2ヶ月ぶりのスーパーだったのだが、スーパーってこんなにうるさかったっけ。
ぽくこの鳴き声だけが響く生活だったから音楽や売り出しの声がやけに耳についた。
ぽくこもすぐにめを覚まし、初めて見る世界に驚いたのか目を見開いていた。
途中泣きそうになったけれども、声をかけるとすぐに持ち直し家に着くまで機嫌良くつきあってくれた。
ベビーシートにも随分なれてきたしこれなら二人だけのお出かけもなんとかなりそうだ。

オッパイの間隔がコンスタントに長くなったらママとお出かけしようね♪

2008年6月30日月曜日

ぽくこの頭が陥没した!!

朝、いつものようにおっぱいを飲ませてかわいいぽくこの頭を撫でていると・・
ん?おかしい。なんだ、この凹みは!!!
ベッドの柵で打ったに違いない!!
もうすっかりそう決めつけてしまった。
ダンナさんに聞いてみたけど「昨日の夜はそんな凹みはなかった」と言う。
ぽくこはいたって元気だし、機嫌もよい。
でも、だけど、頭を打ったんだったら障害がおきるかも。
そう思うともう、居ても立ってもいられない。
3人の子育てを成し遂げたお姑さんにも聞いてみた。
「大丈夫だと思うけど、安心するためにお医者様にみてもらっていらっしゃい」とのこと。
そうだ!行こう!
大急ぎで用意をしてぽくこを抱えて病院に行ってきた。

問診に訪れた看護婦さんに説明をしたら・・怪訝な顔をしながらも丁寧にメモを取り彼女は去っていった。
さて、ぽくこの順番がやってきた。
先生が入ってくるなり、「ここ!!ここなんです!!」とぽくこの頭の凹みを見せた。
「?」先生が無反応。
もう一度説明をしたら・・・「みんなこうですよ。くっついていたら骨の病気でそれが異常です」
なんと、、、はやとちり。
でへへな笑いをして診察室を後にした。
でも問診をしてくれた看護婦さんは「まぁ、先生に見て貰えばお母さんも安心したでしょう。」と言ってくれた。

あはは☆
でも、ま、いいか。
子供に無関心なママより心配しすぎるくらいのほうがいいや。

2008年6月29日日曜日

おっぱいマッサージ

ぽくこの成長につれて母乳の不足感が否めなくなり・・
「おっぱいマッサージ」なるものに行ってみた。

マッサージという言葉からうける印象とは別もので「貯まった古いお乳を絞り出す」といった方が正しい感じ。
タオルで温めたおっぱいをなにしろずぅーっと絞り出した。
「痛くないマッサージ」とのふれこみだったけれど、、、十分痛かった。
ぽくこは傍らで眠らされたかと思ったら、いきなりタオルでぐるぐる巻きにされたり、むりやりオッパイを飲まされたり、小さな杯サイズのコップでお茶を飲まされたり、はたまたつねられて無理矢理起こされたり・・。
なんだかちょっと納得いかなかったりして・・。

で、おっぱいの方は昼間は1時間おきに1時間かけてゆっくり授乳・・・(それって結局ずぅっと授乳し続けるってことなのかなぁ。)
そして夜間は2時間おきに授乳しなさい。
とのことだった。
できなくはないけど、、、続かないと思った。
食べ物の話や授乳の姿勢などためになることも沢山あったしマッサージそのものもこれだけ沢山のママたちが集うのだから効果があるのだろうと思う。
1時間おき、2時間おきっていうのは現実的に無理だけどマッサージはもう少し続けてみようかな。

2008年6月26日木曜日

布おむつ

人間が一人増えるだけで洗濯物がこんなに増えるものか・・
育児雑誌などのすすめに従い赤ちゃんの洗濯物を分けて洗うと布おむつもあるからなんだか一日中洗濯物に追われてるような感覚になった。一ヶ月検診で「一緒にお風呂に入っていいですよ」と言われてからはお風呂がいいなら洗濯物を分けたって意味がないと勝手に解釈して今は一緒に選択しているが何の問題もない。
一緒に洗ってはいけない理由は洗濯物の雑菌より洗剤の強さかもしれないけれども、ぽくこがお腹にいるうちから重曹生活に切り替えたので問題ない。
友達が「タオルは何枚あってもいいから」とタオルを贈ってくれたけれど露のこの時期、なかなか洗濯物が乾かないので本当にタオルは何枚あってもいいようだ。
昼間はベランダに強引に干して夜は狭い脱衣室に洗濯物を閉じこめ、除湿器で残った湿気を取り除くという方法でなんとか乗り切っている。

梅雨に入って悩ましいのが布おむつ。
少々おしっこをしたって不快にならない紙おむつは眠りを阻害されない紙おむつの方が赤ん坊は好きらしい。
最初のうちは不快で厚ぼったい布おむつを嫌がって泣いてもいた。
そうするとなんとなく布おむつを使うことに妙に罪悪感みたいなものがあったけれども最近はぽくこもすっかり慣れて濡れても平気な顔をして眠っている。
これは、、、困った。すぐに泣いてくれるからかぶれにくい、それが布おむつのいいところなのに。
おむつを洗うことは全然面倒じゃないけれど、紙と違って横漏れしやすい。
オッパイをあげていてあれ?なんだか足が温かい・・なんてことはしょっちゅうだ。
それでもなぁんとなく子育てに手をかけているような自己満足のためか布おむつを続けている。

2008年6月25日水曜日

あっけなく・・

見るだけで、いや、横抱きにして「体勢」に入るだけであれほど号泣していたことが嘘のように
今日は普通の赤ちゃんのようにオッパイにかぶりついて飲む、飲む、飲む・・・・。
何回与えても寝ない。
寝たと思うと5分もせずにパチリと目を開けて再びオッパイをほしがる。
午後になってすぐから夕方までこれを繰り返し、とうとう母乳が間に合わなくなってしまった。
それでも「お腹が空いた!!」と泣くので久しぶりにミルクを作った。
実にあっけなく哺乳瓶が解禁となってしまった。
しかしあれほど大好きだった哺乳瓶をなかなか受け付けず泣きじゃくる。
そういえばここ最近、ぽくこがオッパイを嫌がって飲まなかったのでどうしても授乳間隔があいて以前のようにオッパイがパンパンに張らなくなっていた。
ようやくミルクを飲んでくれたのは夜9時を回った頃だった。
一日中提供し続けた乳首はヒリヒリと痛いし、5kgをあやしつづけて腕も足もパンパン。
でも母乳でがんばるぞ!とあやしていた時よりオッパイが足りずに泣くぽくこをあやすほうがずっとずっと心が痛く、切なかった。
哺乳瓶を飲み干したぽくこをダンナさんが寝付かしてくれたがぽくこよりも先に私が眠りに落ちていた。

解決したぞ!と思っても次から次へと未経験の問題がふりかかってくる。
当たり前だけど子育てって奥が深い。

2008年6月24日火曜日

ふぇ〜ん

ぽくこは現在約5000g。約1kg増えた。
生まれたときから髪はふさふさで、産着からしっかりと手足は出ていて手のひらは生まれた直後から広げていた。
赤ちゃんが生まれたら指をぎゅっ☆と握って貰うことを楽しみにしていたけれど、ぽくこはほとんど握らない・・。。
産院から退院した直後から自分で頭の向きを変えることができ、おむつを取り替える時には足をピン☆とまっすぐに伸ばす。
生まれて間もない赤ちゃんは「スリング」の中ようにくるりと丸まった形が胎内に似ていて落ち着くと言うがぽくこは窮屈なベビーシートから解放されると両手を大きく伸ばしてウーンのびをする。
最近は「オギャー」とは泣かずに「アァーン、ウェーン」に近い音で泣き、さらに悲しいときには幼児がするように口を歪めて「ふぇ〜ん」と泣く。
このふえぇ〜んは気持ちがこもっていてなんとも可愛らしい。

