「よい子」と表現するとき、大人にとって都合のよい子・・と思っていないかと自問自答することがある。
ぽくこは家の中で自由に動き、あそび、笑い、怒り、泣いているが一旦外に出るとまるで別の人格になったかのようにおとなしい。
ベビーカーでお散歩をしても、途中でしばらく人と立ち話をしても、そのままお店で買い物をしてもベビーカーのなかでじっとタオルを握りしめて待っている。
ベビーシートに乗せても最初は少し嫌がるけれどもベルトを締められると諦めるのかおとなしくしている。
いつもそんな調子だからぽくこと出かけて困らされたことは有り難いことに一度もない。
出先ではお腹が空いても、オムツが濡れてもなぜか泣かない。
今日は珍しくお客さんが来た。友達でも親類でも親兄弟でもない人間。
あいにく来客直前にぽくこは目を覚ましてしまった。抱っこして立ったまま話をすることになることを覚悟していたけれど、ぽくこは1時間近くの間おもちゃのジムの中で一人で大人しく遊んでくれた。我が子ながらその我慢強さに驚いた。
知らず知らずぽくこに我慢を強いていてそれを「よい子」と評価しているのではないか。可哀想なことをしているのではないかと振り返る。正解ってないのかもしれないけれど、我慢をしてくれたぶん、いっぱい一緒に遊んでお話をして歌を歌ってあげた。
今日のぽくこは随分早く「夜」を迎えてあっけなく眠ってしまった。なんだか手持ちぶさたで何度も何度も寝顔を覗いている。
2 件のコメント:
一人遊びも大事な事と思います。
それだけ知恵が付いて来たのでしょうから。
其れが成長と言う物と思いますよ。
外に出たら刺激が一杯。泣くこともお腹が空いた事も分からなく成るほど興味が有るのでしょうね。
泣くこともお腹が空いた事も分からなく成るほど興味が有る・・なるほど!きっとそうですね。知らず知らずのうちに我慢させているのかなぁと心配していました。少し心が軽くなりました。
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