おじいちゃんとおばあちゃんがぽくこに会いにはるばるやってきてくれた。
歩いてる姿で登場して喜ばせてあげようと思っていたけれど・・空港に向かう間にぽくこは眠ってしまい無理矢理起こすことになり歩くどころではなく・・残念。
それでも途中でお買い物している間、おじいちゃんと野菜をさわって遊んでいる間にすっかり慣れてすぐに手を引かれて歩いた。
無条件に愛情を注がれていることがわかるのか、ぽくこは始終ご機嫌でニコニコしながら歩き回っていた。
私と二人の食事はいつも本当に食べてくれなくて悪戦苦闘しているのにおばあちゃんとおじいちゃんに見守られながらぽくこはうどんのおつゆまできっちり食べた。・・いや、おばあちゃんの静かな圧力に屈したのかもしれない。
食べてくれなかったらどうしようかなぁ・・・と思いながら食べさせる私と違っておばあちゃんからは優しさと一緒に「全部食べて貰いますよ!」という気迫を感じた。
マジックのような感動とともにそういう強い意志みたいなものが私には足りないのかもしれないなぁと反省したりした。
ぽくこは余程楽しかったらしく寝かしつけようとしても「まだまだ遊ぶんだもん!!!」とばかりに大興奮で全く寝る気がなくて大変だった。
楽しい時間はあっという間。
おじいちゃんとおばあちゃんは太陽が沈む頃、再び飛行機に乗って行ってしまった。
家に戻って車から降りた時、丁度お二人を乗せた飛行機が上空を飛んでいった。
ぽくこは「キーン、ばいばい。ばいばい!」と見えなくなるまでずっと手を振っていた。
2009年7月24日金曜日
2009年7月22日水曜日
ひさしぶりの晴れ間に
雲の間から久しぶりの日差し。
風もないのでプール遊びを決行することにした。
ぽくこが昼寝から目覚めてから水をはろうといつものバケツを手にしたらその時点でプール遊びが出来ることを悟ったぽくこは大興奮。
ベランダの窓に駆け寄ってきた。
バケツの水は二杯必要・・だけどぽくこにはわからない。
水をバケツ一杯分いれてベランダの窓をしめられたことでぽくこは失望でいっぱいになり窓に張り付いて大号泣・・
えええええ???今からお楽しみなのに泣いちゃうの〜?
あと一杯入れるの待ってよー!どんなに声をかけても悲しみでいっぱいのぽくこの耳には届かない。
バケツに水がたまるまでにぽくこは汗と涙と鼻水でぐちゃぐちゃになっていた。
ようやく本当にプール遊びにありついたぽくこは鼻水をたらしながら満面の笑みをうかべて水を叩いた。
小学生の頃、プールの日が楽しみだったなぁそう言えば。
楽しそうに水と戯れるぽくこを眺めながら子供の頃のことを思い出したりした。
夕方、やはり雨が降らずにすんでいたから久しぶりに公園に出かけた。
少し大きい男の子が一人だけ遊んでいた。
ぽくこはその男の子をひたすら追いかけ続けた。
8歳だというその男の子はさすがにぽくこの遊び相手にはならない。
途中でお買い物を終えた家族の車が公園に止まり、男の子を乗せて走っていった。
ぽくこはそれでも追いかけようとして走っていく。
あぁ・・本当にお友達が欲しいんだね。
名残惜しそうに走っていく車を見つめバイバイと手を振るぽくこをみて胸がキュンと痛かった。
風もないのでプール遊びを決行することにした。
ぽくこが昼寝から目覚めてから水をはろうといつものバケツを手にしたらその時点でプール遊びが出来ることを悟ったぽくこは大興奮。
ベランダの窓に駆け寄ってきた。
バケツの水は二杯必要・・だけどぽくこにはわからない。
水をバケツ一杯分いれてベランダの窓をしめられたことでぽくこは失望でいっぱいになり窓に張り付いて大号泣・・
えええええ???今からお楽しみなのに泣いちゃうの〜?
あと一杯入れるの待ってよー!どんなに声をかけても悲しみでいっぱいのぽくこの耳には届かない。
バケツに水がたまるまでにぽくこは汗と涙と鼻水でぐちゃぐちゃになっていた。
ようやく本当にプール遊びにありついたぽくこは鼻水をたらしながら満面の笑みをうかべて水を叩いた。
小学生の頃、プールの日が楽しみだったなぁそう言えば。
楽しそうに水と戯れるぽくこを眺めながら子供の頃のことを思い出したりした。
夕方、やはり雨が降らずにすんでいたから久しぶりに公園に出かけた。
少し大きい男の子が一人だけ遊んでいた。
ぽくこはその男の子をひたすら追いかけ続けた。
8歳だというその男の子はさすがにぽくこの遊び相手にはならない。
途中でお買い物を終えた家族の車が公園に止まり、男の子を乗せて走っていった。
ぽくこはそれでも追いかけようとして走っていく。
あぁ・・本当にお友達が欲しいんだね。
名残惜しそうに走っていく車を見つめバイバイと手を振るぽくこをみて胸がキュンと痛かった。
2009年7月18日土曜日
おばあちゃんさようなら
朝から海に行こうとあわただしく準備をしていたところに携帯が鳴った。
おばあちゃんが亡くなったという訃報だった。
もうずいぶん前から施設と病院を行ったり来たりしていてあまり長くないことを感じてはいたけれど・・・
そう・・つい昨日おばあちゃんのことを思い出していた。
子供の頃にプレゼントした鶴の折り紙が十数年経過した後も祖母の部屋に飾ってあったことをふとおもいだした。
それをきっかけに一緒にお買い物をしたことやパンにマヨネーズと砂糖をぬって食べたり、テレビで聞いた髪の卵パックをしたい!というお願いにつきあってくれたり・・いろんなことを数珠つなぎにして思い出していた。
最後に心に会いに来てくれたんだね。
おばあちゃんは穏やかな顔をして眠っていた。
私の歳にはおじいちゃんを亡くして、その後一人で子供4人を育て上げた・・60年近くになるんだね。
やっとおじいちゃんに会えるね。
お疲れ様でした。
寂しいけれど最後に会えて良かった。
ダンナさんとぽくこと3人で頑張るから見守っていてね。
おばあちゃんが亡くなったという訃報だった。
もうずいぶん前から施設と病院を行ったり来たりしていてあまり長くないことを感じてはいたけれど・・・
そう・・つい昨日おばあちゃんのことを思い出していた。
子供の頃にプレゼントした鶴の折り紙が十数年経過した後も祖母の部屋に飾ってあったことをふとおもいだした。
それをきっかけに一緒にお買い物をしたことやパンにマヨネーズと砂糖をぬって食べたり、テレビで聞いた髪の卵パックをしたい!というお願いにつきあってくれたり・・いろんなことを数珠つなぎにして思い出していた。
最後に心に会いに来てくれたんだね。
おばあちゃんは穏やかな顔をして眠っていた。
私の歳にはおじいちゃんを亡くして、その後一人で子供4人を育て上げた・・60年近くになるんだね。
やっとおじいちゃんに会えるね。
お疲れ様でした。
寂しいけれど最後に会えて良かった。
ダンナさんとぽくこと3人で頑張るから見守っていてね。
2009年7月16日木曜日
おおきくなったね
今日は薄曇り。
それでも気温は30度を超えてやっぱり暑い一日だった。
ぽくこは今日もベランダのプールで元気に水を叩いた。
水遊びは疲れるのか、プールの後にまたお腹が空いたとアピールしてきたので2度目のおやつをあげた。
ぽくこがおせんべいをかじっている間、洗い物をしているとなにやら視線を感じてふと顔をあげてみると
ぽくこが頭を倒して下からのぞき込むようにこちらをニヤニヤしながらこちらを見ていた。
へーっ。そんな仕草をするようになったのかぁ。と妙に感心してしまった。
近頃は「ぽくこ、アレ取って」というと持ってきてくれるし
パパが「ママのところに持って行って」と渡された物を届けてくれたりする。
かなりこちらの言っていることを理解してくれるようになった。
去年の今頃はおっぱい以外はほとんどねむっていたぽくこ。
ほんとうに大きくなった。
病気もせず最近はお通じもよい。
そう考えたらご飯を食べてくれないくらい大した悩みじゃないのかもしれないね。
それでも気温は30度を超えてやっぱり暑い一日だった。
ぽくこは今日もベランダのプールで元気に水を叩いた。
水遊びは疲れるのか、プールの後にまたお腹が空いたとアピールしてきたので2度目のおやつをあげた。
ぽくこがおせんべいをかじっている間、洗い物をしているとなにやら視線を感じてふと顔をあげてみると
ぽくこが頭を倒して下からのぞき込むようにこちらをニヤニヤしながらこちらを見ていた。
へーっ。そんな仕草をするようになったのかぁ。と妙に感心してしまった。
近頃は「ぽくこ、アレ取って」というと持ってきてくれるし
パパが「ママのところに持って行って」と渡された物を届けてくれたりする。
かなりこちらの言っていることを理解してくれるようになった。
去年の今頃はおっぱい以外はほとんどねむっていたぽくこ。
ほんとうに大きくなった。
病気もせず最近はお通じもよい。
そう考えたらご飯を食べてくれないくらい大した悩みじゃないのかもしれないね。
2009年7月14日火曜日
初プール
最近お気に入りの掃除モップは廊下の棚に収納している。
ぽくこは相変わらず掃除モップが大好きで一度手にするとなかなか手放さない。
「ナイナイ!!」と言うので棚にしまってもすぐにまた出してよー!と暴れる。
ナイナイと出して!の攻防はしばらく続く。ぽくこはとにかく未練がましい。
猛暑日の今日、ベランダに用意していたプールに水を張っていよいよプールデビューした。
最初はおどおどしていたぽくこはすぐに水面をパシャパシャするのに夢中になった。
話しかけても返事もしないほど夢中になってひたすら水を叩き続けていた。
あんまり長いとお腹が冷えるかなぁ。。と心配になり強制終了。
「また後でね。」とぽくこを抱き上げ部屋に引き上げたら海老ぞりになって号泣。
まだまだ遊び足りなかったらしい。
気を逸らそうにも窓の外には恋しいプールが見えているから全くムリ。
窓に張り付いて泣きじゃくった。
いつもの未練タラタラっぷりから考えてこれは相当長引きそう・・。
明日からが思いやられるなぁ。とプールを少し後悔していた。
「後でね」と言ったけどウソはまずいと思い直して
泣きじゃくるぽくこに「もうお体が冷たくなったでしょう。あんまり入っているとお腹が痛くなるから今日はもうおしまいにしようね。また明日遊ぼう。プールにバイバイしようね。」
1歳の子供にどれほど理解できたかわからないけれどもこの説明を2度繰り返したところで
私の膝の上で海老ぞりになって号泣していたぽくこはパタと泣きやみ、すくっと起き上がって別のおもちゃで遊びだした。
いつもの未練たらたらちゃんからは想像できなかった展開。
心底びっくりした。
理解したのか諦めたのかわからないけれど「我慢」ができたことに感動した。
ぽくこは相変わらず掃除モップが大好きで一度手にするとなかなか手放さない。
「ナイナイ!!」と言うので棚にしまってもすぐにまた出してよー!と暴れる。
ナイナイと出して!の攻防はしばらく続く。ぽくこはとにかく未練がましい。
猛暑日の今日、ベランダに用意していたプールに水を張っていよいよプールデビューした。
最初はおどおどしていたぽくこはすぐに水面をパシャパシャするのに夢中になった。
話しかけても返事もしないほど夢中になってひたすら水を叩き続けていた。
あんまり長いとお腹が冷えるかなぁ。。と心配になり強制終了。
「また後でね。」とぽくこを抱き上げ部屋に引き上げたら海老ぞりになって号泣。
まだまだ遊び足りなかったらしい。
気を逸らそうにも窓の外には恋しいプールが見えているから全くムリ。
窓に張り付いて泣きじゃくった。
いつもの未練タラタラっぷりから考えてこれは相当長引きそう・・。
明日からが思いやられるなぁ。とプールを少し後悔していた。
「後でね」と言ったけどウソはまずいと思い直して
泣きじゃくるぽくこに「もうお体が冷たくなったでしょう。あんまり入っているとお腹が痛くなるから今日はもうおしまいにしようね。また明日遊ぼう。プールにバイバイしようね。」
1歳の子供にどれほど理解できたかわからないけれどもこの説明を2度繰り返したところで
私の膝の上で海老ぞりになって号泣していたぽくこはパタと泣きやみ、すくっと起き上がって別のおもちゃで遊びだした。
いつもの未練たらたらちゃんからは想像できなかった展開。
心底びっくりした。
理解したのか諦めたのかわからないけれど「我慢」ができたことに感動した。
2009年7月9日木曜日
ぎゅーっ
生まれたときから手を開いていたぽくこは指を近づけても握ることはなかった。
なんとなく寂しいなぁ・・。と思っていたけれどアンヨをするようになってぽくこが手を握ってくれるようになった。
しかしそれもつかの間でアンヨが上達すると私の手をふりほどきどんどん一人で歩いていくようになった。
それ以外のスキンシップはしているつもりだけど、、、やっぱり寂しいなぁ。。
普段、スーツを見たり写真を見たりして会社に行ってしまったパパを想って「パパ。パパ。」とぽくこはよく呼ぶ。
しかしすぐ近くにいる私に向かって「ママ」と呼ぶことはあまりない。
なんだかやっぱり寂しいなぁ・・・。と思っていたら
今日は初めて意味もなく隣にいる私に「ママ、ママ」と呼びかけてきた。
それはそれは愛らしくって、「マーマ」「はーい♪」のやりとりがずいぶん続いた。
用事があって少しでもぽくこから離れると「あ”ー!!ママー!!」と走って追いかけてきた。
「じゃあぽくこも一緒に行こうか。おいで」と手を差し出したらぽくこはその手をぎゅっと握ってスタスタとついてきた。
なかなか握ってもらえなかった手をつないで廊下を行ったり来たり。
幸せにつつまれた一日でした。
なんとなく寂しいなぁ・・。と思っていたけれどアンヨをするようになってぽくこが手を握ってくれるようになった。
しかしそれもつかの間でアンヨが上達すると私の手をふりほどきどんどん一人で歩いていくようになった。
それ以外のスキンシップはしているつもりだけど、、、やっぱり寂しいなぁ。。
普段、スーツを見たり写真を見たりして会社に行ってしまったパパを想って「パパ。パパ。」とぽくこはよく呼ぶ。
しかしすぐ近くにいる私に向かって「ママ」と呼ぶことはあまりない。
なんだかやっぱり寂しいなぁ・・・。と思っていたら
今日は初めて意味もなく隣にいる私に「ママ、ママ」と呼びかけてきた。
それはそれは愛らしくって、「マーマ」「はーい♪」のやりとりがずいぶん続いた。
用事があって少しでもぽくこから離れると「あ”ー!!ママー!!」と走って追いかけてきた。
「じゃあぽくこも一緒に行こうか。おいで」と手を差し出したらぽくこはその手をぎゅっと握ってスタスタとついてきた。
なかなか握ってもらえなかった手をつないで廊下を行ったり来たり。
幸せにつつまれた一日でした。
2009年7月7日火曜日
ナイナイナイナイ!!