さて、哺乳瓶。
退院してからもずっと最近までお風呂上がりだけはミルクを与えてきた。
それは・・・哺乳瓶を差し出すとぽくこの顔が「!」と明るくなり、両手を胸の前でぎゅっと結び、子リスのようなまんまるなお目々でチュパチュパっ☆と勢いよくミルクを飲む顔がなんとも可愛くて可愛くて、、それが見たくて母乳はすっかり足りていたけれども一日に一度その時だけミルクを与えていたのだ。
しかし・・それがこんなに大変な事態に発展するとは思いもよらなかった。
大人の勝手でミルクを飲めと勧められたり、取り上げられたり・・・
ぽくこにはなんとも迷惑だったよね。。

この哺乳瓶事件で義妹が電話をかけてきてくれた。
「親だって人間だもん、泣きたいときは泣いていいのよー」
その一言になんだかずいぶん救われた。
冷静になれば大したことのないことでもひと月以上外出することなく言葉も何もわからない赤ちゃんと二人だけでいると行き詰まったときになかなか抜け出せない。
だけど、、、その昔の昔の大昔は哺乳瓶なんてなかったわけで、その頃の赤ちゃんは「オッパイが嫌だ!!」と思えなかっただろうから強情っぱりのぽくこもそのうちオッパイをフツーに飲んでくれる日が来るよね。

2008年6月23日月曜日

お散歩でびゅー

お散歩デビューを果たした。
と、言っても往復20分足らずの短いお散歩。
昨日ダンナさんが出しそびれたクリーニングを出して、ついでに郵便局によって用事を済ませるというコース。
どちらも玄関前の廊下から見える場所にある。

先日の病院行きで乳児とのお出かけが思いの外大変だったことを知った私は昨日ベビーシート&ベビーカーの使い方を予行演習しておいたのだった。。
ベビーカーもマンション暮らしだといちいち畳まなくてはならなず、畳むとそれを広げなくてはならない。
買ったときは説明を聞いて納得していたけれどもうずいぶん前のことですっかり忘れてしまっていた。
病院の時と違ってベビーカーがあると随分と楽だ。
薄曇りで暑くも寒くもない絶好のお散歩日和。久しぶりのお出かけにウキウキした。

ほんの20分くらいの出来事でぽくこはぐっすり眠ったままだったからお散歩デビューしたことさえ知らないだろうけど。
オッパイの間隔がもっと安定的に長くならないとスーパーデビューは難しいのかなぁ。
早くぽくこと一緒にお出かけしたいなぁ。

2008年6月20日金曜日

脱・哺乳瓶

妊娠するまで全く知らなかったけれど哺乳瓶の乳首は種類がたくさんある。
生まれてすぐの吸う力の弱い子、遊び飲みを始めた子、沢山飲める子・・・
出産後、すぐに母乳が出なかったためぽくこは哺乳瓶のお世話になった。
でないお乳をチュパチュパさせられた後、本当のお食事が哺乳瓶で与えられる。
そんな食事タイムが一ヶ月ほど続いた。
一ヶ月を境に母乳がぽくこの食欲に追いついた形だ。

ところがぽくこが風邪をひく少し前から母乳を飲まなくなった。
あれこれ理由を探って観察していたけれど
1.哺乳瓶の方が楽に飲める
2.鼻が詰まって苦しい
3.母乳は量のコントロールが難しく、むせる

私が思うに3が一番濃い線ではないかと思うようになった。
母乳は飲み始めの時は勢いよく吹き出してきて自分で吸う以上に口の中に入ってくる。
体は大きくてもまだ一ヶ月のぽくこは飲み込むことは上手ではないためゲホゲホとむせるのだ。
これが私が思う以上に彼女にとっては恐怖だったらしい。
お腹が空いているとどうしても本能的に力一杯吸い込む→むせる。
こればかりは手助けしてあげることが難しい・・・
と、思っていたら今日になってぽくこは劇的な変化をみせた。
最初のうちは舐めるように吸い、少しの間吸っては口を離して落ち着いて飲み込み、また口に含む・・
すごーい!!! たった一ヶ月しか経っていないのにこの知恵はなんだろう。
子供ってすごいなぁ!!
と、感動してしまった。

病院から処方された薬も哺乳瓶を忘れて貰うためにスプーンであげているが
これも3回目で「飲まされる」より「自ら吸った方が楽である」ことを学び、スプーンの端に口をつけて自分で吸い込んでいる。
大人になると経験していない事態に遭遇すると戸惑い、敬遠しがちであるけれども
全てのことが未経験のぽくこは実に果敢に挑み克服している。
小さな子供の日々の挑戦に考えさせられてしまった。
「今」はもう二度とやってこないから今日の驚きを見逃さないようにしたい。

2008年6月19日木曜日

ふたりだけのお出かけ

病院に行くというのに朝から激しい雨。
マンションから駐車場まで少し距離がある。病院の駐車場から建物までも距離がある。
まだ首の据わらない子供を抱えて、子供をぬらさずに無事に連れて行けるか・・
しかしぽくこは晴れ女だった!家を出る頃に雨が一時的に止んだ。

小児科でも新生児のぽくこには個室が与えられた。
先生が鼻を吸引してくれたけれど、粘り気が強いから苦しいだろうとのことだった。
昨日自分でも試してみたけれどなにせ相手は今にも壊れてしまいそうなちいさなお鼻。
どのくらい力を込めていいのかわからず断念したのだが「力一杯吸う」とのこと。今度はうまくできるだろうか。

病院と薬局。別々の建物になっているのはごく普通のことだけど
子供を抱え、雨が降る中その「大したことのない距離」を移動するのさえとても大変だった。
おっぱいを飲んで静かに眠っていたぽくこもさすがに薬局あたりで目を覚ましベビーシートのなかで号泣し始めた。
新米ママはオロオロ・・・あやして再びベビーシートに戻そうとしてもうまくいかない。
そこへ隣に座っていた3歳くらいの女の子と来ていたママが手をさしのべてくれた。
なんとも有り難い。。
マンションの駐車場に着くと雨が激しくなっていてとてもぽくこを連れて歩けない。
仕方ないのでマンションの下に一旦駐めてぽくこだけを部屋に入れた。
車を駐めてからドキドキしながら部屋に戻るとベビーシートのなかでスヤスヤと眠っていて一安心。
こうして初めての二人きりのお出かけはなんとか無事に終了した。

ぽくこの風邪が治ったらそろそろお外の空気を吸いにお散歩に出かけたい。楽しみだ。

2008年6月18日水曜日

うつしてごめんね

数日前からぽくこがくしゃみをするので、気温は高いけれども布団を薄くせずにいた。
熱を出したりしないので、そのうちになくなるだろうと思っていたけれど・・
昨日急に咳を頻繁にするようになった。
あぁ・・とうとううつしてしまった。と気持ちを落としていると
夕方には痰がが絡んでとても苦しそうに呼吸をするようになった。
熱をはかるとやっぱりない。
大人なら普通に「今日は早めに休もう」くらいのことだけど、、、この子は生まれて44日。
どうしたものか・・・
子供を持つ友達に一斉にメールしてみた。
「様子を見よ」「病院に行け」
考え方はそれぞれだ。 しっかりしなきゃ。私が決めなきゃ、この子の母親は私だ。
そんな当たり前のことを堂々巡りに考えているところにダンナさんからカエルメールが来た。
様子を伝えると「帰ったらすぐに救急に行こう」と、なった。
こういう時、冷静で行動力のあるダンナさんは本当に頼りになる。
私はオロオロするばかりで全然ダメだ。

新生児のぽくこは感染予防のために別室を用意され、さらに他の患者を飛び越えていち早くみていただけた。
他の病気の前兆ということもあるから明日必ず小児科を受診するようにとのことだった。
大して急患でもない患者が救急を占拠しているとニュースで見たけれど
でもやっぱり命に関わらなくても診てもらって状況がわかれば安心できる。
オロオロ心配する一晩をすごすよりずっとよかった。
そして!就学前の子供の医療費無料。・・・有り難いことでございます。。

