今日も雨が降り、急遽パパを駅まで送っていった。
こういう日は必ずといっていいほどぽくこは家に着くなりまとわりついて離れない。
朝食の片付けも、洗濯も掃除も何一つ終わっていないのに私の指をぎゅっと握って話さない。
その握る指から「もっと側にいてよ!」という気持ちが伝わってくる。
だましだまし家事をしてぽくこを最初のお風呂に入れるともうお腹を空かせる時間になっていた。
素早くできるもの=「うどん」にした。
しかし、、うどんはかつてまともに食べてくれたことがない。
スペアに朝の残りの味噌汁でネコまんまの卵とじも作っておいた。
さて・・・ぽくこの前にその二皿を置きいつものようにスプーンですくって口まで運んだら
ぽくこはすっとそのスプーンを押し返し、もう一つのスプーンを持ってすくい始めた。
何度も何度も失敗してもぽくこは根気強くすくいつづけた。
何度めだっただろう。しばらくしてようやく口の中にうどんを入れることができた。
スプーンはしばらくして諦め、その後は手づかみになったけれどもツルツル滑るうどんを自分の力で一本一本拾いあげて口に運び、とうとう完食した。
ずいぶんと時間がかかったせいで食べ終わる頃には睡魔が襲いもうろうとしていた。
食べることに興味が薄かったぽくこが顔も手もびしょびしょにしてひたすら頑張るその姿はなんとも感動的だった。
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