今朝もご飯をほとんど食べずにスタートした。
すぐにお腹がすいて1時間後に2度目の朝ご飯。
それにしても食べない。
お昼はこの間完食したうどんにしてみた。
ぽくこのうどんは6〜7cmに切っている。
ぽくこはそれをつまみ上げて片端を口に含んでつるっ☆と吸い込んだ。
おぉ!!すごい!突然の出来事に私が歓喜の声を上げたのに気をよくしてぽくこはその後も調子よくつるつるし続けてついに完食した。
今日はミルクの代わりに牛乳をコップに入れてみた。
私が支えるミルクのコップに顔をうずめてぽくこはゴクゴクと上手にのみ、あっという間に飲み干した。
ことのほか美味しかったらしく、空になったコップに口をつけ振り上げたり振り下ろしてのぞき込んだり手を入れてみたりして名残惜しそうにしていた。
手をつっこんで「ナイナイ!!!」。
「ごちそうさましようね」というとパチンと両手を合わせた。
そしてすぐにまたコップに手をつっこんで「ナイナイ!!ナイナイ!!!ナイナイ!!!!」
その執着っぷりはほんとうに愛らしかった。
すぐにお腹がすいて1時間後に2度目の朝ご飯。
それにしても食べない。
お昼はこの間完食したうどんにしてみた。
ぽくこのうどんは6〜7cmに切っている。
ぽくこはそれをつまみ上げて片端を口に含んでつるっ☆と吸い込んだ。
おぉ!!すごい!突然の出来事に私が歓喜の声を上げたのに気をよくしてぽくこはその後も調子よくつるつるし続けてついに完食した。
今日はミルクの代わりに牛乳をコップに入れてみた。
私が支えるミルクのコップに顔をうずめてぽくこはゴクゴクと上手にのみ、あっという間に飲み干した。
ことのほか美味しかったらしく、空になったコップに口をつけ振り上げたり振り下ろしてのぞき込んだり手を入れてみたりして名残惜しそうにしていた。
手をつっこんで「ナイナイ!!!」。
「ごちそうさましようね」というとパチンと両手を合わせた。
そしてすぐにまたコップに手をつっこんで「ナイナイ!!ナイナイ!!!ナイナイ!!!!」
その執着っぷりはほんとうに愛らしかった。
2009年7月3日金曜日
根比べ
あいかわらずぽくこはご飯を食べない。
いつも朝だけはなんとなく食べてしまうのに今日は大して食べなかった。
きっとお腹を空かしているだろうと早めにお昼を用意した。
一度完食したことがあるサンドイッチ+かぼちゃのスープ。
しかしかぼちゃスープのぽってりした感覚が面白いのかお皿に手を突っ込んでパシャパシャ遊ぶばかりでちっとも口に入れない。
ぐっと我慢して見つめていたら「食べたくない」の意志表示なのかサンドイッチをつまんでは私の口に入れた・・。
遊ぶばかりのスープを一旦下げてみたらこんどはサンドイッチを床につまんで落とし、テーブルの上にたまったスープを両手で塗り広げた。
そんなに食べたくないなら仕方ないと一旦全て撤収。
お腹が空いていてなかなか眠りにつけなかったけれども泣き疲れて眠った。
この時点で私もかなり参ってしまい、お姑さんに泣きついた。
涙声で事情を説明していると電話の向こうで高笑いされてしまった。
確かに、、冷静に考えたらかなりおかしい。
起きたときにはさすがに食べるだろうとお味噌汁+ご飯、ヨーグルトを用意して待っていた。
しかしぽくこはヨーグルトの中のプラムだけを食べ、バナナさえ口にしなかった。
ここでミルクを出すべきか迷ったけれどぐっとこらえて出さなかった。
椅子からおろした時点でぽくこは狂ったように泣き出した。
それはそれはどうにも手が付けられないような号泣っぷりでかわいそうでかわいそうで私も何度もくじけかけた。
でもこの状況、母乳を飲まなかったあの頃とそっくり重なる。
やっぱりもう少し頑張ろう。そう思った。
晩ご飯までの数時間、ぽくこはニコリともしなかった。
いつもまとわりついて離れないのに呼んでもついても来ず、ひとりで積み木をしたり本をめくったり指をしゃぶったりしていた。
晩ご飯は最後に出したミルクを半分以上残すほど沢山食べてくれた。
お風呂からあがって寝るまでの時間をぽくこと遊んでいるところに心配したお姑さんが電話を下さった。
その電話の間中ぽくこは私の膝枕で幸せそうにゴロゴロしていた。
よく頑張ったね。明日も頑張ろうね。
いつも朝だけはなんとなく食べてしまうのに今日は大して食べなかった。
きっとお腹を空かしているだろうと早めにお昼を用意した。
一度完食したことがあるサンドイッチ+かぼちゃのスープ。
しかしかぼちゃスープのぽってりした感覚が面白いのかお皿に手を突っ込んでパシャパシャ遊ぶばかりでちっとも口に入れない。
ぐっと我慢して見つめていたら「食べたくない」の意志表示なのかサンドイッチをつまんでは私の口に入れた・・。
遊ぶばかりのスープを一旦下げてみたらこんどはサンドイッチを床につまんで落とし、テーブルの上にたまったスープを両手で塗り広げた。
そんなに食べたくないなら仕方ないと一旦全て撤収。
お腹が空いていてなかなか眠りにつけなかったけれども泣き疲れて眠った。
この時点で私もかなり参ってしまい、お姑さんに泣きついた。
涙声で事情を説明していると電話の向こうで高笑いされてしまった。
確かに、、冷静に考えたらかなりおかしい。
起きたときにはさすがに食べるだろうとお味噌汁+ご飯、ヨーグルトを用意して待っていた。
しかしぽくこはヨーグルトの中のプラムだけを食べ、バナナさえ口にしなかった。
ここでミルクを出すべきか迷ったけれどぐっとこらえて出さなかった。
椅子からおろした時点でぽくこは狂ったように泣き出した。
それはそれはどうにも手が付けられないような号泣っぷりでかわいそうでかわいそうで私も何度もくじけかけた。
でもこの状況、母乳を飲まなかったあの頃とそっくり重なる。
やっぱりもう少し頑張ろう。そう思った。
晩ご飯までの数時間、ぽくこはニコリともしなかった。
いつもまとわりついて離れないのに呼んでもついても来ず、ひとりで積み木をしたり本をめくったり指をしゃぶったりしていた。
晩ご飯は最後に出したミルクを半分以上残すほど沢山食べてくれた。
お風呂からあがって寝るまでの時間をぽくこと遊んでいるところに心配したお姑さんが電話を下さった。
その電話の間中ぽくこは私の膝枕で幸せそうにゴロゴロしていた。
よく頑張ったね。明日も頑張ろうね。
2009年7月1日水曜日
ママは感動したよ!
今日も雨が降り、急遽パパを駅まで送っていった。
こういう日は必ずといっていいほどぽくこは家に着くなりまとわりついて離れない。
朝食の片付けも、洗濯も掃除も何一つ終わっていないのに私の指をぎゅっと握って話さない。
その握る指から「もっと側にいてよ!」という気持ちが伝わってくる。
だましだまし家事をしてぽくこを最初のお風呂に入れるともうお腹を空かせる時間になっていた。
素早くできるもの=「うどん」にした。
しかし、、うどんはかつてまともに食べてくれたことがない。
スペアに朝の残りの味噌汁でネコまんまの卵とじも作っておいた。
さて・・・ぽくこの前にその二皿を置きいつものようにスプーンですくって口まで運んだら
ぽくこはすっとそのスプーンを押し返し、もう一つのスプーンを持ってすくい始めた。
何度も何度も失敗してもぽくこは根気強くすくいつづけた。
何度めだっただろう。しばらくしてようやく口の中にうどんを入れることができた。
スプーンはしばらくして諦め、その後は手づかみになったけれどもツルツル滑るうどんを自分の力で一本一本拾いあげて口に運び、とうとう完食した。
ずいぶんと時間がかかったせいで食べ終わる頃には睡魔が襲いもうろうとしていた。
食べることに興味が薄かったぽくこが顔も手もびしょびしょにしてひたすら頑張るその姿はなんとも感動的だった。
こういう日は必ずといっていいほどぽくこは家に着くなりまとわりついて離れない。
朝食の片付けも、洗濯も掃除も何一つ終わっていないのに私の指をぎゅっと握って話さない。
その握る指から「もっと側にいてよ!」という気持ちが伝わってくる。
だましだまし家事をしてぽくこを最初のお風呂に入れるともうお腹を空かせる時間になっていた。
素早くできるもの=「うどん」にした。
しかし、、うどんはかつてまともに食べてくれたことがない。
スペアに朝の残りの味噌汁でネコまんまの卵とじも作っておいた。
さて・・・ぽくこの前にその二皿を置きいつものようにスプーンですくって口まで運んだら
ぽくこはすっとそのスプーンを押し返し、もう一つのスプーンを持ってすくい始めた。
何度も何度も失敗してもぽくこは根気強くすくいつづけた。
何度めだっただろう。しばらくしてようやく口の中にうどんを入れることができた。
スプーンはしばらくして諦め、その後は手づかみになったけれどもツルツル滑るうどんを自分の力で一本一本拾いあげて口に運び、とうとう完食した。
ずいぶんと時間がかかったせいで食べ終わる頃には睡魔が襲いもうろうとしていた。
食べることに興味が薄かったぽくこが顔も手もびしょびしょにしてひたすら頑張るその姿はなんとも感動的だった。
2009年6月30日火曜日
がんばったね
今日もぽくこはぷぃと顔を背けて晩ご飯を食べなかった。
そして私も今日もすぐにミルクを出さなかった。
ぽくこのエプロンを外して椅子からおろし、しばらく一緒に遊び大好きなDVDを見た。
その後もう一度同じ物を温めなおして口に運んでみた。
苦手な牛肉も何度か飲み、それ以外は全て完食した。
まだ満腹では無い様子だったからバナナも与えてみたら半分食べた。
こちらが用意した物をすべて食べた後にミルクを出してみたら30ccほど飲んでテーブルにマグをコトっと置いた。
あぁ・・・良かった。食べてくれた。
それはもちろんとてもとても嬉しいのだけど、、
お腹を空かして指をしゃぶり元気なくカーペットの上をゴロゴロして我慢している姿は何とも心が痛い。
可哀想に・・と思うと胸がキューンとなるけど、、でも少しずつミルクから卒業しないとね。。
そして私も今日もすぐにミルクを出さなかった。
ぽくこのエプロンを外して椅子からおろし、しばらく一緒に遊び大好きなDVDを見た。
その後もう一度同じ物を温めなおして口に運んでみた。
苦手な牛肉も何度か飲み、それ以外は全て完食した。
まだ満腹では無い様子だったからバナナも与えてみたら半分食べた。
こちらが用意した物をすべて食べた後にミルクを出してみたら30ccほど飲んでテーブルにマグをコトっと置いた。
あぁ・・・良かった。食べてくれた。
それはもちろんとてもとても嬉しいのだけど、、
お腹を空かして指をしゃぶり元気なくカーペットの上をゴロゴロして我慢している姿は何とも心が痛い。
可哀想に・・と思うと胸がキューンとなるけど、、でも少しずつミルクから卒業しないとね。。
2009年6月29日月曜日
ミルクギドラ
ぽくこがご飯を食べない。
もともとミルクが大好きでもうじき1歳2ヶ月になるけれどもミルクの比重が高いまま。
いちごとミルクが大好きなぽくこのことを「いちご星人ミルクギドラ」と呼んでいた。
そのうちまぁ食べてくれるようになるだろう・・と思い続けてお腹を空かして指をしゃぶるぽくこにミルクを与え続けてきた。
そのせいかぽくこのミルク依存は改善の兆しをみせない。
ミルクギドラなんて悠長なことを言ってる場合じゃなくなってきた。
昨日は朝ご飯だけは食べたけれどその後はミルクだけで過ごしてしまった。
その食べなさ加減に不安と苛立ちと焦りを感じて思い悩んだ。
試食してみてもお姑さんのアドバイス通り多少の塩味はきいているし、それなりに美味しいと思うのに・・
今日、お姑さんと電話で話したときたまたまぽくこの食事の話になった。
すると「ミルクをあげるから食べないのよ。お腹がすけば目の前のものを食べるからミルクをあげないでみてごらんなさい」
。
すぅーっと気持ちが軽くなった。
晩ご飯、ぽくこはやはり一口も食べなかった。
今までは多少粘ってもダメだったらミルクをあげていたけれど、今日はそれをやめてみた。
気分転換に少し遅い時間ではあったけれどマンションのロビーへ散歩に出てみた。
少し気分が変わったのかしっかりお腹が空いたのか、その後ぽくこはご飯をほぼ完食した。
あぁ、こうしてアドバイスをしてくれる人がいるって本当に有り難い。
どうどう巡りして塞ぎ込んでいた気持ちに少し光りがさしてきた。
もともとミルクが大好きでもうじき1歳2ヶ月になるけれどもミルクの比重が高いまま。
いちごとミルクが大好きなぽくこのことを「いちご星人ミルクギドラ」と呼んでいた。
そのうちまぁ食べてくれるようになるだろう・・と思い続けてお腹を空かして指をしゃぶるぽくこにミルクを与え続けてきた。
そのせいかぽくこのミルク依存は改善の兆しをみせない。
ミルクギドラなんて悠長なことを言ってる場合じゃなくなってきた。
昨日は朝ご飯だけは食べたけれどその後はミルクだけで過ごしてしまった。
その食べなさ加減に不安と苛立ちと焦りを感じて思い悩んだ。
試食してみてもお姑さんのアドバイス通り多少の塩味はきいているし、それなりに美味しいと思うのに・・
今日、お姑さんと電話で話したときたまたまぽくこの食事の話になった。
すると「ミルクをあげるから食べないのよ。お腹がすけば目の前のものを食べるからミルクをあげないでみてごらんなさい」
。
すぅーっと気持ちが軽くなった。
晩ご飯、ぽくこはやはり一口も食べなかった。
今までは多少粘ってもダメだったらミルクをあげていたけれど、今日はそれをやめてみた。
気分転換に少し遅い時間ではあったけれどマンションのロビーへ散歩に出てみた。
少し気分が変わったのかしっかりお腹が空いたのか、その後ぽくこはご飯をほぼ完食した。
あぁ、こうしてアドバイスをしてくれる人がいるって本当に有り難い。
どうどう巡りして塞ぎ込んでいた気持ちに少し光りがさしてきた。
2009年6月27日土曜日
キーン
晴れていると家の窓から飛行機が飛ぶのがよく見える。
いつだったか「キーンってとっても速いね。このあいだ、おばあちゃんはあれに乗って帰ったんだよ」と話したら
ぽくこは遠くに飛んでいく飛行機に向かって「バイバイ」と言って手を振った。
それ以来、ぽくこは飛行機をみると「キーン。バイバイ」と必ず手を振る。
今日はお葬式のために東京にいくパパを見送りに行った。
天気がよい昼だったのでパパが搭乗した後、展望台へ行ってパパの飛行機を見送った。
なかなか動き出さないその飛行機をぽくこは飽きることなく見つめ、動き出すと「バイバイ」と手を振った。
明日帰ってくるんだけど見送りってなんだか苦手だ。ぐっとくる。
いつだったか「キーンってとっても速いね。このあいだ、おばあちゃんはあれに乗って帰ったんだよ」と話したら
ぽくこは遠くに飛んでいく飛行機に向かって「バイバイ」と言って手を振った。
それ以来、ぽくこは飛行機をみると「キーン。バイバイ」と必ず手を振る。
今日はお葬式のために東京にいくパパを見送りに行った。
天気がよい昼だったのでパパが搭乗した後、展望台へ行ってパパの飛行機を見送った。
なかなか動き出さないその飛行機をぽくこは飽きることなく見つめ、動き出すと「バイバイ」と手を振った。
明日帰ってくるんだけど見送りってなんだか苦手だ。ぐっとくる。
2009年6月26日金曜日
ぽっきー
ぽくこの最初のおともだちは「わんわん」。
散歩中なんどかその犬の散歩と遭遇し、飼い主のおばさんと立ち話をした。
ポッキーは白い雑種の老犬でその年齢のせいかとても大人しい。
今日もまたそのおばさんの家庭菜園前でポッキーと会った。
ポッキーはトマトの失敗作にありついていた。
おばさんもかつては転勤族で全国を渡り歩き、最後の赴任地がご主人の故郷であるこの街だったためここに居を構えたのだそうだ。
「大変だけど、いろんなところにいけて楽しかったわ〜」とおっしゃっていた。
確かに、大変だけどいろんなところに長い旅行に行っている感じで面白い。
ポッキーはとにかくじっーっとしている。
ぽくこがどんなに「ワンワン!ワンワン!」と話しかけても大した反応はない。。
だけど元気すぎる犬が飛びかかってきたりすることを思えばベビーカーの上にすわっているだけのぽくこには丁度良いお友達だ。
・・・だけど、、はやく人間のお友達もつくろうね。
散歩中なんどかその犬の散歩と遭遇し、飼い主のおばさんと立ち話をした。
ポッキーは白い雑種の老犬でその年齢のせいかとても大人しい。
今日もまたそのおばさんの家庭菜園前でポッキーと会った。
ポッキーはトマトの失敗作にありついていた。
おばさんもかつては転勤族で全国を渡り歩き、最後の赴任地がご主人の故郷であるこの街だったためここに居を構えたのだそうだ。
「大変だけど、いろんなところにいけて楽しかったわ〜」とおっしゃっていた。
確かに、大変だけどいろんなところに長い旅行に行っている感じで面白い。
ポッキーはとにかくじっーっとしている。
ぽくこがどんなに「ワンワン!ワンワン!」と話しかけても大した反応はない。。
だけど元気すぎる犬が飛びかかってきたりすることを思えばベビーカーの上にすわっているだけのぽくこには丁度良いお友達だ。
・・・だけど、、はやく人間のお友達もつくろうね。
2009年6月25日木曜日
進歩
ぽくこの「ナイナイ」ブームは相変わらずつづいている。
毎日「ナイナイ」しているからどんどん手先が器用になってぽくこのナイナイはかなりバージョンアップした。
落とすばかりだった本やCDを元の空いている隙間に戻したり、お財布にカード類をきちんと挿したりする。
紙パックのジュースのストローを一旦抜いて、再び挿し直したり。
「そんなこともできるの?すごい!」と感心することが増えた。
お皿を片付けていると、ぽくこが妙におとなしく静かにしている。
何してるんだろう?とすぐ側まで行っていみると・・
テレビの側面にある各カードの挿入口やケーブルの差し込み口が気に入って指をつっこんだりして遊んでいた。
これほど手先が器用になってきたからにはこのカード挿入口におもちゃをつっこまれるのも時間の問題。
何か対策をしなくては。
ぽくこの成長にどんどん追い立てられている。
毎日「ナイナイ」しているからどんどん手先が器用になってぽくこのナイナイはかなりバージョンアップした。
落とすばかりだった本やCDを元の空いている隙間に戻したり、お財布にカード類をきちんと挿したりする。
紙パックのジュースのストローを一旦抜いて、再び挿し直したり。
「そんなこともできるの?すごい!」と感心することが増えた。
お皿を片付けていると、ぽくこが妙におとなしく静かにしている。
何してるんだろう?とすぐ側まで行っていみると・・
テレビの側面にある各カードの挿入口やケーブルの差し込み口が気に入って指をつっこんだりして遊んでいた。
これほど手先が器用になってきたからにはこのカード挿入口におもちゃをつっこまれるのも時間の問題。
何か対策をしなくては。
ぽくこの成長にどんどん追い立てられている。
2009年6月24日水曜日
お散歩
ぽくこの生活ペースが変化している最中で外出のタイミングを掴むのが難しい。
お昼ご飯をいつも食べる頃に睡魔に襲われてご飯を拒否、ミルクを飲みながらウトウト・・
そういう日も多い。
ならばと今日はお昼のタイミングを前倒ししてみたけれどやはり睡魔に襲われミルクをのみながら夢の世界へ行ってしまった。
夕方、いつもの公園に出かけた。
今日は少し小さい子供がいて、公園に近づいた時点で他の子供を発見したぽくこは大興奮!