2008年6月15日日曜日

お久しぶりでございます

ぽくこの出産から早いものでもうひと月を過ぎ寝不足生活から解放されつつある今日この頃。
パソコンの電源を入れる余裕があまりないのだけれど
ぽくこの成長や日々の気持ちを残しておきたいのでブログをひっそり再開。。
このひと月の間の出来事は時折思い出しながら書き足すこととして・・

一昨日、ぽくこが小児科デビューをした。
前日の午後から母乳をほとんど受け付けず狂ったように泣き、泣き疲れて眠ってもすぐに起き・・・
その繰り返しだったので「絶対にどこかが痛いに違いない」と思ったからだ。
念のために評判の良い小児科を教えて貰い、地図を調べておいて本当によかった。
病院に着く頃にはぽくこはスーパー寝不足のためかスヤスヤと寝入り、全く起きない。
先生が聴診器をあてても、うつ伏せにしても・・・起きない。
「まぁ、そういうこともありますよ。どこも悪くありません」
ほっと胸をなで下ろしたところで、先生がマスク姿の私に
「まずはお母さんが風邪を治さないと」
と薬を処方してくれた。
妊娠中じゃないから大抵の薬は飲んでも問題ない。と先生は仰るがその判断はやはり医者にゆだねることになる。
生まれたばかりの子供がいると病院なんて行く暇がない。
ここで診てもらえて助かった。
・・・しかし世の中のお母さん方は本当によくやってるなー。すごいなー。
このひと月の感想はそれに尽きる。

しかしなんでまたぽくこはあんなにおっぱいも飲まずに狂ったように泣き続けたんだろう。。
言葉が話せないぽくこには聞くことができないが
風邪を引いてからマスク姿となり、移してはいけないからとあまり口を開かずにおむつを替え、おっぱいをあげ、ぽくこが眠るとすぐにベッドに寝かせて隔離・・・そんな一週間だった。
もしかしたらもっと話しかけて欲しかったり抱っこして欲しかったりして情緒不安定になっていたのかもしれない、と反省した。
マスクをとり、いっぱい話しかけ、ぐっすり寝入るまでずっと抱っこしてあげるよう心がけてみた。
するとおっぱいをしっかり飲み、安心して眠りにつくようになった。
赤ちゃんって言葉がわからないからこそ、敏感なんだなぁ。
スヤスヤと眠るその寝顔をみると寝不足なんて全然気にならない。
ぽくこは天使だ。

2008年5月1日木曜日

なかなか

予定日を過ぎて6日。
再び検診。
ぽくこの心音に問題はなく、すこぶる元気な様子だった。
ただし、ぽくこの位置は3日前と全く変わらずまだまだ出てくる気配がない。
予定日を40週と0日とすると41週と6日までを正常分娩と言うらしい。
つまり予定日を2週間過ぎても出てこない時は何らかの障害や事故の可能性がでてくるらしいのだ。
その頃になると胎盤が劣化して酸素や養分が十分に供給されなくなったり、良くないことが起きるらしい。
私の場合、7日までに陣痛が始まらない場合入院して陣痛を誘発する処置が始まることになった。
最初に子宮口を柔らかくする薬を投与、その後陣痛を促す点滴が始まり3日ほどをかけて出産する運び。
もちろんそれまでに自然に陣痛が起きることが望ましいのだけれど、どうもお腹の中の居心地が良いらしくぽくこはなかなかその気にならない。

「たくさん歩きなさい」
「よつんばになって(方言かな?)拭き掃除しなさい」

といろんな人にいろんなことを言われるようになった。
そんなこと言ったって、、、ちょっと歩いただけですぐにお腹が張って歩けなくなるし
下を向いたらお腹の皮膚がちぎれそうだよ。。

そして今日もまた湯船に浸かって
「ぽくちゃん、早くおんもに出ておいでー♪」
そう宇宙遊泳を楽しむぽくこに話しかけた。

2008年4月30日水曜日

寝不足解消

寝不足と寝貯めを繰り返すようになってしまった。
お腹が重いので寝返りを打つ度に、重力でお腹がきしむ感じでキリキリと表面の皮膚が悲鳴をあげて必ず目が覚める。
こういう日が続いた後、ようやく死んだように眠れる日が訪れる。
今日はその「無心で眠れる日」だった。
朝早くに新幹線で出勤するダンナさんを見送った後、一日眠って過ごした。
トイレが近いので1時間半ごとに目を覚ましてはまた横になる。
ぐっすり眠ったのは本当に久しぶり。
はー☆すっきり。
気がつけば風邪の症状も殆どなくなった。

ぽくこちゃん、ママの体制は整ったのだけど?
そろそろどーお?おんもは楽しいよ♪
早く出ておいで。

2008年4月29日火曜日

ぽくこは肉食

連休の間に挟まった休日。
昨日の晩遅くにダンナさんがたった一日の休日のために職場から直接駆けつけてくれた。
疲れがたまるから無理して来ないでゆっくり休んだら?そう言ったけれど
「お腹にいるぽくこの見納めになるかもしれないから」
そう言ってわざわざ私の大好きなパンを沢山買い込んで持ってきてくれた。
その心配をよそにぽくこは一向にお外に出る気配を見せず、いつもと同じ休日を過ごした。
「しばらく行けないかもしれないから」
これが最近の殺し文句になっている。
今日は皆で外食しようということになった。
自分とぽくこの体重が気になるので、私はお豆腐料理にしようと言ったけれど
「お豆腐もいいねぇ。でもさ、焼き肉もいいよね。でもmentaiccoの好きなのにしよう」
そう言ってくれるので「じゃあお豆腐料理♪」と、答えると
「焼き肉もさぁ 捨てがたいよね。でもmentaiccoの食べたいものが一番だよ!」
「それじゃお豆腐でいい?」
「焼き肉ってさぁ、最近食べてないよね」

「・・・・ハッキリ言えばいいのに」
そう言うと
「・・・焼き肉が食べたい」
と、言うわけで皆で焼き肉を食べた。
何とも高カロリー&高塩分。明日の朝の手のひらが怖い。
でも・・・焼き肉を一番食べたかったのは私とぽくこだと思う。
焼き肉を食べ初めてしばらくすると、ぽくこはなんとも元気にはしゃぎだしたから。

2008年4月28日月曜日

巨大児?!

予定日を過ぎて最初の検診。
担当の先生が手術中で仕方なく別の先生にエコーを観て貰った。
・・が。
そもそも私のお腹はおそらくこの病院に通う妊婦のなかで一番大きい。
この別の先生はまずお腹の大きさに驚いたのだろう。
連休の間に挟まった平日の今日、検診に訪れた妊婦はいつもよりずっと多かった。
エコー・・超音波で跳ね返った映像をコンピュータ処理して大きさを推測しているわけだから正しい数値ではない・・・ってことは頭では分かっているのだけれど、たった3日前に測定された3040gからグーンと増えて今日のぽくこはざっと3400g超。
その大きさに私自身が驚いた!!
その先生から「巨大児の可能性があるから担当の先生に内診してもらってどうするか決めて下さい」そう言われた。
突然の急展開に頭が真っ白になった。

いつもの先生が内診室に現れた時、いつもと同じ落ち着いた声のトーンでいつもと同じ説明をしていつもと同じように終了した。
気が動転していたせいで聞きたかったことも聞けなかったがとにかくいつもと同じだったことに安心して帰宅した。
こういう時、案外「いつもと同じ」って大切なことなんだな。
ダンナさんやお姑さんに話しているうちにだんだん落ち着いてきた。
あー、ビックリした。とにかく考えすぎても仕方がない。
まず・・・眠ろう。

