2008年9月8日月曜日

早朝さんぽ

朝晩はずいぶん過ごしやすくなった。
そうだ。朝なら日差しも柔らかいし、気温もさほど高くない。
朝散歩をしようと思い立ってダンナさんの出勤と一緒にでかけてみた。

すぐ近くの海へとそそぐ川沿いをぽくこと一緒に歩いた。
会社や学校へと急ぐ人たちの波と逆行して歩く。
道沿いには木があって日が当たらないし、風がつめたくて気持ちいい。
「アオサギがいるね」「おじさんはアサリを採ってるんだよ」とぽくこに話しかけながら歩いた。
ふとぽくこに目を落とすとベビーカーの中で寝返りをしようとしている!!
びっくりして車をとめ、ベルトをしめようとするがはじめてなのでなかなか上手くいかない。
ベルトを伸ばしたり縮めたりしながら試行錯誤していると、一人の初老の男性が「どうかしましたか?」と声をかけてくれた。

そう。子供を連れているとドアを開けて待っていてくれたり、道をそっと譲っていただいたり、ぽくこに笑いかけてくれたり人の優しさに触れることが増えた。本当に困っているときは涙が出るほど嬉しい。
自分が子供の頃に比べたら知らない人に手をさしのべたり、子供に話しかけたりするはあまりいなくなった。私も子供を授からなければそうだったのかもしれないけれど。

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