ベビーカーから降ろしてあげるとすぐにぽくこより少し大きい子を追いかけ回した。
その後も子供がいるところへどんどん突進していった。
はじめのころは数歩歩くとすぐにしがみついてきたけれど、今日は随分先までひとりで歩いていった。
少し離れたところからこちらへおいでと声をかけると、両手を振りながら満面の笑みを浮かべてこちらへやってくる。
その姿は、親ばかだけどほんとうに可愛い。
お昼ご飯をいつも食べる頃に睡魔に襲われてご飯を拒否、ミルクを飲みながらウトウト・・
そういう日も多い。
ならばと今日はお昼のタイミングを前倒ししてみたけれどやはり睡魔に襲われミルクをのみながら夢の世界へ行ってしまった。
夕方、いつもの公園に出かけた。
今日は少し小さい子供がいて、公園に近づいた時点で他の子供を発見したぽくこは大興奮!
ベビーカーから降ろしてあげるとすぐにぽくこより少し大きい子を追いかけ回した。
その後も子供がいるところへどんどん突進していった。
はじめのころは数歩歩くとすぐにしがみついてきたけれど、今日は随分先までひとりで歩いていった。
少し離れたところからこちらへおいでと声をかけると、両手を振りながら満面の笑みを浮かべてこちらへやってくる。
その姿は、親ばかだけどほんとうに可愛い。
2009年6月23日火曜日
予防接種・風しん
風疹の予防接種をした。
前回の便秘の治療方針などがなんとなく納得できなかったりして、他の病院にしようかな・・
と思ったりもしたけれどただの注射。どこで打ってもいっしょよね。
と、暑い中でかけるのに「近い」魅力に負けてしまった。
順番を待っている間はそこそこ機嫌良く遊んでいたけれど、、
診察室に入った段階でぽくこは機嫌を損ね、聴診器をあてられただけで号泣。
注射の時は看護婦さんに強く押さえられての注射となった。
ぽくこはこれまでにない大号泣になってしゃくりあげて止まらなくなった。
病院にいなければいけなかった30分間、ぽくこを抱いて歌を歌い続けた。
帰る頃、ぽくこは疲れ果てて眠りにおちた。
人見知りをしないぽくこはいつでも誰にでも笑顔を振りまき、元気よく手を振る。
そのぽくこがこの病院ではニコリともしない。
前の病院では聴診器はおろか注射をされてもへっちゃらで先生や看護婦さんにニコニコ愛嬌を振りまいて人気者だったのに。
この違いは一体なんだろう・・
・・そうか、分かった。下村先生との決定的な違い。
今度の先生は子供に笑いかけたり話しかけたり全くしない。ぽくこと視線さえ絡まない。
そういう冷たい感覚を子供ながらに感じ取っているのかもしれない。
こんなに止まらなくなるまで泣くなんて本当に可哀想。
帰り道、あんまり可哀想で私まで涙が出た。
やっぱり病院をかえようね。次は優しい先生だといいね。
前回の便秘の治療方針などがなんとなく納得できなかったりして、他の病院にしようかな・・
と思ったりもしたけれどただの注射。どこで打ってもいっしょよね。
と、暑い中でかけるのに「近い」魅力に負けてしまった。
順番を待っている間はそこそこ機嫌良く遊んでいたけれど、、
診察室に入った段階でぽくこは機嫌を損ね、聴診器をあてられただけで号泣。
注射の時は看護婦さんに強く押さえられての注射となった。
ぽくこはこれまでにない大号泣になってしゃくりあげて止まらなくなった。
病院にいなければいけなかった30分間、ぽくこを抱いて歌を歌い続けた。
帰る頃、ぽくこは疲れ果てて眠りにおちた。
人見知りをしないぽくこはいつでも誰にでも笑顔を振りまき、元気よく手を振る。
そのぽくこがこの病院ではニコリともしない。
前の病院では聴診器はおろか注射をされてもへっちゃらで先生や看護婦さんにニコニコ愛嬌を振りまいて人気者だったのに。
この違いは一体なんだろう・・
・・そうか、分かった。下村先生との決定的な違い。
今度の先生は子供に笑いかけたり話しかけたり全くしない。ぽくこと視線さえ絡まない。
そういう冷たい感覚を子供ながらに感じ取っているのかもしれない。
こんなに止まらなくなるまで泣くなんて本当に可哀想。
帰り道、あんまり可哀想で私まで涙が出た。
やっぱり病院をかえようね。次は優しい先生だといいね。
2009年6月18日木曜日
暑いよぅ
今回は住まいにとても恵まれて、風通しのよい角部屋。
朝は「日が昇りましたー!」とばかりに朝日が降り注ぐ。
窓を全部開け放つと風邪がバーっと吹き抜けて何とも気持ちが良い。
だけど、、ぽくこはやくもアセモが出来かけている。
ぽくこはとても暑がり。
もう金太郎ルックでもいいのかもしれないね。
さらにお風呂上がりはなかなか汗がひかない。
うちわでパタパタしてあげるとそれがなんだか面白いのか団扇を奪い取ってパタパタと真似をする。
全然風はおきないのだけれどその仕草がとてもかわいい。
あまりに愛らしいのでぎゅーっと抱きしめるのだけれど暑くてたまらないぽくこには毎日ギューっと押し返されている。
朝は「日が昇りましたー!」とばかりに朝日が降り注ぐ。
窓を全部開け放つと風邪がバーっと吹き抜けて何とも気持ちが良い。
だけど、、ぽくこはやくもアセモが出来かけている。
ぽくこはとても暑がり。
もう金太郎ルックでもいいのかもしれないね。
さらにお風呂上がりはなかなか汗がひかない。
うちわでパタパタしてあげるとそれがなんだか面白いのか団扇を奪い取ってパタパタと真似をする。
全然風はおきないのだけれどその仕草がとてもかわいい。
あまりに愛らしいのでぎゅーっと抱きしめるのだけれど暑くてたまらないぽくこには毎日ギューっと押し返されている。
2009年6月17日水曜日
公園デビュー
とうとう公園デビュー!
昼間は暑すぎてとても外に出せる気候ではなく、夕暮れ時を狙って出動した。
はじめて大地を踏みしめる感触ってどんなだったんだろう。
もう少しビクビクするかと思いきや、一人で立つ喜びのほうが強くて終始ニコニコ。
ベンチが止まり木になり少しあるいてはベンチにつかまり立ちを何度か繰り返した。
しかし同じくらいの子供が少ない・・となりのスーパーで子供雑誌を買って出てきてみたら、、、
急に子供が増えている。。
暑いこの地方はどうやら日没直前の時間に公園が混雑するらしい。
小さい子供をみると全力で手足を動かし、大きな声をだしてはしゃぐぽくこ。
あぁ、友達が欲しいんだね。
この間、ちはるちゃんから写メが届いたのをぽくこにみせたらじーっと見つめてたもんね。
早く友達作ろうね。ママもがんばるよ。
明日はもう少し遅い時間に来てみようね。
昼間は暑すぎてとても外に出せる気候ではなく、夕暮れ時を狙って出動した。
はじめて大地を踏みしめる感触ってどんなだったんだろう。
もう少しビクビクするかと思いきや、一人で立つ喜びのほうが強くて終始ニコニコ。
ベンチが止まり木になり少しあるいてはベンチにつかまり立ちを何度か繰り返した。
しかし同じくらいの子供が少ない・・となりのスーパーで子供雑誌を買って出てきてみたら、、、
急に子供が増えている。。
暑いこの地方はどうやら日没直前の時間に公園が混雑するらしい。
小さい子供をみると全力で手足を動かし、大きな声をだしてはしゃぐぽくこ。
あぁ、友達が欲しいんだね。
この間、ちはるちゃんから写メが届いたのをぽくこにみせたらじーっと見つめてたもんね。
早く友達作ろうね。ママもがんばるよ。
明日はもう少し遅い時間に来てみようね。
2009年6月16日火曜日
うんち
新しいおうちに引っ越してぽくこの便秘はますます加速した。
病院に紹介状をもって行ったけれど医者も考え方がそれぞれ。
前の先生の方針はあっさり却下されて下剤のみ処方された。
わたしのいやな予感は的中して下剤を飲めば出るけど飲まないと一切でない・・すっかり癖になった。
やっぱりだ・・。
たまにぽくこがおもちゃやソファにつかまってウンウンうなっていることがある。
ここ最近はほんとうにビー玉のようなものが2つ、3つコロンと出るだけ。
ゴボウやこんにゃく、ヨーグルト・・・全然きかない。
調べて粉末のオリゴ糖もプラスした。
そこへおばあちゃんがプルーンエキスを届けてくださったのでそれもプラス・・
果たして
今日はとっても良いウンチがどっさり出た!
さぞかしすっきりしたのだろう。気持ちのわるいオムツを替えさせずしばらくはしゃぎ回っていた。
おばあちゃん、ありがとうございました。
病院に紹介状をもって行ったけれど医者も考え方がそれぞれ。
前の先生の方針はあっさり却下されて下剤のみ処方された。
わたしのいやな予感は的中して下剤を飲めば出るけど飲まないと一切でない・・すっかり癖になった。
やっぱりだ・・。
たまにぽくこがおもちゃやソファにつかまってウンウンうなっていることがある。
ここ最近はほんとうにビー玉のようなものが2つ、3つコロンと出るだけ。
ゴボウやこんにゃく、ヨーグルト・・・全然きかない。
調べて粉末のオリゴ糖もプラスした。
そこへおばあちゃんがプルーンエキスを届けてくださったのでそれもプラス・・
果たして
今日はとっても良いウンチがどっさり出た!
さぞかしすっきりしたのだろう。気持ちのわるいオムツを替えさせずしばらくはしゃぎ回っていた。
おばあちゃん、ありがとうございました。
2009年6月13日土曜日
幸せだなぁ。
新しいテレビがやってきた。
よくあることだけどお店で見るのと大違い。
家にはいると、、、こんなに大きかったのね。。大失敗。
もう二つくらい小さくても良かったね・・・。
取り付けてもらっている間にぽくこと少し散歩に出ようと廊下に出たら、古いテレビが置かれていた。
昨日の晩、白い筋を光らせて真っ黒になって完璧にその役割を終えた。それはまるで今日という日を待っていたかのようでびっくりした。
ぽくこにあのテレビさんにバイバイしようね。というとぽくこは「バイバイ!」と言って手をふってお別れした。
ここ数日、なんとかテレビが映ったときは「シーっだよ〜」と言ってぽくこにDVDをみせていた。
ついたり消えたりするテレビをみて事情を理解したのか、ぽくこはテレビから離れて体を動かすことなく静かに見ていた。
しかし、今日新しい大きな画面を前にぽくこは元気に体を動かし手をたたいてお歌を楽しんでいた。
子供が楽しそうに笑い、新しいものを家族みんなで囲んですごす夕暮れのひととき・・。あぁ幸せだなぁと素直に思った。
よくあることだけどお店で見るのと大違い。
家にはいると、、、こんなに大きかったのね。。大失敗。
もう二つくらい小さくても良かったね・・・。
取り付けてもらっている間にぽくこと少し散歩に出ようと廊下に出たら、古いテレビが置かれていた。
昨日の晩、白い筋を光らせて真っ黒になって完璧にその役割を終えた。それはまるで今日という日を待っていたかのようでびっくりした。
ぽくこにあのテレビさんにバイバイしようね。というとぽくこは「バイバイ!」と言って手をふってお別れした。
ここ数日、なんとかテレビが映ったときは「シーっだよ〜」と言ってぽくこにDVDをみせていた。
ついたり消えたりするテレビをみて事情を理解したのか、ぽくこはテレビから離れて体を動かすことなく静かに見ていた。
しかし、今日新しい大きな画面を前にぽくこは元気に体を動かし手をたたいてお歌を楽しんでいた。
子供が楽しそうに笑い、新しいものを家族みんなで囲んですごす夕暮れのひととき・・。あぁ幸せだなぁと素直に思った。
2009年6月12日金曜日
VAN HALEN
ぽくこは眼鏡やサングラスが大好きだ。
パパも私も眼鏡をかけているせいか親しみを感じるらしい。
今日はパパのCDをいじって遊んだ。
その中の一枚の歌詞カードを妙に気に入って何度も何度もめくっては閉じている。
赤と黒のツートーンカラーの地味なページ。
なんでこんなの???と思ってじーっと観察していたら
「アカ、アカ」とつぶやいている。
最近覚えた「赤」という色。
そしてそこに映っているVAN HALENのサングラスを指でつまみ上げようとした。
あぁ、そうか。サングラスが欲しかったのか。
ぽくこはその歌詞カードをナイナイと言ってなんどかケースに戻そうとしたけれど手放すのが惜しいのかすぐにまた手にとってパラパラ・・。これを何度となく繰り返したがやはり「ナイナイ」する踏ん切りが付かなかった。
そして・・・
私のTシャツの首を思いっきりひっぱってその中に「ナイナイ」した。
パパも私も眼鏡をかけているせいか親しみを感じるらしい。
今日はパパのCDをいじって遊んだ。
その中の一枚の歌詞カードを妙に気に入って何度も何度もめくっては閉じている。
赤と黒のツートーンカラーの地味なページ。
なんでこんなの???と思ってじーっと観察していたら
「アカ、アカ」とつぶやいている。
最近覚えた「赤」という色。
そしてそこに映っているVAN HALENのサングラスを指でつまみ上げようとした。
あぁ、そうか。サングラスが欲しかったのか。
ぽくこはその歌詞カードをナイナイと言ってなんどかケースに戻そうとしたけれど手放すのが惜しいのかすぐにまた手にとってパラパラ・・。これを何度となく繰り返したがやはり「ナイナイ」する踏ん切りが付かなかった。
そして・・・
私のTシャツの首を思いっきりひっぱってその中に「ナイナイ」した。
2009年6月11日木曜日
怖いよぅ
ぽくこは日々成長していろんなことが少しずつ分かるようになってきた。
それと平行して「怖い」と思う物が増えてきた。
先日買い換えた掃除機もそうだけれど、ミキサーやシャワー、ドライヤー・・・
音が大きい物が嫌いなのかと思いきや必ずしもそうでなくミッキーやミニーのパペットも苦手で怖がる。
最近はかなりしっかり立っていられるのでそろそろぽくこと一緒にお風呂をすませたいなぁと思い始め、シャワーを出してみたがその音に号泣。よほど怖かったのか昨日から浴室に入るだけですがりついて号泣するようになってしまった。
掃除機もよほど怖かったようで、「ブーンするからね」と声をかけようと思ったらぽくこが見あたらない。どこに行ったのかと思ったら掃除機を出していることを察知して解放している押し入れに入って壁にすがりついていた。
そんなに怖いなら可哀想だなぁ・・となんとなく掃除機が後回しになり最近はお昼ご飯の後になったりしている。
お風呂にしても掃除機にしても清潔な環境を与える責任があるからただ可哀想だからとも言っていられないのだけどあのおびえた表情をみると胸がキューンとしてしまう。
でも慣れて貰うしかないのよね。頑張って!