2008年4月27日日曜日

ぽくこへ

ちょっとした金具を買いにホームセンターに出かけた。
車の中に先日購入したビデオカメラがあった。
毎週家に置いてきたお花の状態をダンナさんが納めてきてくれる。
また、ぽくこが生まれる前の予行演習にあれこれ撮ったり、機能を試したりしている。
突然、カメラが私に向けて動き出したのでぽくこに宛ててビデオレターを残した。

「ぽくちゃん、予定日過ぎたよ。早くお外に出ておいで。ママは楽しみに楽しみに待ってるよ。」

ただそれだけの短いビデオ。
いつかぽくこが分かるようになったら一緒に観よう。
どんな表情をするだろう、楽しみだ。

2008年4月26日土曜日

週末

週末。ダンナさんがやってきた。
ETCの恩恵を受けるため、午後5時を過ぎてインターを通る。
先生が推奨する10分のお散歩をかねて近くの公園まで母と迎えに出かけたが出会えなかった。
気温が下がってきたので帰ってきたが、後で聞いたら降りるインターを間違えて都市高に乗り換えてしまったそうだ。
待っている方は気楽に待っているだけだけど、やっと迎えた週末に掃除やら洗濯やらをして、さらにクリーニングを出したりしてそれから一時間以上かけて出かけなければならないのだからせっかくの週末も疲れをとるどころか蓄積されるばかりで気の毒だなぁと、思う。
しかしよくよく考えてみると生まれた後もしばらくはのんびりした休日ではないかもしれない。
けれど天使がいる休日が訪れるんだなぁ。
私のお腹を横から見て「下がった、下がった」「いや、もう少し先かも」「30日には生まれる」
といろんな意見が飛び交う中、ぽくこは悠然と動いている。
・・・やっぱりもう少し先なのかな。

2008年4月25日金曜日

予定日だけど

いつもと同じように迎えた朝・・・今日が予定日だったのだけど、ぽくこのお誕生日は今日ではないらしい。
友人のうちの一人から「予定日の朝におしるしがあった」と聞いていたので
朝のおトイレを楽しみにしていたけれど、いつもと変わらなかった。
何となく少しだけ胎動が減った気がするけど、、気のせいのような気もする。

最近はかなり精密に胎児の大きさがわかるから予定日はズレないとも聞いたし
初産は予定日からはずっと遅れる。とも聞いたし
赤ちゃんが大きいと早めに生まれる・・とも聞いた。
結局最後は当たり前だけど個人差、ぽくこ次第ってことか。

ぽくこには4人の祖父母がいる。
案外そうでないことが多く、私もダンナさんもそうではなかった。
愛情を注いでくれる目が沢山あるのだから幸せな子供だなぁと思う。
・・・だから、はやく顔をみせておくれよぅ。

今日は再び検診。子宮の状態を見て先生からお話があるだろうから
続きは明日追記。

ーーーーーー検診を受けて。
先生:子宮口は柔らかいけれどまだ高いねぇ。
   赤ちゃんの心音に問題ないし、もう少しだね。
私 :もっと歩いた方がいいんですか?
先生:歩くっていってもね、午前と午後と10分ずつくらいだよ。
   掃除するとかね。
   あとは赤ちゃん次第だよ。

といった会話で終了。
次の検診は月曜日になった。
ぽくこのかわいい姿を見せてもらえるのはもう少し後になりそうだ。

2008年4月24日木曜日

三人分

GWといえば陶器市(ってこともないけれども)
有田や伊万里、九谷など有名な陶器市が開かれる。
今日たまたまテレビで陶器市のCMを見て思い出した。
去年のGW、陶器市に行ったこと。
これまで長く二人の生活だったし転居の機会が多かったから食器はなんとなく二人分を揃えることが当たり前になっていたけれど、去年の陶器市でまだ授かっていない子供のために食器を揃えた。
一つの願掛けみたいなものだけれど、なんとなくそうしたくていくつか揃えた。
そして・・・ぽくこを授かった。

来年はまたどこかの陶器市に行きたいね。
今度はぽくこと3人でお出かけ、楽しみだ♪

2008年4月23日水曜日

こんな時に・・

風邪をひいた。
妊娠してから風邪の症状がこれまでと明らかに異なり、熱は出ずに喉が痛み、鼻水とクシャミが止まらず頭が割れるように痛い。
クシャミが続くとお腹の中のぽくこが苦しいのではないかと心配になる。
薬に頼れない時の風邪は本当に厄介でなかなか治らない。
とにかく寝よう!と思ってもトイレが近くて頻繁に起きてしまうし、寝返りをする度にお腹の重みで必ず目が覚める。
寝返りした体制でぽくこの居心地が悪いとお腹の中から「ママー!嫌だよー!!」と訴えが止まらない。
まとめて寝たいのに眠れない・・・出産直後のママの辛い時間の想像できた。
ダルくて体に力が入らない。ダメだ!こんなんじゃ今産気づいても頑張れない!!
とにかく早く治さなくては!
「早く出ておいでー」などと言いながら自分自身の準備が整っていないのだから情けない。
一日の殆どを横になって過ごしているせいで運動不足なのかぽくこが絶えず動いている。
ごめんね、もうちょっと。

・・・とにかく寝よう。

2008年4月21日月曜日

むくみ

本によると出産後期になるとむくみがでるらしい。
私だけが特別ではないことはわかる。
しかし、これまで本の記載通りに体調の変化が起きたとおりここへきてかな顕著にむくみ症状が現れてきた。
最初の症状は指輪がきつくなったことから始まって、靴が苦しくなり、手がグローブのように赤く腫れ上がって握ると痛くなった。
あるとき足を見ると、重なっていた部分がボッコリ凹み低反発枕のようになっていて怖くなった。
それからというものドレッシングは使わずレモン&ペッパーで頑張っているし、醤油もほとんど使わないように気をつけているけれども劇的に改善することはない。

それに加え、ぽくこの準備が整った!という歴然とした予兆は感じないけれども少しずつ降りてきたのか足の付け根が痛くなった。
大きなお腹に加えて立ち上がるときに襲う股関節の激痛、むくみによる手の痛み・・・シミもいっぱいできて我ながら可哀想な顔。
ママになるってこんなにも大変だったのか。と思い知る。
目の前で毎日代わりに食事の支度をしてくれる母もそういう思いをしてこの世に送り出してくれたのだと思うと心底尊敬する。
しかもこんなに辛いことを「もう忘れちゃった〜!」と笑い飛ばせるのだから母親のパワーってすごいと思う。

予定日間際になり、「どう?生まれた?」といった電話やメールが増えてきた。
そういえば予定日あたりは雨らしい。
私は雨女だけれど・・・ぽくこには晴れ女になってほしい。
せっかくの春だもの。うららかな日のような女性になってほしい。

2008年4月20日日曜日

追いかけっこ

週末には高速を乗り継ぎ約1時間をかけてダンナさんがやってくる。
到着すると飽きることなくお腹を触りぽくこに話かけつづける。
近頃はぽくこの動きは激しく、かかとの形がはっきりわかるので
彼はそのかかとを摘もうとする。
ぽくこはびっくりして足を引っ込める。
この追いかけっこが彼のお気に入りとなっている。
「今度はどこ行くの〜?」とぽくこを探す。
なんとものんびりした幸せな時間だ。

「今度パパと会うときはお外かもしれないねぇ」
・・・先週もそう言ったっけ。
気がつけば予定日まで一週間を切った。
出産間近になると胎児が下がり、胎動を感じにくくなると聞いていたが
今日もぽくこは元気にパパと追いかけっこをしている・・・。
出産は月の満ち欠けに関係があるというけれど満月だった今夜も何の予兆もなかったな。

