2009年7月3日金曜日

根比べ

あいかわらずぽくこはご飯を食べない。
いつも朝だけはなんとなく食べてしまうのに今日は大して食べなかった。
きっとお腹を空かしているだろうと早めにお昼を用意した。
一度完食したことがあるサンドイッチ+かぼちゃのスープ。
しかしかぼちゃスープのぽってりした感覚が面白いのかお皿に手を突っ込んでパシャパシャ遊ぶばかりでちっとも口に入れない。
ぐっと我慢して見つめていたら「食べたくない」の意志表示なのかサンドイッチをつまんでは私の口に入れた・・。
遊ぶばかりのスープを一旦下げてみたらこんどはサンドイッチを床につまんで落とし、テーブルの上にたまったスープを両手で塗り広げた。
そんなに食べたくないなら仕方ないと一旦全て撤収。
お腹が空いていてなかなか眠りにつけなかったけれども泣き疲れて眠った。
この時点で私もかなり参ってしまい、お姑さんに泣きついた。
涙声で事情を説明していると電話の向こうで高笑いされてしまった。
確かに、、冷静に考えたらかなりおかしい。

起きたときにはさすがに食べるだろうとお味噌汁+ご飯、ヨーグルトを用意して待っていた。
しかしぽくこはヨーグルトの中のプラムだけを食べ、バナナさえ口にしなかった。
ここでミルクを出すべきか迷ったけれどぐっとこらえて出さなかった。
椅子からおろした時点でぽくこは狂ったように泣き出した。
それはそれはどうにも手が付けられないような号泣っぷりでかわいそうでかわいそうで私も何度もくじけかけた。
でもこの状況、母乳を飲まなかったあの頃とそっくり重なる。
やっぱりもう少し頑張ろう。そう思った。
晩ご飯までの数時間、ぽくこはニコリともしなかった。
いつもまとわりついて離れないのに呼んでもついても来ず、ひとりで積み木をしたり本をめくったり指をしゃぶったりしていた。

晩ご飯は最後に出したミルクを半分以上残すほど沢山食べてくれた。
お風呂からあがって寝るまでの時間をぽくこと遊んでいるところに心配したお姑さんが電話を下さった。
その電話の間中ぽくこは私の膝枕で幸せそうにゴロゴロしていた。

よく頑張ったね。明日も頑張ろうね。

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