それと平行して「怖い」と思う物が増えてきた。
先日買い換えた掃除機もそうだけれど、ミキサーやシャワー、ドライヤー・・・
音が大きい物が嫌いなのかと思いきや必ずしもそうでなくミッキーやミニーのパペットも苦手で怖がる。
最近はかなりしっかり立っていられるのでそろそろぽくこと一緒にお風呂をすませたいなぁと思い始め、シャワーを出してみたがその音に号泣。よほど怖かったのか昨日から浴室に入るだけですがりついて号泣するようになってしまった。
掃除機もよほど怖かったようで、「ブーンするからね」と声をかけようと思ったらぽくこが見あたらない。どこに行ったのかと思ったら掃除機を出していることを察知して解放している押し入れに入って壁にすがりついていた。
そんなに怖いなら可哀想だなぁ・・となんとなく掃除機が後回しになり最近はお昼ご飯の後になったりしている。
お風呂にしても掃除機にしても清潔な環境を与える責任があるからただ可哀想だからとも言っていられないのだけどあのおびえた表情をみると胸がキューンとしてしまう。
でも慣れて貰うしかないのよね。頑張って!
2009年6月10日水曜日
長い一週間
とうとうテレビが壊れた。
たいしてテレビに興味がない私たち夫婦はその古くて小さいテレビで十分で、アナログ放送が終了するときに仕方ないから買い換えるか。くらいに思っていた。
引っ越した後、テレビに縞模様が入って おや?と、思ったけれど中を開けて埃を吸い取ったら何事もなかったように依然と変わらず映像をうつしだしたのでホッとしていたところだったが、この縞模様の巾がどんどん広くなりいつしか真っ黒になる頻度が増えた。
一日のうち、夕方のお風呂の準備や寝かしつけの準備をする1時間弱だけぽくこにお歌のDVDを観て過ごして貰っている。
何度もみているうちお気に入りの歌もできて最近では手を叩いたり体を上下させてリズムを取ったりして楽しく過ごしている。
テンションをあげて次の曲を楽しみにしていたぽくこが「ママーっ!!!」と叫んで泣いた。
何事かと急いで駆けつけると真っ黒の画面を見つめてぽくこが目に涙をためていた。
先週末、もうダメだと観念してテレビを買いに行ったけれど届くのは今度の土曜日。
雨が降ってお散歩もできないから何とも長い長い一週間。。我慢してね。
たいしてテレビに興味がない私たち夫婦はその古くて小さいテレビで十分で、アナログ放送が終了するときに仕方ないから買い換えるか。くらいに思っていた。
引っ越した後、テレビに縞模様が入って おや?と、思ったけれど中を開けて埃を吸い取ったら何事もなかったように依然と変わらず映像をうつしだしたのでホッとしていたところだったが、この縞模様の巾がどんどん広くなりいつしか真っ黒になる頻度が増えた。
一日のうち、夕方のお風呂の準備や寝かしつけの準備をする1時間弱だけぽくこにお歌のDVDを観て過ごして貰っている。
何度もみているうちお気に入りの歌もできて最近では手を叩いたり体を上下させてリズムを取ったりして楽しく過ごしている。
テンションをあげて次の曲を楽しみにしていたぽくこが「ママーっ!!!」と叫んで泣いた。
何事かと急いで駆けつけると真っ黒の画面を見つめてぽくこが目に涙をためていた。
先週末、もうダメだと観念してテレビを買いに行ったけれど届くのは今度の土曜日。
雨が降ってお散歩もできないから何とも長い長い一週間。。我慢してね。
2009年6月9日火曜日
愛おしい存在
1歳になる少し前からぽくこは一番大きなぬいぐるみに頬をすり寄せて「好き好き」のポーズをとるようになった。
それはそれは愛らしい仕草でどんなにイライラしていても顔がほころんでしまう。
そして最近、赤ん坊のころはただの「物体」だった小さなぬいぐるみたちが目鼻がついた「愛でる対象」へと変わり、朝や外出したあとには「おはよう」「ただいま」と挨拶をするようにぎゅっと抱きしめるような仕草をするようになった。
笑ったり寝返りをしたりハイハイをしたり・・・どれも感動したけれど、動物を見ると喜びぬいぐるみや草花を愛でる姿はなんとも言えない喜びと感動を与えてくれる。
このまま変わらずに心の優しい、いつもニコニコとした人になってほしい。
それはそれは愛らしい仕草でどんなにイライラしていても顔がほころんでしまう。
そして最近、赤ん坊のころはただの「物体」だった小さなぬいぐるみたちが目鼻がついた「愛でる対象」へと変わり、朝や外出したあとには「おはよう」「ただいま」と挨拶をするようにぎゅっと抱きしめるような仕草をするようになった。
笑ったり寝返りをしたりハイハイをしたり・・・どれも感動したけれど、動物を見ると喜びぬいぐるみや草花を愛でる姿はなんとも言えない喜びと感動を与えてくれる。
このまま変わらずに心の優しい、いつもニコニコとした人になってほしい。
2009年6月8日月曜日
歯医者さん
下の歯は2本同時に生えたのに上の歯は右側だけの状態がもう何ヶ月??っていうくらい生えないので心配していた。
歯医者さんに相談しようかなぁと思い始めた頃、左側の歯とその両脇の歯が生えてきた。
でもせっかくだからフッ素とかそろそろして貰った方がいいのかなぁ。と思って検索したらたまたまウチのすぐ近くの小児歯科の評判が良いらしいことがわかったので早速行ってきた。
HPには「泣かせない努力を日夜・・」なんて書いていたけれど、、、ぽくこはあっけなく泣いた。
入ってすぐには診察台にあげることなくしばらく問診していたけれどぽくこは「不穏な空気」を感じずには居られなかったらしい。
仰向けにさせられた瞬間に大泣きした。
歯磨きをするのに仰向けにさせるだけで5秒と持たずに逃亡するのだからこの1分ほどの時間はとてつもなく長かったに違いない。
帰り際、おもちゃのバスをもらってそこそこ気分を持ち直したかに見えたけれど
家に着いてからはそのバスをみると忌々しい記憶が蘇るのかさわろうともしなかった。
歯医者が怖いと記憶するとその後が大変だからと慎重に選んだつもりだったけれど、、仰向けにならないで済む歯医者なんてないからしかたないね。
歯医者さんに相談しようかなぁと思い始めた頃、左側の歯とその両脇の歯が生えてきた。
でもせっかくだからフッ素とかそろそろして貰った方がいいのかなぁ。と思って検索したらたまたまウチのすぐ近くの小児歯科の評判が良いらしいことがわかったので早速行ってきた。
HPには「泣かせない努力を日夜・・」なんて書いていたけれど、、、ぽくこはあっけなく泣いた。
入ってすぐには診察台にあげることなくしばらく問診していたけれどぽくこは「不穏な空気」を感じずには居られなかったらしい。
仰向けにさせられた瞬間に大泣きした。
歯磨きをするのに仰向けにさせるだけで5秒と持たずに逃亡するのだからこの1分ほどの時間はとてつもなく長かったに違いない。
帰り際、おもちゃのバスをもらってそこそこ気分を持ち直したかに見えたけれど
家に着いてからはそのバスをみると忌々しい記憶が蘇るのかさわろうともしなかった。
歯医者が怖いと記憶するとその後が大変だからと慎重に選んだつもりだったけれど、、仰向けにならないで済む歯医者なんてないからしかたないね。
2009年6月4日木曜日
自分でおふろ
いつもと同じパターンで毎日を過ごしているようで少しずつ、ある時は劇的に「普通」が変化する。
ぽくこは1週間ほど前から夕方洋服を脱がされるとお風呂に入ることを理解し、自分で這ってお風呂に向かう。
予めドアがあいてなければ「あ”ー!」と開いてないよ!と振り向く。
そして風呂場に入ると風呂の蓋をめくるのだ。
日々私がしていることをよーく観察してお風呂に入る手順がわかっているらしい。
雑巾やウェットティッシュで床を拭いていると横にやってきて私の手からそれらを奪い取る。
こらこら!!と思っていたら私がしていたのと同じように床をスイスイと拭いてちょっとしたお手伝いをしてくれるようになった。
そういえばチハルちゃんのママが二人目なんてとてもムリかも・・と尻込みする私に
「上の子が子守になるから意外に大丈夫なんだよ」と言ってたっけ。
歩いていてもすぐに抱っこをせがみ、ストローマグでも自分で持たずに膝の上でミルクを飲むぽくこももしお姉ちゃんになったら弟か妹を子守したりするんだろうか・・。
想像できないなぁ。
ぽくこは1週間ほど前から夕方洋服を脱がされるとお風呂に入ることを理解し、自分で這ってお風呂に向かう。
予めドアがあいてなければ「あ”ー!」と開いてないよ!と振り向く。
そして風呂場に入ると風呂の蓋をめくるのだ。
日々私がしていることをよーく観察してお風呂に入る手順がわかっているらしい。
雑巾やウェットティッシュで床を拭いていると横にやってきて私の手からそれらを奪い取る。
こらこら!!と思っていたら私がしていたのと同じように床をスイスイと拭いてちょっとしたお手伝いをしてくれるようになった。
そういえばチハルちゃんのママが二人目なんてとてもムリかも・・と尻込みする私に
「上の子が子守になるから意外に大丈夫なんだよ」と言ってたっけ。
歩いていてもすぐに抱っこをせがみ、ストローマグでも自分で持たずに膝の上でミルクを飲むぽくこももしお姉ちゃんになったら弟か妹を子守したりするんだろうか・・。
想像できないなぁ。
2009年6月3日水曜日
ナイナイ
あんよと窓の外のハトと並ぶぽくこのマイブームは「ナイナイ」。
袋やビニール、箱。とにかく中に物を入れられるものなら何でもOK。
おもちゃをしまって「ナイナイ」。
しまったらすぐに取り出し成功を喜ぶ。
この「ナイナイ」、どこからきたんだろうとふと考えてみた。
わたしの生まれたところでは物をしまうことを「なおす」と言うので、赤ちゃんには「ナイナイ」と話しかける。
ごく当たり前にぽくこにそう話しかけたけれど、この「ナイナイ」はひょっとすると全国区ではないのかもしれないなぁ。とふと思った。
今日は一日雨が降ったりやんだりでお散歩に出かけられなかった。
雨が降ると鳥もあまり飛んでこない。
道を見下ろしても車以外は通らない。
ぽくこもストレスがたまるのか、この「ナイナイ」がすんなり成功しないと「キーッ!!」と叫んでは反り返って泣いた。
あぁ・・。泣きたいのはこっちだよぅ。。。
そう思っていたら「もうすぐ帰るよ」とダンナさんから連絡があった。年に一度ないくらいの早帰り!!
救世主だ!あー、有り難い。明日は晴れるといいなぁ。。
袋やビニール、箱。とにかく中に物を入れられるものなら何でもOK。
おもちゃをしまって「ナイナイ」。
しまったらすぐに取り出し成功を喜ぶ。
この「ナイナイ」、どこからきたんだろうとふと考えてみた。
わたしの生まれたところでは物をしまうことを「なおす」と言うので、赤ちゃんには「ナイナイ」と話しかける。
ごく当たり前にぽくこにそう話しかけたけれど、この「ナイナイ」はひょっとすると全国区ではないのかもしれないなぁ。とふと思った。
今日は一日雨が降ったりやんだりでお散歩に出かけられなかった。
雨が降ると鳥もあまり飛んでこない。
道を見下ろしても車以外は通らない。
ぽくこもストレスがたまるのか、この「ナイナイ」がすんなり成功しないと「キーッ!!」と叫んでは反り返って泣いた。
あぁ・・。泣きたいのはこっちだよぅ。。。
そう思っていたら「もうすぐ帰るよ」とダンナさんから連絡があった。年に一度ないくらいの早帰り!!