そして今週末もまた心ゆくまでダンナさんにマッサージをしてもらった。
ふぅーっ、ふぅ〜、ふぅぅ・・・そう言いながら眠りにつく至福の時間を今週もありがとう。

2008年4月19日土曜日

祖母

久しぶりに祖母のお見舞いに行ってきた。
祖母は足が弱り、記憶も薄らいで現在と過去を行ったり来たりしながら介護ホームで過ごしている。
久しぶりなので「どなた?」と聞かれることを覚悟していたけれど
意外なほどに孫の私を「いつものように」受け入れてくれた。
・・この後はいつもと同じ質問がループするのだけれど。
『子供はまだか?』こんなにも大きなお腹をしているのにいつもと同じ質問がきた。
「もうすぐ生まれるんだよ」ちょっと誇らしげに答えた。
「あらー、おばあちゃん全然気がつかなかった。
 生まれたらすぐに駆けつけるからね」そう言って笑った。
眉間に皺を寄せてブツブツ独り言を唱えるお年寄りが多い中で
祖母は実に朗らかでまぁるい笑顔をしていることが本当にうれしかった。
その後、「一人で大変だから、実家で3ヶ月くらいゆっくりしたらいい。しかし一人で大変だ・・」
としきりに私を心配している。
どうやら祖母は私がシングルマザーになると思いこんだらしい。
「おばあちゃん。結婚式にも来てくれたでしょう?旦那さんがいるから私は大丈夫よ」
そう言うと祖母はこぼれるような笑顔であぁ、よかった。と、心底安心したようだった。
安心した祖母はしばらく娘時代に戻って長いこと船旅の話をしてくれた。
その後何度か子供はまだか?→あぁ、よかった。を繰り返しながら祖母との時間をのんびりと過ごした。
祖母はこの5月で100歳になる。
落ち着いたらぽくことパパと3人でまた祖母を見舞いたい。

2008年4月18日金曜日

お腹の形

全国共通かわからないけれど
お腹が尖っていると男の子、まぁるいと女の子。
ママの顔つきがきつくなったら男の子、優しくなったら女の子・・・
何の科学的根拠も感じないがそういう言い伝え(?)がある。
まだぽくこが女の子か男の子か分からない頃、
「○○だから男の子」、「○○だから女の子」
と、見ず知らずの人にずいぶん判別していただいた(笑)
どっちともつかないので笑って聞き流していたけれど
振り返ると6:4で女の子判定が多かったのでこの非科学的判別法は案外バカにできないかもしれない。

さて、現在の自分の姿を横から眺めるとその出っ張り具合に我ながら驚く。
尖るという表現がまさにピッタリで、時間の経過と共にお腹はどんどん前に前に突き出ていった。
先生も「!」なほど育ったこのお腹はワコールやベビざらスの想定を越える大きさとなり下着やガードルが悲鳴を上げている。
それよりもっと悲鳴をあげているのがお腹の皮で、ぐーっと伸びきった皮は場所によってかなりの薄さになっているらしくヨシヨシと撫でるのもヒリヒリして痛い。
近頃は下着や帯で締められたお腹の中でぽくこが「狭いよう!」と訴えているように感じる。
もうお外に出てくる時になったんだね。

ところで・・・
「後ろ姿は変わらないから妊婦だってわからないよ。」
と、ダンナさんは言ってくれるけど・・・それは優しい思いやりだと分かっているよ。

2008年4月17日木曜日

最近ではモーツァルトが胎教にいいってことは一般常識のように広く知られている。
実際にモーツァルトを聴いてみると、ぽくこは全く動かずじっとしている。
眠っているのか。心地よく聴き入っているのかは分からない。
育児書によれば「胎児はロックが嫌い」と、ある。
そこで、ロックやアップテンポの曲をかけてみると、もの凄い勢いでお腹を蹴飛ばしてくる。
これはロックに限らずテレビの音が大きい時も同様の反応でこちらのお腹がギブアップしてしまう。
たまたまiPodの中に結婚式で使ったDisneyのオルゴールがあったので試しに聴いてみたところ
急に静かになって動かなくなった。

ダンナさん曰く「ぽくこはRockの才能があるんだ!踊ってるんだ、絶対!」などと親バカ全開なことを言っている。

そこで、ふと疑問に思う。
おとなしくじっとしている時が快適なのか、バンバンお腹を蹴る時がご機嫌なのか。。

3歳くらいまでの子供はお腹の中にいる頃の記憶がうっすら残っていると聞く。
ぽくこがお話できるようになったら是非聞いてみよう♪

2008年4月16日水曜日

浮力

プールや海での水遊びと違って普段の生活の中で「浮力」を感じることはあまりないけれど
ここへきて水の持つ浮力という偉大な力にいたく感謝してしまう。
大きく大きく育ったぽくこはもう、、、本当に重い!
前屈みになるとその重みをずっしり感じるし、歩くときも重心を保つためにかなり体を反らせて歩いている。
その重みから唯一解放される瞬間=入浴なのだ。
私のリラックス度はそのままぽくこに伝わるのかそもそも共有しているのか
湯船に入るとぽくこは本当におとなしくマッタリとすごしている。
話しかけても返答がないので・・・
湯船の中からぽっこりとお腹だけを出してみる。
急に重力がかかるせいかぽくこはびっくりしてモゴモゴ動き出すのだ。
なんとも・・可愛い♪
こんなふうにお腹の中から何かを伝えてくるぽくこを感じていられるのもあとわずか。
驚異的に(笑)大きくなり、本当に重くてしんどいのだけれど
もうすぐママと一体ではなくなって、外に出て自分の人生を歩いていくんだね。
あぁ・・。カンガルーみたいにお腹に袋があればいいのに。
あなたが時々袋から愛らしい顔をのぞかせる・・想像しただけでママはメロメロだよ。

ほんとうにもうすぐ。もうすぐだね。
お外に出てくるのは一大イベントだけど、ママと一緒にがんばろうね。

2008年4月15日火曜日

勿体ない!

実家に里帰りして2週間あまり。
環境が整ってようやくブログ再会とあいなりました。

今日は38週と4日の検診日。
予定日を間近に控え現在の最大の課題は出産方法。
高齢出産は何かとリスクが高いため帝王切開を勧めるケースが多い。
実際、出産予定の病院のママスクールでも「高齢の方は帝王切開を勧めている」との説明があった。
その反面、同病院の助産師さんからは「経膣分娩で産んだあとの達成感は大きく、その後の子育てに違いがある」との話を聞くと
それはそれで迷ってしまう。
しかし多くの傷害は産道を通る時に起こるもので産道を通るのに時間がかかった場合、そのリスクは高いだろうと思う。
・・・高齢→体力の衰え→長時間出産・・・そういう図式が頭の中に浮かび、やはり安全な帝王切開を選択すべきだろうと思った。
ダンナさんとも話し合い、「帝王切開」のつもりで今日の検診に臨んだ。

検診前の問診で上記のような悶々とした悩みをぐるぐると抱えていることを伝えたところ・・
先に内診、その後エコーとなりエコー後に先生より説明を受けた。
前回のレントゲンでも骨盤にはゆとりがあり、今日の内診でも産道は狭くない。
赤ちゃんもいたって順調・・・・
特別な虚弱体質や持病がないなら勿体ないなぁ。。。

この「勿体ない」と言う言葉に押されてその場で自然分娩を決心した。
ぐるぐる迷っていたのにたった一つの言葉で心が決められるなんてなんだかとても不思議だが
沢山の臨床例を持つ先生がおっしゃるのだから私の場合それほどハイリスクな出産ではないのだろう。

助産師さんが「産めずに逃げた人は一人もいません。誰もがみんな立派に産みきってます!大丈夫!」
そう仰っていたことを反芻して大きなお腹に「一緒に頑張ろうね」と話しかけた。

余談だけども・・
先々週からぽくこの心電図を20分ほど毎回取るのだが
今日のぽくこは元気に動き回りすぎて心電図が途切れ途切れに(笑
お腹の中は居心地がいいのかしら。 予定日は近いけれど顕著な兆候はない。