救世主だ!あー、有り難い。明日は晴れるといいなぁ。。
2009年6月2日火曜日
卒業
ぽくこはこれまでにいろんなものを一つずつ卒業してきたけれど
今回の卒業はママはちょっぴり寂しい卒業となった。
ぽくこは一日に一度だけ朝10時くらいからお昼くらいまで昼寝をする。
時間の長短はあるけれどもだいたいいつもこのくらいの時間がお休みタイムだ。
その睡眠へと誘うのが掃除機だった。
いつの頃からかぽくこを背中に背負って掃除機をかけるようになり、その音と背中のぬくもりの中でぽくこは毎日必ず眠りに落ちた。
つい最近、掃除機を新しく買い換えた。
吸引力や使い勝手は私としては申し分ないのだけれど、使用中に本体が無駄に青く光ることと電源を切ると自身を清掃する音が思いの外ぽくこを怖がらせていたようだ。
土日にダンナさんがぽくこを連れて散歩に出かけてくれ、その間に掃除をしたりして二日間この掃除機との遭遇がなかったぽくこ・・
いざ月曜日、「ブーンするよ〜♪」
今までは大喜びだったこの言葉にぽくこは号泣した。
その意味が分からず、単に眠すぎたんだろうと思っていたけれども、、果たして今日も同じ。
ぽくこは全身でおんぶされることを拒否して泣きじゃくった。
視線の先には用意した掃除機。「ぶーん、、ぶーん」と恐怖でいっぱいの顔をして泣いている。
そうかぁ。そんなにあの掃除機が怖いのかぁ。じゃあ仕方がないね。。
そういう訳でおんぶはコレにて卒業になった。
最近は重くなっておんぶもちょっぴり苦痛だったりしたけれど、、いざなくなるとなるととても寂しい。。
今回の卒業はママはちょっぴり寂しい卒業となった。
ぽくこは一日に一度だけ朝10時くらいからお昼くらいまで昼寝をする。
時間の長短はあるけれどもだいたいいつもこのくらいの時間がお休みタイムだ。
その睡眠へと誘うのが掃除機だった。
いつの頃からかぽくこを背中に背負って掃除機をかけるようになり、その音と背中のぬくもりの中でぽくこは毎日必ず眠りに落ちた。
つい最近、掃除機を新しく買い換えた。
吸引力や使い勝手は私としては申し分ないのだけれど、使用中に本体が無駄に青く光ることと電源を切ると自身を清掃する音が思いの外ぽくこを怖がらせていたようだ。
土日にダンナさんがぽくこを連れて散歩に出かけてくれ、その間に掃除をしたりして二日間この掃除機との遭遇がなかったぽくこ・・
いざ月曜日、「ブーンするよ〜♪」
今までは大喜びだったこの言葉にぽくこは号泣した。
その意味が分からず、単に眠すぎたんだろうと思っていたけれども、、果たして今日も同じ。
ぽくこは全身でおんぶされることを拒否して泣きじゃくった。
視線の先には用意した掃除機。「ぶーん、、ぶーん」と恐怖でいっぱいの顔をして泣いている。
そうかぁ。そんなにあの掃除機が怖いのかぁ。じゃあ仕方がないね。。
そういう訳でおんぶはコレにて卒業になった。
最近は重くなっておんぶもちょっぴり苦痛だったりしたけれど、、いざなくなるとなるととても寂しい。。
2009年5月28日木曜日
ひとりであんよ
ぽくこがとうとうひとりで3歩歩いた。
歩き始めからその足取りが力強かったため、数日前から「おいで」と一歩離れたところから手をさしのべてみたりしていた。
でも慎重なぽくこは必ずパタリと座りハイハイでこちらにやってきた。
今日もなんどかチャレンジしたけれど同じ。
できそうなのになぁ・・・。と、思っていたら
他のことに気を取られたぽくこはすぐそこにあるその「対象」まで一度座るのを忘れてそのままタンタンと歩いて行ったのだ。
夢中になっていて自分でもたぶん気づいていないだろうその初めての一人歩きの瞬間。
おぉーーー!と私は静かに感動に浸った。
相変わらずお風呂上がりは蓋の上に一時的に寝せて体を拭いているがふと気が付くと蓋から足が出てる・・。
大きくなったのねぇ。
眠い目をこするぽくこを見ながら感慨にふけってしまった。
歩き始めからその足取りが力強かったため、数日前から「おいで」と一歩離れたところから手をさしのべてみたりしていた。
でも慎重なぽくこは必ずパタリと座りハイハイでこちらにやってきた。
今日もなんどかチャレンジしたけれど同じ。
できそうなのになぁ・・・。と、思っていたら
他のことに気を取られたぽくこはすぐそこにあるその「対象」まで一度座るのを忘れてそのままタンタンと歩いて行ったのだ。
夢中になっていて自分でもたぶん気づいていないだろうその初めての一人歩きの瞬間。
おぉーーー!と私は静かに感動に浸った。
相変わらずお風呂上がりは蓋の上に一時的に寝せて体を拭いているがふと気が付くと蓋から足が出てる・・。
大きくなったのねぇ。
眠い目をこするぽくこを見ながら感慨にふけってしまった。
2009年4月17日金曜日
カァーカァー
カァーカァー
その聞き慣れない声にぽくこはあたりをキョロキョロ。
はじめはぽくこが何に興味を示しているのかわからなかった。
私にとってカラスの鳴き声など日常ありふれた音で全く意識しなかったからだ。
なんどかカラスが実家の近くを通りすぎ、そのたびにぽくこが窓の外を眺めてキョロキョロするのでようやくカラスの声を気にしていることに気づいた。
あぁ、そうか。マンションにいるとカラスの声が聞こえてくることはあまりない。
窓を開け放つ季節には聞こえるのかもしれないが、ぽくこが生まれてからこれまでにその季節は一度だけ訪れたがその頃のぽくこはそんなことにはまだまだ興味を示す月齢ではなかった。
あれはカラスさんだよ。カーカーと鳴いてお家に帰るんだよ。と、教えた。
それから何度かカラスが通りすぎ、カーカーと声がした。
そのたびにぽくこは動きを止め、息をひそめてその声に集中していた。
ぽくこにとって最初に身近に感じた動物がカラスになった。
その聞き慣れない声にぽくこはあたりをキョロキョロ。
はじめはぽくこが何に興味を示しているのかわからなかった。
私にとってカラスの鳴き声など日常ありふれた音で全く意識しなかったからだ。
なんどかカラスが実家の近くを通りすぎ、そのたびにぽくこが窓の外を眺めてキョロキョロするのでようやくカラスの声を気にしていることに気づいた。
あぁ、そうか。マンションにいるとカラスの声が聞こえてくることはあまりない。
窓を開け放つ季節には聞こえるのかもしれないが、ぽくこが生まれてからこれまでにその季節は一度だけ訪れたがその頃のぽくこはそんなことにはまだまだ興味を示す月齢ではなかった。
あれはカラスさんだよ。カーカーと鳴いてお家に帰るんだよ。と、教えた。
それから何度かカラスが通りすぎ、カーカーと声がした。
そのたびにぽくこは動きを止め、息をひそめてその声に集中していた。
ぽくこにとって最初に身近に感じた動物がカラスになった。
2009年4月12日日曜日
ばいばい
もうずいぶん前からバイバイをするようにはなっていたけれど
最近は拍手をしたりダンスをしたりして気持ちの表現をするようになってきた。
ダンナさんを駅まで送る間、ぽくこはせわしなく腕を振り続けていた。
道の向こう側のマンションのベランダに居る人、大きな音を立てて走り去っていく車、マンションにとまっているハト・・・
そんな物を対象にバイバイするのだがら忙しくて仕方がない。
「あした筋肉痛になるよ」と心配したくらいだ。
そしてパパとまたしばしのお別れ。
地下鉄の階段を下りていくパパに手を振ったけれど、すぐに他の何かに気を取られてパパの方をなかなか向かない。
しばらく待ったけれどもぽくこはやはり階段の下を見ないので、ダンナさんは私に手を振って駅へと消えていった。
ぽくこははっと我に返り、階段を見たけれどもそこにはもうパパの姿はなかった。
それでも階段の下にむかってぽくこはしばらく手を振っていた。
「さて、お家に帰ってお風呂にはいろうか」
そう言って夕暮れの道をぽくこと二人で帰った。
再びぽくこと二人だけになって寂しさがこみ上げてきたけれど、あと1時間もしないうちにこの子を風呂に入れ、ミルクを与え、寝かしつけなければならない。その後もやらなきゃいけないことが満載、寂しいなんて言っていられない。
そういう現実が気持ちを強くしてくれる。
最近は拍手をしたりダンスをしたりして気持ちの表現をするようになってきた。
ダンナさんを駅まで送る間、ぽくこはせわしなく腕を振り続けていた。
道の向こう側のマンションのベランダに居る人、大きな音を立てて走り去っていく車、マンションにとまっているハト・・・
そんな物を対象にバイバイするのだがら忙しくて仕方がない。
「あした筋肉痛になるよ」と心配したくらいだ。
そしてパパとまたしばしのお別れ。
地下鉄の階段を下りていくパパに手を振ったけれど、すぐに他の何かに気を取られてパパの方をなかなか向かない。
しばらく待ったけれどもぽくこはやはり階段の下を見ないので、ダンナさんは私に手を振って駅へと消えていった。
ぽくこははっと我に返り、階段を見たけれどもそこにはもうパパの姿はなかった。
それでも階段の下にむかってぽくこはしばらく手を振っていた。
「さて、お家に帰ってお風呂にはいろうか」
そう言って夕暮れの道をぽくこと二人で帰った。
再びぽくこと二人だけになって寂しさがこみ上げてきたけれど、あと1時間もしないうちにこの子を風呂に入れ、ミルクを与え、寝かしつけなければならない。その後もやらなきゃいけないことが満載、寂しいなんて言っていられない。
そういう現実が気持ちを強くしてくれる。
2009年4月11日土曜日
パパ
ダンナさんが転勤先から一時帰宅した。
ぽくことは2週間ぶりのご対面となるのだが内心パパの存在を忘れてしまっていて大泣きしたらどうしよう。と心配していたのだけれど
果たしてぽくこは満面の笑みを浮かべてパパを迎え、心配は全く不要だった。
さてさて二人に濃密な時間を過ごして貰おう・・・という配慮ではなかったのだけれど
引っ越して毎回最初に困る「美容室」。
今回は引っ越す前に行っておきたいと思って、ダンナさんにぽくこをお願いして出かけたのだ。
玄関が閉まるとぽくこの泣き声が聞こえ、ぐっと来たのだけれど、、、
その後はすぐに気持ちを持ち直し、パパとニコニコ楽しく遊び、疲れてすやすや眠ったのだそうだ。
なぁんだ。ママがいなくなったらもっと泣いて探してくれるのかと思ったけれど案外子供はたくましいものらしい。
美容室から帰るとなにやら良い匂い・・・
食事が用意されていました。
疲れて帰ってきているのに食事を作ってくれるなんて。なんとも頭が下がります。
いつもどうもありがとう。
ぽくことは2週間ぶりのご対面となるのだが内心パパの存在を忘れてしまっていて大泣きしたらどうしよう。と心配していたのだけれど
果たしてぽくこは満面の笑みを浮かべてパパを迎え、心配は全く不要だった。
さてさて二人に濃密な時間を過ごして貰おう・・・という配慮ではなかったのだけれど
引っ越して毎回最初に困る「美容室」。
今回は引っ越す前に行っておきたいと思って、ダンナさんにぽくこをお願いして出かけたのだ。
玄関が閉まるとぽくこの泣き声が聞こえ、ぐっと来たのだけれど、、、
その後はすぐに気持ちを持ち直し、パパとニコニコ楽しく遊び、疲れてすやすや眠ったのだそうだ。
なぁんだ。ママがいなくなったらもっと泣いて探してくれるのかと思ったけれど案外子供はたくましいものらしい。
美容室から帰るとなにやら良い匂い・・・
食事が用意されていました。
疲れて帰ってきているのに食事を作ってくれるなんて。なんとも頭が下がります。
いつもどうもありがとう。
2009年4月7日火曜日
ポリオ
引っ越し先の自治体のHPで確認するとポリオの集団接種は取りやめ、個人接種になったとあった。
期限があるポリオの接種。引っ越してあわただしい中、知らない土地で小児科を探して行くのは大変だから今のうちに受けておこうと思い立ち、早々に接種することにしたのだ。
子供が多いこの町。長い行列の最後尾に並び順番待ち。
他の赤ちゃんに興奮してぽくこはキャーキャー奇声をあげて大はしゃぎ。
さすがに大暴れする9kgのぽくこを長い時間抱っこするのはかなりしんどい。
しかし小さい頃の入院や治験、便秘と元気なわりに病院に通い慣れているぽくこは聴診器ものどの診察も慣れっこ。
泣いたり騒いだりは全くなく、先生や看護婦さんにニコニコと笑顔を振りまいていた。
接種後も変化なく無事に帰宅。
これでだいたいの予防接種は終了。一年先まで何もない。
健康優良児のぽくこはタダの一度も体調不良で予防接種が延期になることがなかった。
なんとも有り難い親孝行な娘だ。
期限があるポリオの接種。引っ越してあわただしい中、知らない土地で小児科を探して行くのは大変だから今のうちに受けておこうと思い立ち、早々に接種することにしたのだ。
子供が多いこの町。長い行列の最後尾に並び順番待ち。
他の赤ちゃんに興奮してぽくこはキャーキャー奇声をあげて大はしゃぎ。
さすがに大暴れする9kgのぽくこを長い時間抱っこするのはかなりしんどい。
しかし小さい頃の入院や治験、便秘と元気なわりに病院に通い慣れているぽくこは聴診器ものどの診察も慣れっこ。
泣いたり騒いだりは全くなく、先生や看護婦さんにニコニコと笑顔を振りまいていた。
接種後も変化なく無事に帰宅。
これでだいたいの予防接種は終了。一年先まで何もない。
健康優良児のぽくこはタダの一度も体調不良で予防接種が延期になることがなかった。
なんとも有り難い親孝行な娘だ。
2009年4月5日日曜日
従兄弟
転勤が決まったと知らせたら、従兄弟が遊びに来てくれた。
今後会うことがぐっと少なくなるであろうぽくこに会いに来てくれたのだ。
そのいとこは私と3つ違いで、とても性格の優しいいい人なのに未だ独身だ。
午後、従兄弟はやってきた。
ぽくこは見慣れないその顔をみて・・・ニッコリと微笑んだ。
従兄弟が両手を広げると、、なんとすぐにその腕に飛び込んでいったのだ。
へぇぇぇ・・。。そんなこともあるのかぁ!と本当にびっくりした。
従兄弟は独身でありながら実に子供の心をとらえるのが上手でぽくこは一日中ご機嫌で昼寝もせずに遊んだ。
母が子守をしていてもすぐに「ママー!」と探しにくるのにただのいちどもママを求めて泣かなかったのだ。
これにはほんとうに脱帽した。
ぽくこはお風呂に入った後、よく遊んでつかれたのだろう、すぐにぐっすり眠った。
夕食の準備をする私に従兄弟は「髪を先に乾かしたら?寒くなるよ」と気遣いもしてくれた。
世の中の女性は見る目がない。
こんなに優しくて気が利いて、子供の面倒をみるのが上手なこの従兄弟が独身なんて・・・あぁ勿体ない!
今後会うことがぐっと少なくなるであろうぽくこに会いに来てくれたのだ。
そのいとこは私と3つ違いで、とても性格の優しいいい人なのに未だ独身だ。
午後、従兄弟はやってきた。
ぽくこは見慣れないその顔をみて・・・ニッコリと微笑んだ。
従兄弟が両手を広げると、、なんとすぐにその腕に飛び込んでいったのだ。
へぇぇぇ・・。。そんなこともあるのかぁ!と本当にびっくりした。
従兄弟は独身でありながら実に子供の心をとらえるのが上手でぽくこは一日中ご機嫌で昼寝もせずに遊んだ。
母が子守をしていてもすぐに「ママー!」と探しにくるのにただのいちどもママを求めて泣かなかったのだ。
これにはほんとうに脱帽した。
ぽくこはお風呂に入った後、よく遊んでつかれたのだろう、すぐにぐっすり眠った。
夕食の準備をする私に従兄弟は「髪を先に乾かしたら?寒くなるよ」と気遣いもしてくれた。
世の中の女性は見る目がない。
こんなに優しくて気が利いて、子供の面倒をみるのが上手なこの従兄弟が独身なんて・・・あぁ勿体ない!
2009年3月30日月曜日
行ってらっしゃい
今日、ダンナさんが一足先に転勤先に移動した。
数日前からぽくこと二人でしっかりやっていけるだろうか。急病になったら・・泣きやまなかったら・・けがをしたら・・
考えれば考えるほど不安で心配で心臓がバクバクして眠れなかった。
そして今日、ダンナさんがいよいよ出発したのだ。
そんな不安でいっぱいだったから見送りにいったら号泣してしまうだろうと思っていた。
けれど、、新幹線の駅にぽくこと車で送っていったのだがダンナさんが車から降りた瞬間から
「事故なくしっかりぽくこを家に連れて帰らなきゃ!」という強い気持ちでいっぱいになった。
そうしたら、ダンナさんにも「しっかりがんばってね!お酒を飲み過ぎちゃだめだよ!」という言葉になった。
帰り道、後部座席に座るぽくこに「ママと二人でお留守番だよ。頑張ろうね」と声をかけ、
ぽくこの好きな歌を歌いながら帰った。
実家から遠く離れることが寂しくて涙声で母に電話したとき
「子供がいたら寂しさなんて半減するから」そう言葉をかけられたけれど
本当だった。
数日前からぽくこと二人でしっかりやっていけるだろうか。急病になったら・・泣きやまなかったら・・けがをしたら・・
考えれば考えるほど不安で心配で心臓がバクバクして眠れなかった。
そして今日、ダンナさんがいよいよ出発したのだ。
そんな不安でいっぱいだったから見送りにいったら号泣してしまうだろうと思っていた。
けれど、、新幹線の駅にぽくこと車で送っていったのだがダンナさんが車から降りた瞬間から
「事故なくしっかりぽくこを家に連れて帰らなきゃ!」という強い気持ちでいっぱいになった。
そうしたら、ダンナさんにも「しっかりがんばってね!お酒を飲み過ぎちゃだめだよ!」という言葉になった。
帰り道、後部座席に座るぽくこに「ママと二人でお留守番だよ。頑張ろうね」と声をかけ、
ぽくこの好きな歌を歌いながら帰った。
実家から遠く離れることが寂しくて涙声で母に電話したとき
「子供がいたら寂しさなんて半減するから」そう言葉をかけられたけれど
本当だった。
2009年3月26日木曜日
さくら
すぐ近くにある神社の長い階段は両脇に桜の木がある。
今、桜は満開を迎えて見事な桜のトンネルになっている。
今日、ぽくことその桜のトンネルを通ってみた。
ここへ来て3回目の桜だけれどトンネルは最初で最後。
ぽくこを授かる前はこの階段を毎日毎日上ったっけ。
ぽくこは木についたその淡いピンクの物体を不思議そうにじぃーっと眺めていた。
階段に座り、ぽくこにここに来てからぽくこがお腹の外に出てくるまでの話をしたけれどぽくこは大人しく耳を傾けていた。
ぽくこは何か異変を感じるのか一日中まとわりついて離れなかった。
移動も大変だけれど、新しい環境になじむのもまた大変だね。
ママがしっかりしないと・・・ね。
今、桜は満開を迎えて見事な桜のトンネルになっている。
今日、ぽくことその桜のトンネルを通ってみた。
ここへ来て3回目の桜だけれどトンネルは最初で最後。
ぽくこを授かる前はこの階段を毎日毎日上ったっけ。
ぽくこは木についたその淡いピンクの物体を不思議そうにじぃーっと眺めていた。
階段に座り、ぽくこにここに来てからぽくこがお腹の外に出てくるまでの話をしたけれどぽくこは大人しく耳を傾けていた。
ぽくこは何か異変を感じるのか一日中まとわりついて離れなかった。
移動も大変だけれど、新しい環境になじむのもまた大変だね。
ママがしっかりしないと・・・ね。
2009年3月25日水曜日
ショック
今日はダンナさんのお誕生日だ。
時間がなくて手の込んだ料理はできないけれどせめて好きなものを作ろう。
準備万端で待っているけれども帰ってこない。
ずいぶん遅くなって電話が鳴った。
「転勤になった。」
昨日だと思っていた辞令は今日だったのだ。
ここは全国でも珍しい出生率が右肩上がりの都市で、中でもこのあたりは子供がとても多い。
私が生まれた頃のように子供が多くてとても賑やかだ。
歩いていける距離にショッピングモールがあり、車で5分も走ればアウトレットもある。
小児科の先生も良い先生だし、重篤な場合のこども専門病院もすぐ近くにある。
眺めのよいベランダから毎日綺麗な夕焼けをぽくこと眺めた。
すぐ近くを流れる川のほとりをぽくこと散歩した。
そしてなにより実家にちかくて困ったときに助けてもらえた。
あると当たり前になってしまって感謝の気持ちが薄れがちだけれどこんなにも恵まれたところに住んでいたんだと実感。
いつでも会えるからと思っているうちに転勤。
もっともっとぽくこを会わせてあげればよかった。もっともっと・・
いろんな後悔が心を締め付ける。
遠く離れた知らない街にいく。
今度はぽくこもいる。不安でいっぱい。
しっかりしなきゃと思うけれど不安でいっぱい。
6回目の転勤。涙がこぼれたのは初めてだ。
時間がなくて手の込んだ料理はできないけれどせめて好きなものを作ろう。
準備万端で待っているけれども帰ってこない。
ずいぶん遅くなって電話が鳴った。
「転勤になった。」
昨日だと思っていた辞令は今日だったのだ。
ここは全国でも珍しい出生率が右肩上がりの都市で、中でもこのあたりは子供がとても多い。
私が生まれた頃のように子供が多くてとても賑やかだ。
歩いていける距離にショッピングモールがあり、車で5分も走ればアウトレットもある。
小児科の先生も良い先生だし、重篤な場合のこども専門病院もすぐ近くにある。
眺めのよいベランダから毎日綺麗な夕焼けをぽくこと眺めた。
すぐ近くを流れる川のほとりをぽくこと散歩した。
そしてなにより実家にちかくて困ったときに助けてもらえた。
あると当たり前になってしまって感謝の気持ちが薄れがちだけれどこんなにも恵まれたところに住んでいたんだと実感。
いつでも会えるからと思っているうちに転勤。
もっともっとぽくこを会わせてあげればよかった。もっともっと・・
いろんな後悔が心を締め付ける。
遠く離れた知らない街にいく。
今度はぽくこもいる。不安でいっぱい。
しっかりしなきゃと思うけれど不安でいっぱい。
6回目の転勤。涙がこぼれたのは初めてだ。
2009年3月24日火曜日
癇癪
チハルちゃんを読み聞かせに誘ったら・・もう馴らし入園で午前中は保育園なんだとか。
あぁ、、そうなんだ。いよいよだな。
そんなやりとりをして午後からチハルちゃん家に遊びに行った。
久々に会ったチハルちゃんは益々歩くのが上手になってもう一人でトコトコ歩き回っていた。
初めてあった頃は一緒にいても「同じ空間にいるだけ」だった二人ももうすっかりお友達で大人にはわからない言葉でなにやら会話をしている風だし、ちょっとしたスキンシップもできていたりするからなんだか面白い。
しかし・・
赤ちゃん用のお菓子をお皿にのせて床に4人でお皿を囲んでいたら・・
ぽくこはお皿に手をつっこみガシャガシャと激しくかき回してお菓子を根こそぎ外へふるいだしてしまった。
あぁ、、やっぱり。
手を制止して「いけません」と言うと体を力の限り反らせてキャーっと奇声をあげる。。
隣で正座したチハルちゃんは無言でひたすらお菓子をパクついていた。
大丈夫なのかしら・・ぽくこ。
あぁ、、そうなんだ。いよいよだな。
そんなやりとりをして午後からチハルちゃん家に遊びに行った。
久々に会ったチハルちゃんは益々歩くのが上手になってもう一人でトコトコ歩き回っていた。
初めてあった頃は一緒にいても「同じ空間にいるだけ」だった二人ももうすっかりお友達で大人にはわからない言葉でなにやら会話をしている風だし、ちょっとしたスキンシップもできていたりするからなんだか面白い。
しかし・・
赤ちゃん用のお菓子をお皿にのせて床に4人でお皿を囲んでいたら・・
ぽくこはお皿に手をつっこみガシャガシャと激しくかき回してお菓子を根こそぎ外へふるいだしてしまった。
あぁ、、やっぱり。
手を制止して「いけません」と言うと体を力の限り反らせてキャーっと奇声をあげる。。
隣で正座したチハルちゃんは無言でひたすらお菓子をパクついていた。
大丈夫なのかしら・・ぽくこ。
2009年3月23日月曜日
オロオロ
今日もサロンへ行ってみた。
火曜に行く予定にしていたけれど明日は図書館の読み聞かせに参加することにして今日にしたのだ。
ぽかぽかと暖かい日差しのなか、いつものようにベビーカーでぽくことお散歩を兼ねて出かけた。
すぐ近くの桜ももう待ちきれない!といった感じで蕾がふっくらとふくらんでいた。
今日は同じくらいの月齢の子がたくさんいた。
おもちゃが載るテーブルにぐるりと同じくらいの子供が手をついて立って微笑ましいなぁ・・・と、思っていたら
ぽくこは突然両手をバンっとテーブルにたたきつけたかと思ったらそのみんなが見つめるおもちゃをグシャグシャとかき回してテーブルからふるい落とした。
あまりの激しさに他の子は呆然としている・・・ぽくこは癇癪持ちなんだろうか。それとも自閉症とかそういうもの?
なんだか不安がよぎった瞬間だった。
ぽくこはその後いきなり端から端までハイハイで駆け抜けた後、中央にある棚に手をついて立ち上がった。
なんだか楽しそうにその棚にあるおもちゃをいじって遊んでいると思ったら・・
捕まっていた手がスルリと滑りぽくこは前に崩れ落ち、顔面を打った。
大声を上げて泣くぽくこをすぐに抱き上げてなだめたけれども激しく泣くばかりで泣きやまない。
職員の方がとんできて「血が出てる!」
幸い唇を少し切っただけで大事には至らなかったのだけれど、自分の子供の顔に血がついている状況ってこんなにも慌ててしまうものかと我ながら驚いた。
真後ろにいていつひっくり返っても大丈夫なように手を添えていたけれども、間に合わないときは間に合わないんだな。。と実感した出来事でした。
でもでもびっくりしたね。ごめんね、ぽくこ。
火曜に行く予定にしていたけれど明日は図書館の読み聞かせに参加することにして今日にしたのだ。
ぽかぽかと暖かい日差しのなか、いつものようにベビーカーでぽくことお散歩を兼ねて出かけた。
すぐ近くの桜ももう待ちきれない!といった感じで蕾がふっくらとふくらんでいた。
今日は同じくらいの月齢の子がたくさんいた。
おもちゃが載るテーブルにぐるりと同じくらいの子供が手をついて立って微笑ましいなぁ・・・と、思っていたら
ぽくこは突然両手をバンっとテーブルにたたきつけたかと思ったらそのみんなが見つめるおもちゃをグシャグシャとかき回してテーブルからふるい落とした。
あまりの激しさに他の子は呆然としている・・・ぽくこは癇癪持ちなんだろうか。それとも自閉症とかそういうもの?
なんだか不安がよぎった瞬間だった。
ぽくこはその後いきなり端から端までハイハイで駆け抜けた後、中央にある棚に手をついて立ち上がった。
なんだか楽しそうにその棚にあるおもちゃをいじって遊んでいると思ったら・・
捕まっていた手がスルリと滑りぽくこは前に崩れ落ち、顔面を打った。
大声を上げて泣くぽくこをすぐに抱き上げてなだめたけれども激しく泣くばかりで泣きやまない。
職員の方がとんできて「血が出てる!」
幸い唇を少し切っただけで大事には至らなかったのだけれど、自分の子供の顔に血がついている状況ってこんなにも慌ててしまうものかと我ながら驚いた。
真後ろにいていつひっくり返っても大丈夫なように手を添えていたけれども、間に合わないときは間に合わないんだな。。と実感した出来事でした。
でもでもびっくりしたね。ごめんね、ぽくこ。
2009年3月21日土曜日
ちくちく
5月のような陽気。
いろんなものに興味を示すぽくこに是非ともきれいなお花をみせてあげたい。
そう思い立ち、ちかくの島にあるフラワーパークにでかけた。
渡船場は家から車で10分足らずの場所にあり、島も船で10分ほど。
さすがに長蛇の列だったけれどいろんな人の好意に支えられてぽくこはご機嫌に船旅を楽しんだ。
遠くに見える別の島や空を飛ぶかもめ。いろいろみせてあげたかったけれどぽくこは船から出る泡に夢中。。
フラワーパークはこのところの温かさでお花がたくさん。
中でも一面の菜の花は圧巻でバックの青い海とのコントラストがとても美しかった。
ぽくこは花先をつまんではむしりとりハラハラと花びらが落ちていく様をじーっとみつめていた。
芝生の上に毛布を敷き、ゴロゴロしてみた。
ぽくこの靴下をとり、芝生の方へ呼び寄せたけれども初めての「ちくちく」にびっくりしてすぐに毛布の上に逃げ帰ってしまった。
なんどか試みているウチにそーっと芝生の上を這ったけれどもやはりいまひとつ苦手なようだった。
よい気候になったからどんどん外へ出て芝生や土の上をどろんこになって遊ぶ楽しさを味わってほしいなぁ。
いろんなものに興味を示すぽくこに是非ともきれいなお花をみせてあげたい。
そう思い立ち、ちかくの島にあるフラワーパークにでかけた。
渡船場は家から車で10分足らずの場所にあり、島も船で10分ほど。
さすがに長蛇の列だったけれどいろんな人の好意に支えられてぽくこはご機嫌に船旅を楽しんだ。
遠くに見える別の島や空を飛ぶかもめ。いろいろみせてあげたかったけれどぽくこは船から出る泡に夢中。。
フラワーパークはこのところの温かさでお花がたくさん。
中でも一面の菜の花は圧巻でバックの青い海とのコントラストがとても美しかった。
ぽくこは花先をつまんではむしりとりハラハラと花びらが落ちていく様をじーっとみつめていた。
芝生の上に毛布を敷き、ゴロゴロしてみた。
ぽくこの靴下をとり、芝生の方へ呼び寄せたけれども初めての「ちくちく」にびっくりしてすぐに毛布の上に逃げ帰ってしまった。
なんどか試みているウチにそーっと芝生の上を這ったけれどもやはりいまひとつ苦手なようだった。
よい気候になったからどんどん外へ出て芝生や土の上をどろんこになって遊ぶ楽しさを味わってほしいなぁ。
2009年3月18日水曜日
つぼみ
昨日に引き続き今日も気温が上昇、23度まであがった。
今日は図書館に情報収集と絵本を見に出かけたが家を出てすぐの駐車場の隣家にある立派な桜を見上げると今にも咲き出しそうな大きく膨らんだつぼみがたくさんついていた。
あぁ春だなぁ。あれからもう一年。
この季節になると大きな大きなお腹に話しかけながらお散歩した一年前の春を思い出す。
この桜が散って青い葉が茂り始めたらお腹の赤ちゃんがおんもに出てくる。
そう思いながら毎日毎日ふぅふぅ息をはずませて散歩したっけ。
元気いっぱいに生まれたぽくこはしっかりと両足で立ち、今にも歩き出しそうなまでに大きくなった。
バスタオル半分だったぽくこの世界はぐっと広がり、好奇心でいっぱいの目で窓の外を眺めている。
おむつを替えさせてくれずに動き回ったり、離乳食をまったく食べずにキーキー奇声をあげたり、もう!!と思うことはあるけれども
ぽくこが微笑むだけで心が温かくなる。綺麗な夕陽を一緒に眺めていると幸せすぎて涙がこみあげる。
大好きだよって頬をくっつけるとギューッとしがみつき頬をよりくっつけてきてくれる。本当に愛おしい。
今年は一緒に綺麗な桜を見ようね。
今日は図書館に情報収集と絵本を見に出かけたが家を出てすぐの駐車場の隣家にある立派な桜を見上げると今にも咲き出しそうな大きく膨らんだつぼみがたくさんついていた。
あぁ春だなぁ。あれからもう一年。
この季節になると大きな大きなお腹に話しかけながらお散歩した一年前の春を思い出す。
この桜が散って青い葉が茂り始めたらお腹の赤ちゃんがおんもに出てくる。
そう思いながら毎日毎日ふぅふぅ息をはずませて散歩したっけ。
元気いっぱいに生まれたぽくこはしっかりと両足で立ち、今にも歩き出しそうなまでに大きくなった。
バスタオル半分だったぽくこの世界はぐっと広がり、好奇心でいっぱいの目で窓の外を眺めている。
おむつを替えさせてくれずに動き回ったり、離乳食をまったく食べずにキーキー奇声をあげたり、もう!!と思うことはあるけれども
ぽくこが微笑むだけで心が温かくなる。綺麗な夕陽を一緒に眺めていると幸せすぎて涙がこみあげる。
大好きだよって頬をくっつけるとギューッとしがみつき頬をよりくっつけてきてくれる。本当に愛おしい。
今年は一緒に綺麗な桜を見ようね。
2009年3月16日月曜日
通院
ぽくこの便秘は相変わらず続いている。
病院から処方された腸内細菌を増やす薬を毎日飲んでいるけれどもなかなか改善しなかった。
その薬がなくなったので再び病院に行ってきた。
風邪の子供があふれかえる中、便秘で通院しているぽくこは元気いっぱい。
今日もぐったりした他の子供に「あ`ー!!」と大声でご挨拶。
2週に一度の通院はしばらく続くことになりそうだ。
ここ数日は安定して出たので安心していたが今日は再び排便がないまま終了した。
そして・・
今日はついに一口も離乳食を口にしなかった。
味だとか舌触りだとかそれ以前の問題でスプーンを受け入れないのだからどうしようもない。
椅子に座っても自分のものだと思われる食事が運ばれてくると身をのけぞって泣き出すのだ。
離乳食を初めて5ヶ月半。
あぁ毎日本当に気が重い。
病院から処方された腸内細菌を増やす薬を毎日飲んでいるけれどもなかなか改善しなかった。
その薬がなくなったので再び病院に行ってきた。
風邪の子供があふれかえる中、便秘で通院しているぽくこは元気いっぱい。
今日もぐったりした他の子供に「あ`ー!!」と大声でご挨拶。
2週に一度の通院はしばらく続くことになりそうだ。
ここ数日は安定して出たので安心していたが今日は再び排便がないまま終了した。
そして・・
今日はついに一口も離乳食を口にしなかった。
味だとか舌触りだとかそれ以前の問題でスプーンを受け入れないのだからどうしようもない。
椅子に座っても自分のものだと思われる食事が運ばれてくると身をのけぞって泣き出すのだ。
離乳食を初めて5ヶ月半。
あぁ毎日本当に気が重い。
2009年3月12日木曜日
デビュー
春らしい暖かい日が増えた。
カウントダウンだ。4月になるとチハルちゃんのママは職場復帰し、チハルちゃんは保育園に入園する。
週末はお互い家族で過ごすから会う機会がなくなるのだ。
これまでのぽくこを振り返るとチハルちゃんと遊んだ後におしゃべりが増えたりハイハイができたり。
子供は子供をみて刺激を受けていることがよく分かる。
「冬の間は風邪をもらうから」なんて言い訳で逃げてきたけれどもいよいよお尻に火が付いた。
可愛い我が子のためだ、頑張ろう。
そう言うわけで「育児サロン」に意を決して出かけてみた。
0歳児ばかりでは無いため、大きな子がドタドタと走りまわりボールが時折飛んでくる。
小さい子供が好きなのか大きな男の子がやけにぽくこにまとわりついてくる。
おもちゃを眺めていた隣の男の子が突然嘔吐する。
棚の向こう側の女の子がこちら側まで身を乗り出してズルズルーっと身を戻しながら棚を舐める・・・。
ぽくこもたくさんの子供たちに初めて遭遇して驚いたようだけれども
私もかなり驚いた。
しかしそんなにも沢山子供がいるのにぽくこは隅の本棚のまえに座りぺらぺらと本をめくっっていた。
2時間足らずの滞在ですっかり耳鳴りがして「とりあえずデビュー戦だし、今日はここまで」
とすごすごと帰ってきた。
ぽくこには物足りなかったかな・・と思ったけれどもそれなりに疲れたのかお風呂に入った後、ぽくこはすぐに眠りに落ちた。
またママは頑張るからね。
カウントダウンだ。4月になるとチハルちゃんのママは職場復帰し、チハルちゃんは保育園に入園する。
週末はお互い家族で過ごすから会う機会がなくなるのだ。
これまでのぽくこを振り返るとチハルちゃんと遊んだ後におしゃべりが増えたりハイハイができたり。
子供は子供をみて刺激を受けていることがよく分かる。
「冬の間は風邪をもらうから」なんて言い訳で逃げてきたけれどもいよいよお尻に火が付いた。
可愛い我が子のためだ、頑張ろう。
そう言うわけで「育児サロン」に意を決して出かけてみた。
0歳児ばかりでは無いため、大きな子がドタドタと走りまわりボールが時折飛んでくる。
小さい子供が好きなのか大きな男の子がやけにぽくこにまとわりついてくる。
おもちゃを眺めていた隣の男の子が突然嘔吐する。
棚の向こう側の女の子がこちら側まで身を乗り出してズルズルーっと身を戻しながら棚を舐める・・・。
ぽくこもたくさんの子供たちに初めて遭遇して驚いたようだけれども
私もかなり驚いた。
しかしそんなにも沢山子供がいるのにぽくこは隅の本棚のまえに座りぺらぺらと本をめくっっていた。
2時間足らずの滞在ですっかり耳鳴りがして「とりあえずデビュー戦だし、今日はここまで」
とすごすごと帰ってきた。
ぽくこには物足りなかったかな・・と思ったけれどもそれなりに疲れたのかお風呂に入った後、ぽくこはすぐに眠りに落ちた。
またママは頑張るからね。
2009年1月23日金曜日
キャーツ!!