2008年3月26日水曜日

サクラ咲く

いよいよ桜が開花した。
と、いっても目の前にある立派な桜の木は蕾がふっくらとしてきたけれどもまだ一輪も咲いてない・・
でも桜が咲いたぞー!の知らせは今まで迎えてきた春とは全く違う胸の高鳴りを覚える。
この桜が咲いて、散った頃ぽくこがこの世に登場するのだ。
ぽくこはまだ私のお腹の真ん中にいて右に左に足を動かし存在をアピールしている。
もう足の大きさがわかるほどお腹から突き出て歪なお腹がとっても愛おしい。
最近はもうかなり激しくお腹が出っぱっていて車もバスもみんな停止して私が通り過ぎるのをじっと待ってくれる。。
あまりにお腹が大きいので次の日曜日から実家の厄介になることにした。
本当にいよいよなんだけど、、経験のないことだから実感がわかないなぁ。

2008年3月21日金曜日

温かい手

「お腹、おっきいねぇ〜」
これまで他の妊婦さんより大きいお腹を心配して何度も尋ねてきた先生にそう言われた。
それくらいこのお腹は本当に大きい。
靴下やパンツを履くのは一苦労でふぅふぅいっている。
自覚はなくても反り返って歩いているせいで夜には背筋がパンパンにはり、お尻や足が頻繁につったりする。
その上胃が圧迫されていつも苦し気な呼吸をしていて本人が思う以上に一緒にいる人には辛そうに映るようだ。
旦那さんが毎日布団にはいると背中をさすってくれるようになった。
疲れて帰ってきているはずなのに毎日かかさず私が眠りに落ちるまでさすり続けてくれる。
とても温かい手が安心して眠りに導いてくれる。

2008年3月7日金曜日

ドキドキ動悸

全ての臓器が大きく広がった子宮によって四方に追いやられているのか・・
何をしていても息苦しい。
すごーく太った人が動くときゼーゼーいってるけどこんな感じに息苦しいんだろうか。
なにしろ呼吸困難かと思うほど苦しくて、ダルくて動けない。
何もできないままソファの上で丸一日を過ごしてしまった。
そこで思い出した。
「そうだ、薬が出てた」
検診で貧血と診断されたのだ。
前回出た尿の蛋白は今回は検出されなかったために安心しきって薬のことをすっかり忘れてしまっていた。
便秘になるという副作用に若干躊躇したけれど飲んだら
今日はかなりゼーゼーが改善。
どうやら貧血も手伝っていたらしい。

体はすっかり重く、ダルいけれど
難産になるとぽくこが可哀想なので重い体を引きずって散歩に出かけた。
花粉症でない私にはとてもよい季節になってきた。
もうすぐ桜の季節だ。

2008年3月6日木曜日

32週と4日。検診に行ってきた。
ここまでお腹が膨らむと往復3時間の病院通いもなかなか大変なお仕事になってきた。
「今日は気温が下がり、ところにより積雪」なんて天気予報も
なんだかんだ言って暖かいところだし!とタカをくくって出発したら
途中の峠でホントに積雪。道路はかろうじて溶けているけれど日没後に通る頃には
凍結しているかも・・・
と、急遽実家に避難。こんなところで雪で帰れないなんてオドロキ。
さて、ぽくこ。
ぽくこは益々順調☆体重も2kgになった。
蹴る力もかなり強くて痛い。
それでも「上手にぽくぽくするね〜☆」と出っ張ったお腹に向かって褒めちぎっている。
もぞもぞと動き回るお腹は本当に愛しい。

2008年2月29日金曜日

花粉

いよいよ今年も花粉が飛び始めたらしい。
朝元気に出勤したダンナさんがグズグズになって帰ってきた。
鼻炎カプセルを持って行っていたけれど、やはり眠く・ダルくなってダメらしい。
今朝からマスクを装着して出動したけれど・・もっと根本的に楽になる方法ってないのだろうか。
花粉症はいわゆるアレルギー体質ってことなんだろうけれど
これは遺伝するんだろうか。
赤ちゃんは生まれながらに花粉症だってこともあったりするんだろうか・・・?
そうすると肌着やおむつに花粉が付いていると大変なことになったり・・?
考えれば考えるほど不安になる。
日光で殺菌が良いと言うけれどやっぱり部屋干しにしておこう。。

今日で9ヶ月に突入。ぽくこは益々元気に足をつっぱっている。
早く会いたいけれどぽくことの共同生活もあと二ヶ月かと思うとちょっぴり寂しい。

痒み

妊娠中期あたりから全身がつよい痒みに襲われるようになった。
それは叩くと収まるなどというものではなくかつて経験のないとどまるところを知らない、そんな痒みだ。
寝ている間も相当痒みがあるらしく、朝起きると搔きキズができるようになった。
痒みもつらいけど、なにしろ体にかき傷があってみっともない。
調べてみると妊婦のうち約1割〜2割の人に現れる症状なのだそうだ。
産科の先生に相談して出して貰った薬はまるで効かない。
もう一度相談してみたけれど、要は危険物質が入っていない薬だとお慰め程度の効用しか望めないのだそうだ。
皮膚科に行ってみたら解決するか?との問いに
皮膚科に行けば濃度の薄い薬を出してくれるだろうけど
痒みは全身のことだから結局沢山塗ってしまう。薬は皮膚から吸収するから全体としての吸収量は増えてしまう、だからダメ。との説明を受け、納得した。
部屋の湿度を少し上げたほうが良いとのアドバイスをいただいたのでそのように心がけ、
入浴時に使用するボディーソープの使用をとりやめ、自然成分でできた固形石鹸に切り替えたところ劇的に痒みが減少した。
液体石鹸は固形石鹸よりはるかに体の油分を取り去るため乾燥肌には向かないらしいとの噂は本当だった。

2008年2月28日木曜日

重曹生活

気がつけば木曜日・・
お腹が大きくなって動悸も苦しくなって動きが緩慢になって・・
何をするにも時間がかかる。
お腹が張ると服を着替えることもふぅ〜っふぅ〜っと息を荒げるようになった。

ぽくこが登場する日が近づくにつれ何となく気持ちがそわそわ・・
いろんな本を読んで情報を収集すると、どうやら生後三ヶ月くらいまで衣類は大人と一緒に洗えず
洗剤もなんだか特殊で専用の物があるあらしい。。
なーんだかベビーメーカーにだまされてるような気分・・・。
お姑さんに聞いてみるとやっぱり私たちが赤ん坊の頃はそんなことはしなかったらしい。
それを聞いてちょっと安心。
あまり神経質にならなくてもよさそうだ。

布おむつの洗濯方法を模索しているといろんなところで推奨されている重曹。
体にも環境にも優しいらしい。
環境も大切だけど、まずはそんなに沢山の種類の洗剤を使いたくない。
だけど重曹なんてちょっと面倒かも・・
そう思っていたけれど、使ってみると意外に快適。
白物は一枚皮がむけたように白くなったし、洗い上がりも柔らかくなった。
これならぽくこも一緒で大丈夫☆

日曜大工が得意なダンナさんが洗濯機の上にすてきな棚をつけてくれた。
ここに重曹、クエン酸、過炭酸ソーダを並べている。
形から入ると意外とやる気になるもんだ。

2008年2月22日金曜日

嬉しい電話

ナンバーディスプレイのオプションを追加してから半年ほどが経過した。携帯に慣れてしまうと発信元がわからない自宅の電話がなると意外に躊躇してしまうようになったのだ。番号が表示されると知らない番号であっても県内かどうかは一目でわかるようになり安心感が生まれた。・・・そんなに神経質になるほど自宅の電話は鳴らないのだけれど。
その電話が今日鳴った。「0186」から始まる番号・・・秋田だ! わくわくしながら受話器を取ると、小樽に発つ日涙を流して別れを惜しんでくれた友の懐かしい声が響いてきた。雪深い北国で互いの家を行ったり来たりした友達。 あんなに近くにいたのに今は気が遠くなるくらい遠くになってしまった。あれから何年も時が経ち、一度遊びに行ったきりなかなか行けなくなってしまっていた。
 時間の空白を飛び越えて昨日の続きのようにたくさん話をした。そのうちシビレをきらした彼女の息子たちが電話の向こうで奇声を上げ始めた。秋田にいる頃、彼女もなかなか子供に恵まれず互いに励まし合っていたけれど彼女は一足先に二人の息子の母となっている。
先日彼女からかわいい手作りテディベアが届いた。子育てに追われる中で私とぽくこのために心をこめて作ってくれたのだ。ずいぶん遅れて出産を迎える私にがんばれ!とエールを送ってくれたのだ。
「いつか、会いに行くからね」そう約束したけれど、ぽくこがいくつになったころそれは実現するだろう。ぽくこにもあのすばらしく美しい東北の雪景色を見せてあげたい。

2008年2月21日木曜日

箱・ハコ・はこ・・

 買い物途中で段ボールやエアパッキンを見かけるとつい程度の良い物を探してしまう・・コレ、ひとつの職業病だと思われる症状だ。
結婚してから引っ越すこと6回。6カ所めの現在の住処もまた数年で転居することが前もって分かっていて頭の中から引越しが消えることはあまりない。生活の中で常にそれはつきまとうので、壊されるかもしれないからやめておこう、引越の時大変そうだからやめておこう、サイズが変わって次は使えないかもしれないからやめておこう。となり、なかなか気に入った物で囲まれた生活は実現しない。
 我が家ではなんと次の引越しのために冷蔵庫と洗濯機以外の家電製品の箱は全てきちんと揃っている。数年に一度の転居時には大いに役立つのだけれど、日常生活においてはこれが案外場所を塞ぐのだ。
夫婦二人の間は贅沢に空間を使っていたので全く問題はなかったけれど、一人人間が増えるとなるとそうも行かない。
空間って作ろうとしてもなかなか生まれないもんだと痛感。数ミリ単位のパズル状態で箱を右に左に横に縦にしながら空間を捻出していく。
・・・これが案外楽しい。お腹が大きいと動きに制約があるので大したことはできないのだけれど。
いただいたり、買っていただいたりして増えてきたぽくこのお衣装の数々は洗濯後、居場所がなくタンスの上に積み上がっていたが本日ようやく収まった。心地よい疲労感・・・箱も収まったけれど気持ちも収まった♪今日はぐっすり眠れそうだ☆

2008年2月20日水曜日

準備

ぽくこが世の中に登場するまであと2ヶ月。
そろそろ本格的にお迎えの準備をしなきゃと思いつつ、どんより天気続きで思うように捗らず悶々としていたけれど、久しぶりの快晴♪
ベランダに小さな下着やお洋服がずらりとならんだ光景はとっても可愛い♪
ぬいぐるみの着せ替えよりちっちゃくて繊細なお洋服はなんだかとても頼りなくて、どう扱っていいのやらアタフタしてしまい、干すのにずいぶん時間がかかってしまった。
 意外だったのはおむつの乾きの悪さ。丸一日干したのになんだか少し湿っぽい。こんなに一日がかりだとすれば用意した数では足りないかもしれない。
 黄砂の季節がやってくる。最近の黄砂はずいぶん汚染されているらしい。今まであまり気にしなかったことも小さくか弱く生まれてくるぽくこを思うと考えずにいられない。

2008年2月19日火曜日

恐れていたことが・・・


30週と4日目。妊婦検診を受けた。
ぽくこはますます成長し、1600gになった。相変わらずエコーが始まると大興奮し、ぐるぐると動いて絶好調に元気なところを見せてくれた。
最近はこのエコーをコンピュータ処理して3D画像にする技術が発達し、私の通う病院でもこのサービスを受けられる。「鼻筋が通ってますねぇ〜!」数多の胎児をみてきた技術者からそういわれるとなんだかとっても嬉しい。美人さんに違いない♪・・でも説明を受けながら見ると「人間」に見えるけど、、この画像をみてどこがどうなってるか他の人は分かるだろうか。
『おばあちゃんに似てる』『お父さんに似てる』生まれる前からこういった楽しみが味わえるところがなかなか良い。
 さてさてぽくこはすこぶる順調だけれど、、、ママの方は尿に蛋白が出た。。
恐れていたことが起きてしまった。明らかに節制が足りない・・自覚はしてたけど。
いっぱい太ってしまったし、お腹は臨月のように大きいし、栄養バランスだって満点じゃないし、いつも睡眠不足だし・・全然しっかりママじゃない。
なんだか深く落ち込み、深く反省した一日となった。

2008年2月18日月曜日

誉め上手


ウチのダンナさんのいいなぁと思うことの一つに「誉め上手なところ」がある。
小さな変化も見逃さず「いいねぇ」「すごいね」「良くできてるねぇ」
と、誉めてくれる。
あまり誉められることがなかった私にとって、最初のうちはとってもくすぐったいことだったけれど、この「誉める」はなかなかの効果をもたらすと思う。つまり「やる気」を喚起するのだ。
小さな工夫や努力を100倍くらい拡大評価をして誉めてくれるのでいつのまにかもっと誉めて貰うために頑張っちゃう、木に登っちゃうのだ。
主婦という職業は昇進も昇給も評価もない仕事だから誰に誉められることなく淡々とこなすものなんだろうけれど、私は恵まれていると思う。
 そしてお舅さんとお姑さん・・・やはり指先でつまむと見えなくなるくらい小さなことでも両手いっぱい広げて喜び誉めてくれる。そこにダンナさんのルーツを見ることができる。
子育てっていろいろだけど、誰も傷つかずみんなが明るい気持ちになれるこの「誉める」を引き継いでぽくこに実践したいと思っている。
話は変わって今週末のダンナさんの手料理もとってもおいしかったのです♪ パスタも肉料理もとってもおいしかったけどこの美しいキュウリのサラダ&ほうれん草のドレッシングは格別でした♪

2008年2月17日日曜日

甘い物♪


ぽくこは甘い物によく反応する。
チョコレートやケーキみたいにすぐに血糖値が上がるような物を食べると
すぐにグリグリと動きだす。普通の食事だと一気には血糖値が上がらないせいかそんなに顕著な反応は示さない。
最近はこれも一つのコミュニケーションとなり、甘い物を食べた時お腹に向かって「アイスクリーム行きましたー♪どうぞー♪」と話しかける。
言葉は当然わからないはずだけど、甘い物を食べた後はぐるぐると動き喜んでいるようで可愛くってやめられない。
本によると28週を越えたあたりから体のブドウ糖の殆どをぽくこがみんな持って行く時期でやたらと甘い物が食べたくなる時期らしい。
なるほどー!!やっぱり教科書通りだ!と少し安心していたら
「誘惑に任せてどんどん甘い物を口にしてはいけません。我慢が必要です。赤ちゃんにとっても迷惑なのです」・・・と、ある。
また本に叱られてしまった。トホホ。

またお楽しみの週末♪
カロリー制限の難しい二日間。誘惑がたっぷりなのだ。

2008年2月15日金曜日

鼻炎?