最近のぽくこはこの奇声を発することが本当に多い。
特別なことをしようとしてではなく、オムツを取り替えるために寝せたり、着替えのために洋服の首を通したり・・
今まで普通にしていた当たり前のことに憤慨してこの奇声を発するのだ。
初めのうちはその声にこちらが驚いて、ぽくこのするがままにさせていた。
逃げるぽくこをオムツを持って追いかける。最近は拍車がかかって立ったままの状態で取り替えさせられたり・・
オムツひとつ取り替えるのに汗だくになってクタクタ・・。すっかりくたびれ果ててしまった。
動き出すとこんなに大変なの?とゲンナリしていたところでとあるテレビ番組でぽくことほぼ同じ月齢の子が大人しく仰向けに寝たまま兄弟にオムツを取り替えて貰っている姿が映った。それは、それは今の私にとって衝撃だった。
このくらいになるとみんなこんな風にオムツをもって子供を追いかけ回してるんだろうと思いこんでいたからだ。
どうやらそうではないらしい。
私の育て方が悪いの?甘やかしすぎたの?どうしてそんなに何をしても怒るの?
なんだか暗いトンネルから抜け出せない。
特別なことをしようとしてではなく、オムツを取り替えるために寝せたり、着替えのために洋服の首を通したり・・
今まで普通にしていた当たり前のことに憤慨してこの奇声を発するのだ。
初めのうちはその声にこちらが驚いて、ぽくこのするがままにさせていた。
逃げるぽくこをオムツを持って追いかける。最近は拍車がかかって立ったままの状態で取り替えさせられたり・・
オムツひとつ取り替えるのに汗だくになってクタクタ・・。すっかりくたびれ果ててしまった。
動き出すとこんなに大変なの?とゲンナリしていたところでとあるテレビ番組でぽくことほぼ同じ月齢の子が大人しく仰向けに寝たまま兄弟にオムツを取り替えて貰っている姿が映った。それは、それは今の私にとって衝撃だった。
このくらいになるとみんなこんな風にオムツをもって子供を追いかけ回してるんだろうと思いこんでいたからだ。
どうやらそうではないらしい。
私の育て方が悪いの?甘やかしすぎたの?どうしてそんなに何をしても怒るの?
なんだか暗いトンネルから抜け出せない。
2009年1月21日水曜日
進歩
離乳食・・・あんなに嫌がっていた離乳食を近頃は楽しみにしているようだ。
好きな物の合間に嫌いな物を取り入れて挑戦、克服を試みている。
ほうれん草はリンゴで克服したし、ブロッコリーも豆乳でホワイトソースにしてあげたらおいしそうに食べきった。
そして今日、何度となく吐きだした豆腐をとうとう克服した。
残るは玉子だ。
おかゆにのせてみたり茶碗蒸し風にしてみたり、、子供がすきそうにアレンジするけれども絶対に食べない。
子供は玉子が大好き。というイメージだったけれど、、案外そうでもないようで。
ちなみにぽくこはすっかり出遅れて、まだ7ヶ月児と同程度の離乳食を食べている。
それでも一口で仰け反っていたあの頃を思えばものすごい進歩だと思う。
そしてもう一つの変化が足だ。
「立つ」ことの魅力にとりつかれて早一週間。
大好きで撫で回していたぽくこのプヨプヨの太ももが少しずつ皺が薄くなり、固くなり始めた。筋肉になり始めたのだ。
義妹が「ぷよぷよした赤ちゃんが触れてうらやましい」と言っていたその意味を噛みしめる。
ぽくこはどんどん大きくなり赤ちゃんではなくなっていく。
好きな物の合間に嫌いな物を取り入れて挑戦、克服を試みている。
ほうれん草はリンゴで克服したし、ブロッコリーも豆乳でホワイトソースにしてあげたらおいしそうに食べきった。
そして今日、何度となく吐きだした豆腐をとうとう克服した。
残るは玉子だ。
おかゆにのせてみたり茶碗蒸し風にしてみたり、、子供がすきそうにアレンジするけれども絶対に食べない。
子供は玉子が大好き。というイメージだったけれど、、案外そうでもないようで。
ちなみにぽくこはすっかり出遅れて、まだ7ヶ月児と同程度の離乳食を食べている。
それでも一口で仰け反っていたあの頃を思えばものすごい進歩だと思う。
そしてもう一つの変化が足だ。
「立つ」ことの魅力にとりつかれて早一週間。
大好きで撫で回していたぽくこのプヨプヨの太ももが少しずつ皺が薄くなり、固くなり始めた。筋肉になり始めたのだ。
義妹が「ぷよぷよした赤ちゃんが触れてうらやましい」と言っていたその意味を噛みしめる。
ぽくこはどんどん大きくなり赤ちゃんではなくなっていく。
2009年1月20日火曜日
2009年1月15日木曜日
つかまり立ち
あぁーーーーっ!!
最近この奇声が多い。
最初は何を望んでいるのか分からなかったけれど、どうやら「立たせてよー!」と言っているのだとわかった。
そして今日、ぽくこは支えなく一人で立った。
ぽくこが具合悪くなって、私がわるくなって・・・
そうこうしている中でもぽくこは着実に成長を続けていたのだ。
そしてまだ上手くできない「それ」にぽくこは夢中で、寝ても覚めても「たっち」。
人ってこんなにどん欲に努力するもんなんだなぁ。と子供が立とうと努力する姿に感心した。
そんな風に感慨にふけりながら洗濯物を干しているとカタンと音がする。
ふとぽくこの方を見ると、クリスマスにプレゼントした木のおもちゃで遊んでいる。
ついこの前までは、「くっついたままで手に取ることもできないし、全然つまんない」といった表情でプイと横を向いてしまったのに。
たった数週間の間にそのおもちゃの意図を理解して、ループにそって人形を動かしている。
立ったことよりも、その脳の発達に妙に感動して涙が出た。
とにかくどんどんすごいスピードで進化していく。
その姿をじっと見つめることができることは本当に幸せだ。
最近この奇声が多い。
最初は何を望んでいるのか分からなかったけれど、どうやら「立たせてよー!」と言っているのだとわかった。
そして今日、ぽくこは支えなく一人で立った。
ぽくこが具合悪くなって、私がわるくなって・・・
そうこうしている中でもぽくこは着実に成長を続けていたのだ。
そしてまだ上手くできない「それ」にぽくこは夢中で、寝ても覚めても「たっち」。
人ってこんなにどん欲に努力するもんなんだなぁ。と子供が立とうと努力する姿に感心した。
そんな風に感慨にふけりながら洗濯物を干しているとカタンと音がする。
ふとぽくこの方を見ると、クリスマスにプレゼントした木のおもちゃで遊んでいる。
ついこの前までは、「くっついたままで手に取ることもできないし、全然つまんない」といった表情でプイと横を向いてしまったのに。
たった数週間の間にそのおもちゃの意図を理解して、ループにそって人形を動かしている。
立ったことよりも、その脳の発達に妙に感動して涙が出た。
とにかくどんどんすごいスピードで進化していく。
その姿をじっと見つめることができることは本当に幸せだ。
2009年1月13日火曜日
ママ。
お昼前、ぽくこが午前のお昼寝についたのと同時に母はやってきた。
午前の診察には間に合わなかったけれど、ぽくこがまだ眠っている午後一番の診察を受けに病院へ行った。
病院に着くとすぐにマスクの着用を言い渡された。
発症から時間が経っているから分からないけれど、もしかしたらインフルエンザだったのかもしれない。
帰宅するとぽくこは母の背中で再び眠っていた。
起きてすぐミルクを飲み、泣き出したのですぐに負ぶったのだという。
起きたばかりなのに眠るなんて珍しいと思ったが、泣きわめくでなく眠っていたならよかった。
そのすきに横になった。
唾も飲み込めないほど喉が腫れ、熱で節々が痛むから眠ることはできなかったが時折ウトウトとした。
あまり静かなので隙間からリビングを覗いてみた。
ぽくこは珍しく仰向けのまま紙おむつを両手に持ち、無表情にその紙おむつの揺れる様をこの上なくつまらなそうに見つめていた。
しばらくしてリビングに顔を出すと、いつかの健康診断の時のような感動の再会ではなくぽくこ
「アタシを置いて、どこに行っていたのよ!」といった表情でこちらを見据えたが
すぐに両手を大きく広げて抱っこをせがんできた。
パパがおもりをした二日間は「ママ、ママ」と叫んでいたのに今日はついに一度もママと呼ばなかった。
ぽくこなりに頑張って我慢したんだろう。
午前の診察には間に合わなかったけれど、ぽくこがまだ眠っている午後一番の診察を受けに病院へ行った。
病院に着くとすぐにマスクの着用を言い渡された。
発症から時間が経っているから分からないけれど、もしかしたらインフルエンザだったのかもしれない。
帰宅するとぽくこは母の背中で再び眠っていた。
起きてすぐミルクを飲み、泣き出したのですぐに負ぶったのだという。
起きたばかりなのに眠るなんて珍しいと思ったが、泣きわめくでなく眠っていたならよかった。
そのすきに横になった。
唾も飲み込めないほど喉が腫れ、熱で節々が痛むから眠ることはできなかったが時折ウトウトとした。
あまり静かなので隙間からリビングを覗いてみた。
ぽくこは珍しく仰向けのまま紙おむつを両手に持ち、無表情にその紙おむつの揺れる様をこの上なくつまらなそうに見つめていた。
しばらくしてリビングに顔を出すと、いつかの健康診断の時のような感動の再会ではなくぽくこ
「アタシを置いて、どこに行っていたのよ!」といった表情でこちらを見据えたが
すぐに両手を大きく広げて抱っこをせがんできた。
パパがおもりをした二日間は「ママ、ママ」と叫んでいたのに今日はついに一度もママと呼ばなかった。
ぽくこなりに頑張って我慢したんだろう。
2009年1月12日月曜日
今度は・・
ぽくこはみるみる元気を取り戻していった。
食欲はまだ以前の半分にも満たないけれど、元気に遊ぶ意欲をみせるようになったのだ。
時折うっぷと気持ち悪そうな表情をみせるけれどあと一歩。とにかく快方へとむかっている。
そして異変は私に起こった。
昨晩病院から戻ってから背中がきしんで痛い。
気が付いたら寒くて寒くて凍えて動けず、着替えることも困難だった。
無理矢理布団に潜り込んだけれど、体がガタガタ震えて眠れない。
熱を測ったら39度になっていた。
とにかく眠ろう。とひたすら眠って迎えた朝、ほんの少し熱は下がっていた。
ダンナさんがぽくこの面倒をみるから寝ていていいよと言ってくれたけれど
扉の向こうでぽくこが「ママ、ママ」と泣いているのが聞こえる。
明日から平日・・、ダンナさんは出張だ。
今日中になんとか治さなきゃ。
そう気持ちは焦るけれど、体は全く動かない。
夜になり再び熱が上昇した。
・・・ダメだ。明日ひとりでぽくこの面倒を見るのはムリだ・・。
つい先日ヘルプをお願いしたばかりで気が引けたけれど、母になんとか来て欲しいと電話をかけた。
近くに頼れる人がいて本当によかったと心の底から思った。
食欲はまだ以前の半分にも満たないけれど、元気に遊ぶ意欲をみせるようになったのだ。
時折うっぷと気持ち悪そうな表情をみせるけれどあと一歩。とにかく快方へとむかっている。
そして異変は私に起こった。
昨晩病院から戻ってから背中がきしんで痛い。
気が付いたら寒くて寒くて凍えて動けず、着替えることも困難だった。
無理矢理布団に潜り込んだけれど、体がガタガタ震えて眠れない。
熱を測ったら39度になっていた。
とにかく眠ろう。とひたすら眠って迎えた朝、ほんの少し熱は下がっていた。
ダンナさんがぽくこの面倒をみるから寝ていていいよと言ってくれたけれど
扉の向こうでぽくこが「ママ、ママ」と泣いているのが聞こえる。
明日から平日・・、ダンナさんは出張だ。
今日中になんとか治さなきゃ。
そう気持ちは焦るけれど、体は全く動かない。
夜になり再び熱が上昇した。
・・・ダメだ。明日ひとりでぽくこの面倒を見るのはムリだ・・。
つい先日ヘルプをお願いしたばかりで気が引けたけれど、母になんとか来て欲しいと電話をかけた。
近くに頼れる人がいて本当によかったと心の底から思った。
2009年1月11日日曜日
再び
朝から依然として食欲がない。
午後からはポカリスエットも嫌がり、ひと口ふた口でやめてしまう。
ねぇお願い、飲んで。
そう祈りながら口まで運ぶけれども飲んでくれない。
そんなに飲まなかったら脱水して死んじゃうよぅ!