妊娠して思い知らされたこと・・それは薬漬けになっていたという事実。
頭痛や生理痛や発熱に胃痛。『痛くなったらすぐ○○○〜♪』なんてCMソングじゃないけど
今思えば、ホントにいつも本格的に辛くなる前に薬を飲んでいた。
しかし妊娠するとそうもいかないことがこんなに辛いと思わなかった。
胃痛や胃のもたれは妊娠そのものの現象だから薬を飲んだって一時凌ぎにしかならないだろうけども、風邪の症状をスッキリさせたくてもなかなかそうは行かない。
どういう訳か妊娠してからの風邪の症状は壮絶なクシャミと鼻水。
花粉症ではないけれど、毎年花粉症に悩まされるダンナさん曰く「花粉症の症状そのもの」らしい。・・・花粉症って辛いのね。。。
それを薬を使わずただひたすらクシャミをして、鼻をかみ、嵐が通り過ぎるのをじっと待つのだ。
嵐が通り過ぎる頃、ティッシュは一箱空になり、鼻の周りは真っ赤に腫れ上がって皮がめくれ、全身が疲労で包まれる。
今年から花粉症のダンナさんにもっと優しくなるだろうな。

2008年2月13日水曜日

スタイ


スタイって何? その文字を初めてみたときはそう思ったけれど昔で言う「よだれかけ」を近頃はカタカナで「スタイ」とおしゃれに表現するらしい。
 今日はその「スタイ」を作ってみた。
使わないタオルを切り抜いて裏地と一緒に縫い合わせるだけの簡単なもの。 要らなくなった洋服を処分するとき何気なく外し、いつのまにか貯まってしまったボタンが結婚して初めて役に立った。しかし本人がまだいないから似合うのか、大きさはどうなのかもちっともわからない。 だけどそれが異様に想像をかき立てて、私の頭の中でぽくこは今日ハイハイをして何度もとびきりの笑顔を見せてくれた。
歪だし売ってるものみたいにかわいいアップリケや刺繍はないけど待ち遠しい気持ちを詰め込んだ。
 生まれた後は気持ちも時間も余裕がなくなるかもしれないけれど、今はこうして穏やかにぽくこを待つ時間をじっくりと楽しみたい。

2008年2月12日火曜日

土日のたのしみ♪

妊娠してから激しい悪阻にみまわれ、現在に至っても未だ食べるものに制約はあるけれど・・
週末にはとっておきの楽しみがある。
土日の夕食は必ずといっていいほどダンナさんが作ってくれるのだ。
料理をする男性が増えているというが、うちのダンナさんの料理の腕はなかなかのもの。
特にパスタ料理はぴかいちでとうてい太刀打ちできないので私は基本的にパスタ料理は作らないことにしている。
 悪阻のピークとは比べものにならないけれど、今もパセリ・ピーマン・セロリといった香りの強い野菜はトイレに駆け込むことになるし、鷹の爪の臭いもそれだけで頭痛がする。
今週末は唐辛子が使えない中、お店に出せるような酸味と甘みが絶妙なポモドーロを作ってくれた。これは本当に友人たちからいつも羨ましがられている。 29週・・妊娠8ヶ月ともなると胃が圧迫されてあまり食べられない・・と、一般的に言うけれどおいしい物はどんどん食べてしまう☆
そしてまた次の検診を緊張とともに迎えることになるのだけれど・・

2008年2月10日日曜日

パパママ教室

パパママ教室なるものに参加した。
こういうものに参加するご夫婦はどこも仲が良くて、ご主人は子育てに協力的な印象。
プログラムは入浴練習、ミルクの作成、妊婦疑似体験と大きく分けて3つだった。
最近の風潮なのかこの病院の独自の考え方なのか分からないけど
赤ちゃんのお風呂はパパの仕事!と鼻から決まっており入浴練習はパパだけ。私は「できあがった赤ちゃん」をバスタオルでキャッチする役目だった。
ミルクもやっぱりパパが練習。「奥さんをゆっくり寝かせてあげてください。みなさん仕事をしながら夜中のミルクを1回や2回代わりにあげていますよ」。
10kgの重さの大きなお腹にみたてた錘をつける疑似体験でも奥さんはこんなに大変だから手伝ってあげましょう。さすってあげましょう。と連呼する。
有り難いけれど・・・10kgの体重は突然起きる訳じゃなく、半年以上をかけて増えるのでそこまで大変ではないし、夜中に何度も起きてミルクをあげるのは想像を絶する大変さだろうけど、社会に出てお金を稼いで家族を養うことはもっと大変なことだ。
なんだか申し訳ない気分でいっぱいになった。

その昔、「出産と子育ては女の仕事だ」と言い、「女の仕事の領域に入らない」と言って立ち会い出産なんてとんでもない!と、言っていたうちのダンナさん。ある日突然立ち会うと言ってきた。どんな心境の変化かわからないけどなんだかとっても心強く思った。 

2008年2月9日土曜日

どきどきどきどき・・

妊婦生活も早8ヶ月目に突入。
と、いっても最初の数ヶ月は無意識なんだけども。。
ある日突然激しい頭痛とともに始まったつわりを皮切りに
教科書通りの道筋を辿ってきた。
気持ち悪くなり、便秘になり、全身が痒くなり、トイレが近くなり
シミが多くなり、とにかくいつまでも気持ち悪い・・・
これが試験だったらオール優間違いなしなのに。

数日前から突然始まったのが「どきどき」。
はじめは何が起きたのか分からなかった。
恋をしたときのようでそうじゃなく、全力疾走した後のようでそうでもない。
でもとにかく「どきどき」して息苦しい。
母子手帳についてきた小冊子で調べると、、
8ヶ月にさしかかるあたりから動悸が始まるらしいことが判明した。
9ヶ月になるとさらに激しい動悸になる。と、ある。
えーーー!!
今でさえ時々このまま酸欠で死んじゃうんじゃないかと思うくらい苦しいのに
来月にはもっと苦しいの??

今まで楽して生きてきた分、つらい・苦しいが一気に押し寄せてきた気がする。
それでも!
「ぽくこ、お風呂に入ろう♪」と言うとポクリ☆と返事をするこの子を思うと
つらい・苦しいの後にくる幸せな気持ちに包まれる。
すごいなぁ、ぽくこって。

2008年2月8日金曜日

合いの手

ぽくこの最初の胎動を感じたのは昨年の11月30日。
初めのうちは体の中に「生き物」がいる感覚が、どうしても昔観た「エイリアン」のシガニー・ウィーバーの出産シーンと重なり恐ろしい感じがしたけれど・・
本当にいるのは私と臍の緒でつながった我が子。
お昼間一人でいても一人じゃない感覚が生まれるのにそう時間はかからなかった。
散歩道、「紅葉がキレイだね」、「落ち葉がカサカサいうね」と話しかける。
「この桜が咲いて、散って、きれいな新しい葉っぱが出てくる頃、ぽくこと会えるねぇ」
ふと口をついて出た言葉だったけど、あぁ次の春にはこの子はもう外の世界にいるんだ。
そう思うとなんだかやけに感動してしまった。
近頃は立派な相棒となり、話しかけるとポクポクと合いの手をいれてくれる。
「この子は天才だ!!!」
と、今から親バカ全開・・。

この頼もしい相棒はどんな顔をしているんだろう。
初めて見る物、さわる物にどんな表情を見せてくれるんだろう。
そう思うと春が来るのが本当に待ち遠しい。



2008年2月6日水曜日

検診

妊婦検診。
これで何回目?
最初はただエコー画面を見るのを楽しみに出かけたけれど・・最近は全然管理できてない体重を
咎められる気がしてなんだか後ろめたさと緊張感が先に立つ。。
今日は28週と4日目。いつの間にか8ヶ月目に突入。
早くも体重は9kg増。・・でも糖もタンパクもないし血圧も正常。よかった。
ぽくこの体重は1300gになった。
今日は再びうつ伏せになってしまったから背骨しか見えず残念。
それでもエコーの間中グリグリと元気に動き回っていた。


2008年2月2日土曜日

お買いもの

東京からお母さんがいらした。
本日のメインイベントは「買い物」。
福岡郊外の産直物産展をいくつも梯子し、ステーションワゴンのトランクを柑橘類で埋め尽くした。こんなにいろんな種類の柑橘類が身近にあったんだ・・。
お買い物の締めはマタニティ。たくさん買っていただいて幸せものだなぁ。

今日みたいによく活動した日はお腹のぽくこはおとなしい。(内側からぽくぽくとお腹の壁を叩いてくるから『ぽくこ』と呼んでコミュニケーションを取っている。
女の子と判明するまでは男と決めつけ『ぽっくん』と呼んでいた・・ごめんね、ぽくこ。
ぽくこも大きくなったら今日みたいにお買い物しようね。