不安でいっぱいになって、夜再び急患センターを訪れた。
これまでの経過を細かく伝えると
「上手に嘔吐を乗り切ろうとしています。赤ちゃんなりに吐き気と戦って、必要最低限の水分を採っているんです」
と説明を受けた。
もうひとがんばり。
吐き気止めで後押ししてあげたら、少しずつ飲むようになるでしょう。とのことだった。
祈る気持ちで飲み薬を少量のポカリスエットで溶いてあげたら眠りにおちながら全部飲み干してくれた。
すっかり寝てしまってから坐薬もした。
すこしは楽になるだろうか。
明日は少しは笑ってくれるだろうか。
こんなに苦しそうな顔は見ていて本当に辛い。
明日は可愛い笑顔を見せてくれたらいいな・・。
午後からはポカリスエットも嫌がり、ひと口ふた口でやめてしまう。
ねぇお願い、飲んで。
そう祈りながら口まで運ぶけれども飲んでくれない。
そんなに飲まなかったら脱水して死んじゃうよぅ!
不安でいっぱいになって、夜再び急患センターを訪れた。
これまでの経過を細かく伝えると
「上手に嘔吐を乗り切ろうとしています。赤ちゃんなりに吐き気と戦って、必要最低限の水分を採っているんです」
と説明を受けた。
もうひとがんばり。
吐き気止めで後押ししてあげたら、少しずつ飲むようになるでしょう。とのことだった。
祈る気持ちで飲み薬を少量のポカリスエットで溶いてあげたら眠りにおちながら全部飲み干してくれた。
すっかり寝てしまってから坐薬もした。
すこしは楽になるだろうか。
明日は少しは笑ってくれるだろうか。
こんなに苦しそうな顔は見ていて本当に辛い。
明日は可愛い笑顔を見せてくれたらいいな・・。
2009年1月10日土曜日
ごめんね
いつもより早くぽくこの朝は訪れた。
しかし復活しかけていた食欲が・・・ない。
5時にミルクをほんの少し飲んだ後、7時に再び泣くので単純に飲み足りなかったんだと思ってミルクをあげた。
しかし大して飲まずにまた8時に泣いた。
おかしいなぁ?と思った矢先、ぽくこが再び吐き戻した。
吐き戻した量は大したことがなかったが、オムツをかえるのに大人しく上を向いたまま寝っ転がっている。
これは絶対におかしい!と確信した。
もうこの頃はコロコロと転がりくるくると回転し、とにかくオムツを替えるのが大変なのが日常だからだ。
それに今目覚めたばかりなのにもうウトウトとしている・・・傾眠状態だ。
すぐに小児科に連絡をしてぽくこを連れて行った。待合室で待っている間もまた嘔吐・・。
あぁ、、可哀想に。もう元気になったと思ったのに。
少し微熱があるから前回の続きではなく、新しいウィルスだろうと先生。
再びポカリスエット生活が始まることに・・・。
数時間の断食のあと、ぽくこにポカリスエットを与えたけれど、、、お腹が空いているはずなのに飲まない。
熱を測ると38度に上昇している。
これから連休に入ることを考えると安心できない。
夕方、再びぽくこをつれて急患センターに走った。
2日間排便が無いことを伝えると浣腸をしてみることになった。
大量の排便の後、ぽくこはポカリスエットを50cc飲んで深い眠りに落ちた。
家に着いてから、ぽくこの熱はぐんぐんと落ちて平熱になった。
離乳食になってからぽくこのうんちは滞りがちだった。
お腹をマッサージしたり、綿棒で刺激をしたり・・・
いろいろ手だてはあったけれど、おむつ交換の度に大暴れすることに追われて「次にしよう」と先延ばしにしていた。
それがこんな大事になるなんて。
もっと気をつけてあげていればこんなことにはならなかったのに。
ごめんね、ぽくこ。
沢山寝たら明日は少しは食欲が出るといいけれど。
しかし復活しかけていた食欲が・・・ない。
5時にミルクをほんの少し飲んだ後、7時に再び泣くので単純に飲み足りなかったんだと思ってミルクをあげた。
しかし大して飲まずにまた8時に泣いた。
おかしいなぁ?と思った矢先、ぽくこが再び吐き戻した。
吐き戻した量は大したことがなかったが、オムツをかえるのに大人しく上を向いたまま寝っ転がっている。
これは絶対におかしい!と確信した。
もうこの頃はコロコロと転がりくるくると回転し、とにかくオムツを替えるのが大変なのが日常だからだ。
それに今目覚めたばかりなのにもうウトウトとしている・・・傾眠状態だ。
すぐに小児科に連絡をしてぽくこを連れて行った。待合室で待っている間もまた嘔吐・・。
あぁ、、可哀想に。もう元気になったと思ったのに。
少し微熱があるから前回の続きではなく、新しいウィルスだろうと先生。
再びポカリスエット生活が始まることに・・・。
数時間の断食のあと、ぽくこにポカリスエットを与えたけれど、、、お腹が空いているはずなのに飲まない。
熱を測ると38度に上昇している。
これから連休に入ることを考えると安心できない。
夕方、再びぽくこをつれて急患センターに走った。
2日間排便が無いことを伝えると浣腸をしてみることになった。
大量の排便の後、ぽくこはポカリスエットを50cc飲んで深い眠りに落ちた。
家に着いてから、ぽくこの熱はぐんぐんと落ちて平熱になった。
離乳食になってからぽくこのうんちは滞りがちだった。
お腹をマッサージしたり、綿棒で刺激をしたり・・・
いろいろ手だてはあったけれど、おむつ交換の度に大暴れすることに追われて「次にしよう」と先延ばしにしていた。
それがこんな大事になるなんて。
もっと気をつけてあげていればこんなことにはならなかったのに。
ごめんね、ぽくこ。
沢山寝たら明日は少しは食欲が出るといいけれど。
2009年1月8日木曜日
りんごはもう飽きたよぅ!!
やはりまだ具合が悪いのだろう。
お気に入りのおもちゃで気を引いても、遊ばずにすぐにこちらを向いて抱っこをせがむ。
抱っこでも何でもこの吐き気の気持ち悪さかを一瞬でも忘れられるなら何だってしてやるぞ!
そういう気持ちになる。
昨日と同じにしちゃいけないと思って朝から慎重に飲み物を与えていた。
しかし、、相手はロボットじゃなくて人間。
「りんごはもう飽きたよぅ!!」と言い出した。
言われてみれば当然のことで・・そりゃそうだよね。
んーーーー。どうしよう。薄めたミルクで昨日は吐いたし・・・。
分からないことは経験者に聞くべし!
二児の母である義妹に聞いたところ・・
「お腹空いてるなら薄いミルクでもいいかも。吐いたらまたはじめからやり直して・・その繰り返しをしているうちに治っていくから」
というアドバイスをもらった。(もちろん他にもおすすめの食事を教えてくれた上でです)
なんていうか、、気が楽になった。
もう吐かせちゃいけない。失敗しちゃいけない。と思ってた。
『もうミルクをちょうだいよぅ!!』とぽくこが訴えるので薄めたミルクをあげてみたら40ccほど飲んで落ち着いた様子ですぐに眠りに落ちた。
昨日と同じ内容だけれど、、本当に本当にいろんな人に支えられて子供は育つんだなぁとつくづく・・。
お気に入りのおもちゃで気を引いても、遊ばずにすぐにこちらを向いて抱っこをせがむ。
抱っこでも何でもこの吐き気の気持ち悪さかを一瞬でも忘れられるなら何だってしてやるぞ!
そういう気持ちになる。
昨日と同じにしちゃいけないと思って朝から慎重に飲み物を与えていた。
しかし、、相手はロボットじゃなくて人間。
「りんごはもう飽きたよぅ!!」と言い出した。
言われてみれば当然のことで・・そりゃそうだよね。
んーーーー。どうしよう。薄めたミルクで昨日は吐いたし・・・。
分からないことは経験者に聞くべし!
二児の母である義妹に聞いたところ・・
「お腹空いてるなら薄いミルクでもいいかも。吐いたらまたはじめからやり直して・・その繰り返しをしているうちに治っていくから」
というアドバイスをもらった。(もちろん他にもおすすめの食事を教えてくれた上でです)
なんていうか、、気が楽になった。
もう吐かせちゃいけない。失敗しちゃいけない。と思ってた。
『もうミルクをちょうだいよぅ!!』とぽくこが訴えるので薄めたミルクをあげてみたら40ccほど飲んで落ち着いた様子ですぐに眠りに落ちた。
昨日と同じ内容だけれど、、本当に本当にいろんな人に支えられて子供は育つんだなぁとつくづく・・。
2009年1月7日水曜日
おかあさんありがとう
そのウィルスは家族全員を襲っていてダンナさんも昨晩具合を悪くして帰宅した。
かく云う私も昨晩から9度近い熱になり寒くて寒くてたまらない。
昨日全く吐かなかったから大丈夫だろうと安易にそう考えて1/2濃度のミルクをぽくこにあげた。
すると昨日と全く同じようにぽくこが吐き戻した。
もう大丈夫だと勝手に思いこんでいた私はかなり狼狽した。
その直後、「ぽくこちゃんの具合はどう?」とお姑さんから連絡があった。
張り詰めた緊張の糸がふっと切れて思わず泣き出してしまったが「笑って笑って。お母さんは笑ってないと赤ちゃんが感じちゃうから」
そう言われて我に戻った。
そうだ、がんばらなきゃ。
それからしばらくして今度は実家の母が両腕に持ちきれないほどの荷物を抱えてやってきた。
私が身動きがとれないほどの状況だったら聞けないからと鍋に出汁に砂糖・・・。
早起きしてご飯も炊いて小分けにしてラップにいくつもくるんで・・・
あぁお母さんって本当に有り難い。
私たち子供はこうやっていろんな人に支えられて大きくなったんだなぁ。
と頭ではなく心で理解した日だった。
かく云う私も昨晩から9度近い熱になり寒くて寒くてたまらない。
昨日全く吐かなかったから大丈夫だろうと安易にそう考えて1/2濃度のミルクをぽくこにあげた。
すると昨日と全く同じようにぽくこが吐き戻した。
もう大丈夫だと勝手に思いこんでいた私はかなり狼狽した。
その直後、「ぽくこちゃんの具合はどう?」とお姑さんから連絡があった。
張り詰めた緊張の糸がふっと切れて思わず泣き出してしまったが「笑って笑って。お母さんは笑ってないと赤ちゃんが感じちゃうから」
そう言われて我に戻った。
そうだ、がんばらなきゃ。
それからしばらくして今度は実家の母が両腕に持ちきれないほどの荷物を抱えてやってきた。
私が身動きがとれないほどの状況だったら聞けないからと鍋に出汁に砂糖・・・。
早起きしてご飯も炊いて小分けにしてラップにいくつもくるんで・・・
あぁお母さんって本当に有り難い。
私たち子供はこうやっていろんな人に支えられて大きくなったんだなぁ。
と頭ではなく心で理解した日だった。
2009年1月6日火曜日
がんばれぽくこ
それは突然の出来事だった。
いつものように早い朝を迎えたぽくこにミルクをあげていたら突然哺乳瓶をはね除けた。
ん?ゲップかな?と思って抱き起こした瞬間、ぽくこはたった今飲んだミルクを滝のように吐きだした。
一瞬の出来事で思考が停止しそうになったけれどとにかくぽくこの背中をさすって残らず吐き出させた。
たまたまかなぁ?と思ってしばらく時間をおいてから再びミルクをあげてみたけれど、全く同じような状況で吐きだした。
間違いない!嘔吐下痢症だ。
着替えさせたらすぐに病院を予約して病院に走った。
「子供の集まるところに行ったでしょ?」と聞かれて図星。
一昨日、歯が生えたぽくこの歯ブラシを買いに行ったら予想以上に随分と混み合っていたのだ。
こんなに人がいるところに居たら風邪もらいそうだなぁ・・と思っていたけれどそうなってしまった。
先生の指示通り、アクエリアスを少しずつ少しずつ・・・
気持ちが悪くても胃が空になれば空腹感は襲ってくる。それなのにママはほんの少し変なジュースをくれるだけ。
はじめは「なんでそんな意地悪をするの?」という表情で泣きじゃくったが、一定の時間がくればまたそのジュースが運ばれてくることを悟るとぽくこは泣かずにじっと我慢して次の時間を待った。
以前の入院の時も思ったけれど、本当にこの子は我慢強い。
その後、一度も吐くことなく夜を迎え疲れ切ったのかぽくこはリンゴジュースを飲んだらコトリと寝た。
私の不注意でこんなことになって本当に可哀想なことをした。
後悔しても仕方ないけれど、ごめんねぽくこ。
いつものように早い朝を迎えたぽくこにミルクをあげていたら突然哺乳瓶をはね除けた。
ん?ゲップかな?と思って抱き起こした瞬間、ぽくこはたった今飲んだミルクを滝のように吐きだした。
一瞬の出来事で思考が停止しそうになったけれどとにかくぽくこの背中をさすって残らず吐き出させた。
たまたまかなぁ?と思ってしばらく時間をおいてから再びミルクをあげてみたけれど、全く同じような状況で吐きだした。
間違いない!嘔吐下痢症だ。
着替えさせたらすぐに病院を予約して病院に走った。
「子供の集まるところに行ったでしょ?」と聞かれて図星。
一昨日、歯が生えたぽくこの歯ブラシを買いに行ったら予想以上に随分と混み合っていたのだ。
こんなに人がいるところに居たら風邪もらいそうだなぁ・・と思っていたけれどそうなってしまった。
先生の指示通り、アクエリアスを少しずつ少しずつ・・・
気持ちが悪くても胃が空になれば空腹感は襲ってくる。それなのにママはほんの少し変なジュースをくれるだけ。
はじめは「なんでそんな意地悪をするの?」という表情で泣きじゃくったが、一定の時間がくればまたそのジュースが運ばれてくることを悟るとぽくこは泣かずにじっと我慢して次の時間を待った。
以前の入院の時も思ったけれど、本当にこの子は我慢強い。
その後、一度も吐くことなく夜を迎え疲れ切ったのかぽくこはリンゴジュースを飲んだらコトリと寝た。
私の不注意でこんなことになって本当に可哀想なことをした。
後悔しても仕方ないけれど、ごめんねぽくこ。
2009年1月3日土曜日
ママ!
これまでにもそれらしき「まま」はあったのだけれど喃語の「まんま・まんま」かなという微妙なものだった。
しかし今日、間違いなく姿が見えない私を捜してぽくこは「ママ!」と叫んで泣いた。
正月休み中のダンナさんがそばについているから安心して家事をしていた時、その声が聞こえた。
すぐに飛んでいくよりも前に感動で胸がいっぱいになってしまった。
生まれてからこれまでの間、沢山の呼び方で呼ばれてきたけれど『ママ』は初めてだ。
そして世界中で私をそう呼ぶのはぽくこだけなのだ。
そう思うとものすごい感動で動けなくなってしまったのだ。
生まれてからまだたったの8ヶ月しか経たないのに同じテーブルに着いて座り、ママと呼び、立ち上がろうとしている。
あぁ赤ちゃんって本当にあっと言う間に大きくなっていくんだなぁ。
気がつけばぽくこはもう赤ちゃんぽさがあまりない。
子供の成長に置いてけぼりにされそうだ。
しかし今日、間違いなく姿が見えない私を捜してぽくこは「ママ!」と叫んで泣いた。
正月休み中のダンナさんがそばについているから安心して家事をしていた時、その声が聞こえた。
すぐに飛んでいくよりも前に感動で胸がいっぱいになってしまった。
生まれてからこれまでの間、沢山の呼び方で呼ばれてきたけれど『ママ』は初めてだ。
そして世界中で私をそう呼ぶのはぽくこだけなのだ。
そう思うとものすごい感動で動けなくなってしまったのだ。
生まれてからまだたったの8ヶ月しか経たないのに同じテーブルに着いて座り、ママと呼び、立ち上がろうとしている。
あぁ赤ちゃんって本当にあっと言う間に大きくなっていくんだなぁ。
気がつけばぽくこはもう赤ちゃんぽさがあまりない。
子供の成長に置いてけぼりにされそうだ。
登録:
投稿 (Atom)